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『星間結婚』── 織姫ず圊星

本文 箄 2500 文字 ショヌトショヌト


䞃倕物語
倩の川のそばに、機織はたおりの䞊手な織姫がいたした。
織姫は毎日たじめに垃を織っおいたしたが、寂しそうにしおいたため、倩垝は倩の川の向こう岞にいる牛飌いの圊星ず出䌚わせたす。
二人は恋に萜ち、結婚したした。ずころが、仲が良すぎお織姫は機を織らず、圊星も牛の䞖話をしなくなっおしたいたす。
怒った倩垝は二人を倩の川の䞡岞に匕き離したした。しかし、悲しむ二人を芋お、䞀幎に䞀床、䞃月䞃日の倜だけ䌚うこずを蚱したす。
それが䞃倕の倜です。

あれから玄1300幎、圊星ずは幎に䞀床しか䌚えおいない。

時代は進み、今では機織はたおりなんお䌝統工芞品でしかない。私の織物も卞業者からは「確かに織姫様の織物は玠晎らしいです。しかし、䞀人で織るのには限界があるのではないでしょうか」ずこずあるごずに蚀われおいた。

圊星も䞀介の牛飌いだ。
圓初は牛を育おれば生きおいけたが、珟代の畜産は高床なプラットフォヌム化が進み、個人で牛を育おるだけでは倪刀打ちできない時代になっおいた。

倩垝は圊星に幎に䞀床しか䌚わしおくれない。
結婚しおいるにも関わらず、だ。
ほんずうに時代錯誀も甚はなはだしい。
そんな生掻をしおる既婚者は宇宙を探しおも私達だけではないだろうか。

それでも、圊星ぞの思いは1300幎前ず倉わらなかった。いや、それ以䞊に䌚いたいず思う時間が長かったからか、ずっず䞀緒にいたいずいう思いは倧きくなっおいたかもしれない。

そもそも距離が離れ過ぎおいる。
私達の間には16光幎ずいう途方もない距離が開いおいた。光の速床で移動しおも到着には16幎かかる。
幎に䞀床䌚えおいるのも奇跡なくらいだ。
それは倩垝の超垞の力のおかげなので、䞀応そこには感謝はしおいる。
すべお倩垝のマッチポンプだずしおも  。

織姫はここ50幎取り組んでいたこずがあった。
独自ブランド「ORIHIME」は織姫が蓄えた技術の粋すいをあげお䜜り䞊げた。機織の垞識を芆しながらも、確かな技術、品質が裏付けされおいた。
瞬く間に党宇宙で䞀倧ムヌブメントを巻き起こし、「ORIHIME」を所有しおいるこずがステヌタスずしお扱われるようになった。

織姫はもう自分で機織をしなくなっおいた。
自分の技術は党お専属の機織り垫に䌝え、圌らを軞ずしお䌚瀟が回るようにしおいたのだ。
1300幎前は織物を䜜るこずしかできなかった自分が䌚瀟経営に才があったなんお。やっおみないずわからないものだず振り返り思った。

今幎こそ、倩垝ず話を぀けよう。
圊星ず、幎に䞀床ず蚀わず、ずっず䞀緒にいられるようにず。


今幎の䞃月䞃日、倩垝が織姫を迎えに来た。

「倩垝様、今幎もありがずうございたす」

「それでは、早速だが倩の川に移動するかの」

「その前に少しお話しがありたしお  」

「話ずな」

「立ち話も䜕ですから、私の事務所に来お䞋さい。すぐそこなので」
二人は事務所に移動した。

「これは  立掟な建物だのう」

「ありがずうございたす。事業が成功したしお居を構えるこずができたした」

「で、話ずはなにかね」

「はい。1300幎前、私ず圊星は働かずに2人でずっず過ごしおいたした。そしお、それを芋かねた倩垝様の怒りに觊れたした。しかし、今では私も事業䞻ずなりたした。働かずずも暮らしおいけるだけの仕組みを䜜り、莫倧な富もありたす」

「この様子からするず、そのようだの」
倩垝はあたりを芋おそう蚀った。

「お願いがありたす。これたで、私ず圊星は幎に䞀床しか䌚えたせんでした。それはずおも  ずおも蟛かった  。ずっず䞀緒にいようず話しおいたのに、倩垝様は私達を匕き裂いたのです」

「それはそなたらがずっず䞀緒にいるせいで働かなかったからであろう」

「そうでしたが、今は違いたす。私は莫倧な富を手にいれたした。私がいなくずも事業が続くようにしたした。これから䞀生働かなくおもいいように぀くりあげたのです。これからは圊星ずずっず䞀緒に居させおください」
織姫は力匷くそう蚀い、頭を䞋げた。

「そうか  これから先どんなこずがあっおも、ずっず䞀緒になるがよいのか」

「はい 構いたせん」

「分かった  圊星もそうしたいずいうのであれば考えおみよう」

「ありがずうございたす」
織姫はずっず頭を䞋げたたただった。


倩垝ず織姫は圊星の䜏む星に移動した。

そこには驚いた顔をした圊星がいた。
「織姫 どうしおここに」
溢れんばかりの笑顔で織姫を出迎えた。

「倩垝様にお願いしお連れお来おもらったの」
織姫も笑顔で答えた。

「今幎もい぀もの倩の川で埅ち合わせかず思っおたよ」
織姫の代わりに倩垝が答えた。

「そのこずなのだが、圊星よ。織姫から申し出があっおな。これからはそなたずずっず䞀緒に居たいず申しおおる」

圊星は織姫を芋た。
「そうなの、圊星 私、頑匵ったの 䞀緒に暮らしおいくだけの富を築いたわ あなたさえ良ければ、これからは䞀生䞀緒に過ごしお欲しいの」

「もちろんだよ、織姫 なんお玠晎らしいんだ たるで倢の䞭にいるようだよ」

「そうか、そうか。2人の合意があるのであればよろしい これからは䞀緒に過ごすがよい。私も申し蚳ないずは思っおいのだ。だから幎に䞀床、特別に蚈らっおいた。これからは必芁なさそうだがな」
2人を芋おいた倩垝は目を现め笑みを浮かべながらそう蚀った。

「これでもう䌚うこずもないかも知れんが、これからはお互いを支え合い暮らしおいくのだぞ」

「はい」
織姫ず圊星は頭を䞋げお、倩垝を芋送った。


「あぁ䞀晩以䞊、あなたず離れずに過ごしたなんお䜕幎振りでしょう」
「織姫、ありがずう。君のおかげだよ。これからはずっず䞀緒にいよう」
こうしお日付が倉わり、2人で過ごす久しぶりの、本圓に久しぶりの䞃月八日が始たった。
織姫は満たされおいた。1300幎分の我慢ず頑匵りが党お報われたように感じた。
2人は寝るこずを惜しんで、再開を分かち合った。




・・・



あれから、100幎が過ぎた。
最初は出䌚ったあの頃のように毎日話し、色々なずころに出歩いおは幞せを噛み締めおいた。
毎日が倢芋心地だった。

50幎経ったころか、もう少し前か、埐々に関係性は良くない方に流れおいったように思う。

今はどうだろうか。
あの頃ずは違う感情が心にあるこずに織姫は気づいおいた。

ずっず䞀緒に居られるこず。
ずっず䞀緒に居なければならないこず。

蚀葉ずしおは少しの違いだが、気持ちずしおは党く違っおいた。

これたでで100幎だ。
そしおこれからも日々は続いおいく。

䞀幎に䞀床䌚っおいた頃を思い出した。
あの頃は䞃月䞃日が埅ち遠しかった。
圊星に䌚いたかった。
それだけで䞀幎間を頑匵るこずが出来た。

人ず人には䞁床よい距離感ずいうのがある。
私ず圊星には16光幎が䞁床よかったのかもしれない。

[了]



⏬いたちさんの蚘事を読みたした。

ベガずアルタむルが16光幎も離れおいるずいうこずに驚きたした😳

幎に䞀床、織姫ず圊星がどうやっお逢瀬しおるのかなず思ったら、
こんなショヌトショヌトになっおたした🀭

楜しんでいただけたらずおも嬉しいです☺✚

いちごいぬ🐶



2026/07/13 コングラをいただきたした

みなさた、ありがずうございたす☺
#小説 #創䜜 でコングラボヌドをいただきたした✚
AIなし、完党自䜜の創䜜䜜品でいただけるず
本圓に嬉しいですね😌

やったヌ
やった、やったヌ

#小説 #ショヌトショヌト #創䜜 #䞃倕 #織姫 #圊星 #星間結婚 #いちごいぬ


スキ・フォロヌいただけるず、ありがたいです☺


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