2026年6月29日(月)【わたしの箱庭日記】
土日が休みではなかったせいか、かなり疲弊している。
身体の芯が少し鈍い。
月曜日なのか、火曜日なのか、曜日の感覚もどこかあやしい。
休んだ記憶がないまま、次の仕事に入っている。
こういう時は、気持ちだけでどうにかしようとしても難しい。
頭ではまだやれると思っていても、身体のほうが先に止まりたがっている。
朝からずっと、どこかで横になりたいと思っていた。
何か大きな失敗をしたわけではない。
ただ、休みがなかったという事実が、じわじわと効いている。

今日の箱庭には、砂浜と水辺が大きく広がっている。
右側には青い水があり、たくさんの色の石が散っている。
赤や青や緑や紫の小さな光が、水の上に浮かんでいるように見える。
白い船もある。
赤いヒトデもいる。
左側には砂の広がりがあり、石がぽつぽつと置かれている。
灯台もある。
だるまもある。
焚き火もある。
にぎやかなのに、どこか静かだ。
見ていると、波打ち際に座ってぼんやりしたくなる。

波打ち際でゆっくりしたい。
本当にそう思う。
スマホの通知もなく、仕事のメールもなく、誰かの用件もない場所にいたい。
今は便利な時代なので、どこにいても仕事が追いかけてくる。
クラウドの資料も、チャットの通知も、こちらの都合など気にしない。
だからこそ、何も届かない場所への憧れが強くなる。
海辺でただ座り、波の音だけを聞く。
それくらいの時間がほしい。
何かを考えるためではなく、何も考えないための時間がほしい。

箱庭の中の水辺は、現実の海ではない。
けれど、今日の自分には十分だった。
青い場所と砂の場所の境目を見ていると、そこに休息の気配があるように感じる。
渡らなくてもいい。
泳がなくてもいい。
ただ波打ち際にいて、少しずつ疲れが抜けるのを待てばいい。
土日に休めなかった身体は、まだどこか仕事の中に残っている。
それでも、箱庭の中には小さな海ができていた。
今日はその海のそばに、自分の疲れを置いて帰る。
