「また来ます」で終わらせない!サロンのリピート率を劇的に上げるシンプルな考え方
サロンを経営していると、誰もが一度は直面する悩みがあります。
「新規の予約は入るけれど、2回目の予約に繋がらない」 「数回は来てくださったのに、途中で来店が止まってしまった」
新規リピート率や既存リピート率の低さに頭を悩ませているオーナーさんは少なくありません。
どうすれば、お客様に「また来たい」「ここに通い続けたい」と思っていただけるのか。今回は、私が日々のサロンワークで実践している、リピート率を劇的に上げるためのシンプルな考え方をお伝えします。
結論から言うと、リピートを生む方程式はこれだけです。
「お客様の現在地」を伝え、「理想の姿」をイメージしてもらい、その「ギャップ(差)」を埋める手段として自分のサービスを提示する。
これだけだと少し抽象的に聞こえるかもしれないので、具体的な例を挙げながら分かりやすく解説します。
1. 「10キロ痩せたい人」の頭の中をのぞいてみる
例えば、あなたのサロンに「この1年間で10キロ太ってしまった」というお客様がカウンセリングに来たとします。
健康診断の結果も良くない、見た目も気になる、今まで着ていたお気に入りの服が入らなくて新しい服を買い直さなければいけない。本気で「何とかしたい!」と悩んでいます。
この方の【現在地】と【理想】を整理してみましょう。
現在地: 1年で10キロ増、健康状態も見た目もマイナス、服が入らない
理想: 10キロ痩せて元の姿(それ以上の綺麗な姿)に戻りたい
※ただし「激しい運動はできるだけしたくない」という条件付き
ここで大切なのは、まずお客様自身に「理想のイメージ」を明確に描いてもらうこと。そして、プロであるあなたが「今の現在地」を的確に伝えることです。
理想と現在地がはっきりすると、そこに大きな「ギャップ(差)」が生まれます。
実は、この差を埋めるための手段こそが、あなたの提供する「サービス(施術やメニュー)」なのです。
「10キロの差を、運動なしで綺麗に埋めるために、当店の骨盤矯正(または痩身エステ・食事サポートなど)が必要なんです」
このように繋げて説明されるからこそ、お客様は「だから私はこのサロンに通う必要があるんだ!」と納得し、リピートしてくださるようになります。
2. なぜ、目的地のないカーナビは動かないのか?
もう一つ、身近な例で考えてみましょう。車に乗る方なら必ず使う「カーナビ」や、乗り換え案内アプリ(ナビタイムなど)の仕組みと同じです。
例えば、私が静岡駅から東京の「国際展示場(ビッグサイト)」へ行こうとした時のことです。 「国際展示場に朝9時半に到着したい」という【目的地(理想)】をアプリに入力します。
すると、アプリは現在の場所【現在地】をGPSで捉え、その差を埋めるためのルートを瞬時に弾き出してくれます。
「静岡駅から7時30分発の新幹線に乗り、品川駅で山手線に乗り換え、大崎駅からりんかい線に乗れば、9時半に国際展示場に着きますよ」
ルート(手段)が明確に分かったからこそ、私は迷わず新幹線の切符を買い、電車を乗り継いで移動することができました。
サロンのカウンセリングも、これと全く同じです。
目的地(理想)を入力しないと、ナビは動きません。
現在地が分からないと、どのルートで行けばいいか決まりません。
お客様の「目的地」を一緒に明確にし、プロの目から見た「現在地」を正しくお伝えする。そして、「目的地に一番安全に、早くたどり着くためのルートが、私のサロンのサービスです」とナビゲーションするのです。
3. 明日からのサロンワークでやるべきこと
リピート率が上がらずに悩んでいるサロンの多くは、この「ナビゲーション」が不足しています。
現在地や理想を深く共有しないまま、「次回の予約はどうされますか?」「3回セットの回数券がありますよ」と手段だけを売ろうとしてしまうため、お客様は「売り込まれた」と感じて離れていってしまうのです。
リピート率を上げるために、明日からのカウンセリングで次のステップを意識してみてください。
お客様の話をじっくり聞き、ワクワクする「理想のイメージ」を明確化する
プロの視点で、お客様の「現在の状態(課題)」を客観的に伝える
そのギャップを埋めるために「なぜ私のサロンのサービスが必要なのか」を分かりやすく説明する
これだけで、新規リピート率も既存リピート率も間違いなく上がっていきます。
お客様が迷子にならないよう、あなたが最高のナビゲーターになってあげてくださいね。
noteでは個人サロン経営に役立つ情報を発信しています。
「自分の今の状態を整理したい」「次に何をやればイイのか。課題を明確にしたい」
このように考えている方にはZOOM個別診断も用意しています。詳しくは以下の記事をご参考にして下さい。
