18歳で「評価関数」の重みが変わる――受験、英語、遊びを「時間配分」から考える ※夏季休業中の投稿

人生を考えるとき、私が最近とくに重要だと思うのが「時間の配分」である。

もちろん、人間の人生は時間だけで決まるわけではない。遺伝、家庭環境、所得、地域、健康など、自分で選択できない条件は存在する。

それでも、ある程度選択可能な領域について考えれば、

何に、どれだけの時間を使ったのか

は、その後の能力と選択肢を大きく左右する。

だから教育を考えるときも、「どの学校に合格するか」だけでは不十分である。

そのために何時間を使い、その結果として何を学ぶ時間を失うのか。

教育には常に「時間の機会費用」が存在する。

そして、この問題を難しくしているのが、人生の途中で評価関数の重みが変わることである。

「評価関数」とは何か

ここでいう「評価関数」は数学的な厳密概念ではなく、比喩である。

ある場面で、

学力、

知識、

正確性、

主体性、

コミュニケーション能力、

専門性、

リーダーシップ、

創造性、

協働能力、

といった複数の能力のうち、何に大きな評価ウェイトが置かれているかを指している。

重要なのは、人生の段階が変わるたびに、それまで必要だった能力が突然不要になるわけではないことである。

「受験では学力、就活ではコミュニケーション、管理職ではリーダーシップ」と単純に切り分けられるものではない。

正確には、

評価される能力の組み合わせと、その重みが変わっていく。

ということである。

このように定義したほうが現実に近い。

高校まで成功した戦略が、そのまま大学以降の最適戦略とは限らない

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