ムーヴ (LA100):ウォーターポンプ交換
はじめに
今回作業したのは、LA100系ムーヴ。
ムーヴ?ムーブ?
どっちの方が伝わりやすいんでしょうか?
DAIHATSU MOVE です。
この年式のダイハツ車は、ウォーターポンプが壊れやすい印象。
異音も特徴があり、比較的判断もつけやすいです。
今回はウォーターポンプだけでなく
補機ベルト2本とウォーターポンププーリーも同時交換して、リフレッシュしました。
作業開始
エンジンルームの異音といっても、ベルト鳴きなのか、ベアリングなのか、エンジン本体なのか、原因はいろいろありますが
この年式のダイハツ車では、ウォーターポンプは一度疑っておきたいところ。
ベルト駆動の補機類は、ベルトを外してみると原因の切り分けがしやすいため、面倒くさがらずに一度外してみるのがおすすめです。
今回はいきなり作業から書いちゃいますけどね(笑)
まずは車をリフトに上げて、右フロントタイヤを外す。
そのあと保護カバー(?)を外すと、クランクまわりが見えるようになります。
ここまで見えるようになれば、いよいよ本格的に作業開始。
最初に、ウォーターポンププーリーのボルト4本を軽く緩めておきます。
ベルトがかかっているうちならプーリーが空転しにくいので、プーリー等のボルトは先に緩めておくと楽です。
補機ベルト外し
今回交換した補機ベルトは2本。
オルタネータ用
エアコン用
このうちエアコン用はストレッチベルト。
調整機構が無く、普通のベルトのように張りを緩めて外すことができないため、専用工具を使って脱着する必要があります。

もう1本は調整機構付きなのですが
オルタネータの奥側に調整機構があるので、リフトで上げてしまうとかなり上の方になってしまう。
この部分は車が下りている状態で、上から先に作業しておいた方が楽かもしれないですね。
補機ベルトの緩め、締めは電動ラチェットが超便利です。
ウォーターポンプ取り外し
ベルトを2本外したら、事前に緩めておいたプーリーを外し
その後、ウォーターポンプ本体を取り外します。
ウォーターポンプは4本のボルトで固定されていますが
そのうち1本が少し見えづらいです。
初見だと分かりづらいポイントですね。
その他、4本のうち1本だけ長いボルトがあるので、組み立てのときは注意。
事前にラジエータから冷却水を抜かなかった場合、ウォーターポンプを外すと1.5Lくらい冷却水が出てきます。
下に受けのバケツやオイル受けを用意しておくと良いですよん。
社外品と純正品の違い
今回社外品のウォーターポンプを使用しましたが、純正品と見比べると結構違いがあります。



純正品はちゃんと肉抜きがされていて、いろんな努力が垣間見えます(笑)
見えない部分ではあるけれど、こういう差を見るとちょっとした差が分かって面白いですね。
もちろん社外品も普通に使えますよ。
物によって製品寿命短かったりしますけどね。
プーリーも痩せる
今回はウォーターポンププーリーも同時に交換しました。

プーリーも使い込まれたものを点検すると、結構痩せているものがあります。
ベルトが当たる部分が少しずつ摩耗していて、新品と見比べると違いが分かりやすいです。
走行距離が長かったり、古かったりする車両は、こういう部分も見逃せません。
どうせここまで外すなら、まとめて交換しておいた方が安心感は大きいし、大した金額しないので、合わせて交換してしまう方が良いです。
組み付け

あとは逆の手順で組み上げていくだけです。
ウォーターポンプ取り付けの際に、ガスケットがずっこけないように注意。
ストレッチベルトの組み付けは少しコツがいりますが
そこ以外はそこまで難しい作業ではありません。
専用工具を使って、無理をせず組むのが大事です。
エア抜き
組み付けが終わったら冷却水を入れて、冷却水のエア抜きをします。
暖房を全開にして、じっくり待ちながらエアを抜いていきます。

最後のひと手間をかけてあげると、後々の安心感が変わります。

まとめ
今回は、LA100系ムーヴのウォーターポンプ交換を実施しました。
ウォーターポンプに加えて補機ベルト2本、とウォーターポンププーリーも交換しました。
作業のポイントとしては
最初にプーリーボルトを軽く緩めておくと楽
ストレッチベルトは専用工具が必要
ウォーターポンプ固定ボルトのうち1本が見えづらい
1本だけ長いボルトがあるので組み付け時に注意
ポンプを外すと1.5Lほど冷却水が出る
最後は暖房全開でじっくりエア抜きし、翌朝に冷却水量を最終調整
そんなに大掛かりな作業でも無いんですが、ミスがあると水漏れやエア抜き不足でオーバーヒートの原因にもなってしまいます。
一個一個確実に作業せなイカンですよ!
ほな、またね〜
