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マガジン特別編「女子枠論文を読んでみた」

 気になる論文を見かけました。

( https://x.com/hyoko_UT/status/2069966049492242564 より引用 )

 日本のアカデミアとりわけ物理・工学分野で推進されている「女性限定公募/女性優先採用(※論文内ではDirect Affirmative Hiring for Women=【DAHW】として略記されている)」を、現場の大学教員たちはどのように評価しているのかを調べた論文です。

 SNS上では「まーた結論ありきのポリコレリベサヨうんこWOKE論文か……」「どうせ女子枠推進って結論なんだろ? 差別をやめろ」などと厳しいコメントが寄せられていて、私もどうせそんな話なんだろうなあという先入観がなかったといえば嘘になるのですが、しかし読まずに云々するのもそれはそれで違うかなと思ったので、読んでみることにしました。

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 この論文は基本的に2024年6月から7月にかけて行われた半構造化インタビューで構成されていて、日本のトップレベル国立大学6校に所属する、数学・物理・工学・情報系の教員20人がインタビュー対象となっています(女性15人・男性5人)。その多くは教授・准教授以上の職位であり、すでに安定したキャリアを得ている人たちです。

 個人的には「このデザインで査読通るんかい(学部生の卒論かよ)」と思わないでもないし、もっといえば自分はSTS(※科学技術社会論)という学問分野のことをあまり良く思っていないというか、言葉を選ばずいえば大変に胡散臭い社会学のイデオロギッシュな感想文が科学の顔をしてまかり通っているだけの分野ではないかという疑念をかねてより抱いているのですが、私がそう考えるようになった経緯については話せば長くなるし今日の記事には関係ないのでここでは割愛します。

 前置きが長くなりそうなのでこのくらいにして、さっそくですが読んでみておおよそ以下のような話が書いてあったので、まずは要約しておきたいと思います。

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