白饅頭日誌:8月23日「ダイウィズゼロの精神や!」
先日、こんな記事を読みました。
元プロ棋士の投資家として知られる桐谷広人さんが前立腺がんと大腸がんを患い「意地を張らずに、もっと現金を使ってご馳走を食べたり、温泉にでも行ったりすればよかったな」と、自身の金銭観や生活観の心境の変化を率直に語ったインタビュー記事です。
──10月に77歳になり喜寿を迎えられます。大きな病気をされてご自身の金銭感覚に変化はありましたか?
2013年にバラエティ番組『月曜から夜ふかし』に初めて出ましてね。そこで「株主優待で生活してる」と言ったら、世間から「優待だけで生活できるわけない、嘘だ」ってたくさん言われたんです。それで意地になっちゃって。意地でも株主優待だけで暮らしてやろうと、それ以降は、全然現金を使わない生活をしてたんです。
プロ棋士を辞めた直後、リーマンショックなども重なって、私には、本当にお金がない時期がありましてね。配当金だけでは家賃が払えなくて、優待でもらったクオカードを金券ショップで売って家賃の足しにしていたこともありました。その時は本当に優待と配当だけで生活していたんです。
ただ、テレビで“株主優待で暮らしている人”として有名になってからは、本当にお金を使わない生活を見せなきゃ、とう思いが強かったです。大好きな『かに道楽』も、優待がないから自腹では一度も行きませんでした。「現金を使ってくれ」と言われたテレビのロケの時だけは仕事だから現金を使いましたけど、それ以外は徹底して現金を使いませんでした。
でも、こうして、がんになってみると、「意地を張らずに、もっと現金を使ってご馳走を食べたり、温泉にでも行ったりすればよかったな」って少し後悔しています。これまでは、地方に講演にいっても、あまり観光せずにすぐに帰ってきていましたので。
元気だったし、自転車でビュンビュン飛ばして走っていましたから、自分に寿命があるなんて思っていなかったんです。ずっとこのまま元気で暮らせると思っていた……。今回の病気で、人生には限りがあるんだなって分かったから、それはそれで勉強かなと思っています。
(2026年7月27日)より引用
https://money.diamond.jp/articles/-/513
まあなんていうか半分くらいはテレビのせいで「お金を使わない暮らし」を意固地になって続けてしまった部分はあるとは思うんですが、とはいえ「意地を張らずに、もっと現金を使ってご馳走を食べたり、温泉にでも行ったりすればよかったな」という言葉には色々と考えさせられるというか、他人事で済ませず自戒しないといけない話だなとは思います。
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