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ビビらずに61歳起業。生成AIを信じすぎず、固定費ほぼ役員報酬だけで回す一人組織

2025年6月末に、長年身を置いてきた組織を離れ、同年10月に法人を立ち上げました。
いわゆるソロプレーナー(一人で回す組織)という形です。

組織を離れて約8ヶ月。起業してからは4ヶ月ちょっと。
派手な話は何もありませんが、毎日は淡々と、ちゃんと回っています。

正直に言うと、まったくビビっていません。
理由はシンプルで、生成AIをこの2年間、ほぼ毎日、1日数十〜100回ペースで使い続けてきたからです。

ChatGPT、Grok、Claude、Gemini。
毎日ガンガン使って、失敗も笑い話も山ほどありながら、
気づけば生成AIは「便利な道具」ではなく、
一人で意思決定し、動かすための相棒になっていました。

いまは、生成AIを活用したマーケティング支援を企業や個人に提供したり、
生成AI研修の講師をしたりして、きちんと収入源にもなっています。

固定費は、ほぼ自分の役員報酬と生成AIの課金、
それに顧問の弁護士と税理士への最低限の報酬だけ。
オフィスなし、社員の人件費なし、
固定費は最低限。

……と言いつつ、「今後は大きな投資はしない」と決めた直後に、
AI製薬系の株を買ってしまったのは内緒です。
まあ、人間だもの(笑)。

この記事は、
組織の中で意思決定をしてきた人間が、
いまは一人で意思決定する立場に立って感じていること
を、
そのまま書いた記録です。



1. なぜ2025年6月末に組織を離れ、10月にソロプレーナーになったのか

組織にいた頃、肩書きだけ見れば社長でした。
ただし、ドラマに出てくるような英雄的な経営者ではありません。

やっていたのは、
組織を回し、数字を見て、人に気を配り、
判断して、責任を取り、また次を決める。
いわば「よくある組織の意思決定」を、静かに続ける毎日でした。

だからこそ、60代の直前になると、
この先の人生を、どんな単位で引き受けるのかを、
そろそろ本気で考えざるを得なくなりました。

組織の中で判断し続ける人生なのか。
それとも、判断の単位を「自分一人」に戻すのか。

そんなタイミングで、生成AIに出会いました。

最初は正直、
へえ、ChatGPTって便利だな、
その程度の感覚です。

でも、毎日触るうちに、はっきりわかってきた。
これは、大きな組織よりも、小さな意思決定単位と相性がいい道具だな、と。

マーケティングの現場で培ってきた知見。
組織のトップとして身についた判断の癖。
人を見て、空気を読み、言葉を選ぶ感覚。

それらを生成AIと組み合わせたら、
組織を通さずに、価値を形にできると思えました。

組織にいるままだと、
どうしても合意形成や前提確認が先に来る。
それが悪いわけではないけれど、
試す速度はどうしても落ちます。

そこで腹を決めました。
ビビる理由はない。
一人で判断し、一人で責任を取る形に戻そうと。

2025年6月末に組織を離れ、10月に法人設立。
書類の下書きも、方針整理も、まずAIと対話しながら進めました。

結果、
組織運営に必要だった固定費はほとんど消え、
意思決定のスピードだけが残りました。


2. 起業直前の衝撃:生成AIは「組織向け」より「個向け」だった

(※ここ以降、内容は同じ。文脈だけ自然につながるよう微調整)

組織を離れる少し前。
生成AIを本気で触り始めた頃の話です。

試しに、こんな指示を出してみました。

Pythonで、指定したURLから画像を自動ダウンロードして、
フォルダ整理までやるスクリプトを作って。

返ってきたコードを、半信半疑でコピペして実行。
エラーなし。普通に動く。

その瞬間、確信しました。
これは、承認フローよりも、即断即実行と相性がいいと。


3. 生成AIとの距離感が変わった理由(組織思考から個の思考へ)

生成AIが話題になってから、
AIを使えば一気に変われる、
乗り遅れたら終わりだ、
そんな言葉をよく見かけるようになりました。

でも、毎日使っていて感じるのは、少し逆です。

実は、生成AIとの付き合い方も、この2年でかなり変わりました。
使い始めた頃は、
「かっこいいプロンプト」を作ることに、かなりの時間を使っていました。

どう聞けば賢く返ってくるか。
どう指示すれば組織っぽい資料になるか。

でも今は、違います。
構えず、狙わず、
気ままに会話するような距離感になりました。

これは、
組織の論理から離れて、
個の判断に戻ったからだと思っています。


4. 一人で回す組織だからこそ、AIが効く

マーケティング支援の現場では、
昔なら組織で1週間かかっていた提案整理も、
いまではNote記事レベルなら、だいたい1時間で形になります。

これは能力の問題ではありません。
意思決定の単位が小さくなっただけです。

固定費を増やさず、
判断を自分で引き受ける。

この形と生成AIは、驚くほど相性がいい。


5. 生成AIを「組織の正解装置」にしない

正直に言うと、
生成AIを「組織の正解装置」みたいに扱い始めた瞬間、
それはもう使いこなせていないと思っています。

AIは、
合意を作る道具ではありません。
判断を代行する装置でもない。

問いの質を、そのまま返してくる鏡に近い。

だから、
組織が決めたから正しい、
AIが言ったから正しい、
そのどちらも危うい。

最後に決めるのは、
いつだって人間です。


おわりに

生成AIは、
大きな組織にも、小さな組織にも使えます。

でも、
一人で引き受ける覚悟がある人ほど、
その真価を実感しやすい

早く始めた人を特別扱いしないし、
遅く始めた人を見下しもしない。

思いついたその日が、
いつも最適な開始日です。

まずは生成AIに、一つだけ聞いてみてください。
これまでの自分の経験、
組織を通さずに、いま何に使えると思う?と。


あなたは、生成AIを
「組織の判断を早めるため」に使っていますか?
それとも
「自分で決めるため」に使っていますか?

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