雑巾がけと洗濯の日々から始まった私のエステティシャン人生【サロンカウンセリング①】
こんにちは。
8月も後半に入りましたね。
暑い時期は日中あまり外に出ないようにして秋以降に向けて体制を整えるようにしています。最近は防災点検が日課です。
スクールではエステサロン、整体サロンオーナーの対応が多いです。話を聞いていると、色々と気づくことがあります。多くの方にとって必要なのが「カウンセリング」ではないかな、と思っています。
現在は、有益そうに見える情報が無料でも手に入る時代です。ここでは表面的なテクニックではなく、私がどのようにカウンセリング(セールス)と向き合ってきたか、どういう道をたどってきたのか、今はどのようにやっているのか、を実際の話を元に書いていきます。20年分くらいの話になるため長編になるかと思います。少しずつ書いていこうと思います。サロンオーナー、これからサロン開業を予定されている方、セラピストの方のお役に立てば嬉しいです。
今回は私が大学を卒業して大手エステサロンに就職した2006年の話になります。
最初の配属先は埼玉の川口
大学時代を過ごした茨城県水戸市を離れ、さいたま市へ。
最寄り駅は南浦和。
配属先は川口店になった。
JR京浜東北線で8分ほど。
最初は掃除、チラシ配り、先輩の補助、お客様との会話がメインでした。
時間がある時は施術レッスンをしていました。
川口店は日本全国にあるサロンの中でもとても小さい規模でした。
2人の先輩と、私を含めた新人3人。
派手さはなかったけど、毎日が新鮮で楽しかったと今は思います。
突然の閉店発表
しかし、そんな日々は長く続きませんでした。
新人歓迎会が開かれたと思ったら、その場で川口店の閉店が告げられました。配属から3週間。ようやく慣れ始めたとお別れです。私の次の配属先は同じ埼玉県の大宮店でした。
軍隊のような毎日
大宮店は川口店とは違い部屋数、お客様数が多く初日から忙しかったのを覚えています。
部屋は7部屋、スタッフ数も7名だったと思います。
朝9時前に出勤。部屋の掃除をして先輩にチェックを依頼。大丈夫であれば施術レッスン。遅れた場合は無し。10時30分から営業開始。平日は21:00まで営業(水曜は22:00)。土日祝日は10時から19時営業だったと思います。
4人の先輩、3人の新人というスタッフ構成でした。
後から知るのですが、大宮店の店長は、新規入会率が全国1位の凄腕カウンセラーでした。私は後にこの方から多くを教わることになります。
とは言え私は新入り。ひたすら掃除、アシスタント業務をやっていました。
混雑している時は休憩もなく、控室のロッカーに行けるときに少しずつごはんを食べるような状態でした。
6人の女性に対して、男性は私ひとり。
当時は周りの男性から羨ましがれましたが、実際はそんな華やかなものではなく、毎日のように怒られていました。
膨大な洗濯、目まぐるしくご来店されるお客様。はじめのうちはお客様のお名前と顔が一致しないため本当に苦労しました。運動部のような毎日。厳しい先輩。エステティシャンというより軍隊に入ったようなイメージでした。
『今に見ていろよ』と心に誓う日々
出勤してから掃除。施術にもなかなか入れない。男性スタッフNGのお客様もいる。洗濯、洗濯、洗濯。閉店が近づいたら掃除。こんな日々が続いていました。他の2人の同期は施術に入ることも増える中、私は雑巾がけ。『この姿を両親や祖父母が見たらどう思うだろうか?』と考えると涙がにじんできました。
エステティシャンの世界は学歴よりも実力がものを言う世界だと感じました。初期の頃はエステスクール卒業の同期のほうが圧倒的に先を進んでいました。
私は、4年生大学で健康、スポーツについて学んできたものの、エステ機器の取り扱いや施術テクニックにおいては経験がほとんどありませんでした。スタート時点では不利だったと思います。ただ、ないものを数えていては仕方ありません。トップになるために入社したのです。『今に見ていろよ。お前ら全員抜かしてやるからな』と心に誓い、目先のやるべきことを積み重ねていきました。
サロンの役に立ちたい
異動から4か月ほど。サロンの一員として毎日を送っていると見えてくるとものがあります。どうやら先輩たちが目指しているのは「売上目標」だな、ということがわかってきました。
売上はエステコース契約額と商品販売額の合計で決まります。毎月売り上げ目標に対してどれくらい達成できたか数値化されます。私はひとりの施術者という面もありつつ、経営者目線でも考えていました。『コレもうちょっと何とかできるのでは・・・』そう思っていました。
『もっと売上は上げられるはず』
私の眼にはそう映っていました。
『俺もサロンの役に立ちたい』
という情熱が沸き上がってきました。
まだ全ての技術も習得していない状態。それでも売上目標達成に関わりたい、という思いから営業・販売の勉強を始めました。
その思いを店長に伝えると・・・
(つづく)
