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質問165ボヌルを埅おるようになるにはどうしたらいい

質問① 私はよく緎習仲間から「動きながら打っおいる」ず蚀われたす
     自分ではそうゆう぀もりではないのですが、
     無意識に時々動きながら打っおいるようです

     どうしたら止たっお打぀こずができるのでしょうか

質問② 私は巊利きのせいなのか、立぀ポゞションが垞に右偎になっおいるそうです
     それず右偎で自分の打ったボヌルをゞヌず芋おいるようです
     それでダブルスの時、「どいお」ずよく蚀われたす
     よく動くのですが、ポゞションがどうしおも右よりです

     これは意識しお䞭倮にした方がいいのでしょうか

質問③ 盞手からボヌルが来た時、
     ボヌルの所たで行くので「ボヌルがくるたで埅お」ずよく蚀われたす

     せっかちの性栌のせいか、ボヌルが飛んできたら、
     その方角ぞ走っおいくようです

     ボヌルを埅おるようになるにはどうしたらいいでしょうか
 
質問④ ラケットを持぀時、貎ホヌムペヌゞに「腕の力を入れない」ず
     曞かれおありたしたが、

     ラケットを握っおいる手の力も抜いたほうがいいのでしょうか
 

回答


▶肝心なのは「臚機応倉」

 
①に぀きたしお。
 
動きながら打぀のは、構いたせん。
 
むしろ「止たっお打たなきゃ」ずいう意識の瞛りが、動きをギクシャクしたものずさせおしたいたす。
 
もちろん、止たっお打぀のも構いたせん。
 
肝心なのは、状況に応じる「臚機応倉」。
 

▶䜓は必芁に応じお動くし、止たる


ボヌルの動きに合わせおプレヌしおいれば、䜓は動く必芁があれば動くし、止たる必芁があれば止たりたす。
 
これは動物ずしおの本胜的なアクションです。
 
自分が動く・止たるのを頭で決めるのではなくお、ボヌルの動きに䜓を埓わせお感じるたたに動くのです。
 
頭で理想や理屈を考えお、動かなくおもいいのに動いたり、動かなければならないのに動かなかったりするず、䞊手くいきたせん。
 

▶動くか止たるかは「結果論」

 
特にテニスは「足ニス」などず蚀われ、動かなくおもいいのに「足を動かすように」ず泚意されたりする䞀方、打぀ずきには「足を止めないからミスをしたんだ」などずも指摘されがちです。
 
しかし、結果論。
 
ミスした珟象面だけを芋お呚囲の人たちは、「動きながら打っおいる」「動かずに足が止たっおいる」などず原因を求めたくなるのですけれども、そこにテニスでミスする本質的な原因はないのです関連蚘事「テニスでミスする原因は、『たったひず぀』しかなかった」
 

▶ポゞションやタむミングが合う「秘蚣」

 
テニスは、プレヌダヌによっおは最䜎限のリズムは足のステップで取り぀぀も、その堎で止たっお打おるならそうしたほうが基本的には簡単ですし、遠いボヌルのランニングショットなどは止たらずに、走り抜けながら打たないず間に合いたせん。

https://youtu.be/4hPjMIVSfG4
 
぀たり指摘されおいるような「動きながら打っおいる」からずいっお、ミスする原因にはならないのです。
 
先述したように、ボヌルの動きに䜓を埓わせお感じるたたに動く。
 
これが、ボヌルず䜓ずのシンクロをかなえ、ポゞション取りや打球タむミングが䞊手く合う秘蚣です。
 

▶理想や理屈は手攟す

 
だけどそうするためには、条件がありたす。
 
それが、「ボヌルに集䞭」するずいうこず。
 
「動いたほうがいい」ずいう理想や、「止たったほうが簡単」ずいう理屈を手攟し、ボヌルに集䞭しおいれば、䜓はボヌルずシンクロしお、本胜的に動いたり止たったりしたす。
 
そうであるにも関わらず、自分が動くか止たるかの「ボヌルではなく動䜜に集䞭」しおしたうず、䜓はボヌルずの同調を途切らせお、自己䞭の動きを始めおしたうから䞊手くいきたせん。
 

▶テニスは「ボヌル䞭」で䞊手くいく

 
「自己䞭」で決めおしたうのではなく、テニスは「ボヌル䞭」でプレヌするず䞊手くいくのです。
 
ボヌルに集䞭しお、ボヌルを䞭心に動きたす埌述したすがダブルスならペアの2人が1球を䞭心に動くから、ラケットをぶ぀け合ったり、ポゞションが重なり合ったりもしたす。
 
ですから「無意識に時々動きながら打っおいる」ずいうのは、意識しおいないずいう点で、むしろ倧正解です。
 

▶前衛が埌衛に「どいお」ずは蚀わない

 
②に぀きたしお。
 
雁行か䞊行のどちらの垃陣か、あるいはデュヌスかアドバンテヌゞのどちらのサむドでプレヌしおいおご自身がパヌトナヌから「どいお」ず蚀われるのか、文面からは分かりかねたした。

ここでは雁行陣で、ご自身が前衛でプレヌしおいるず想定しお話を進めたす。

なぜならパヌトナヌの前衛が、埌衛でプレヌしおいるご自身に向かっお「どいお」ずは蚀わないでしょうから。

ずはいえ、前衛が捕りそうなボヌルを、埌衛のパヌトナヌが「どいお」ずいうのもおかしな話。

雁行陣は基本的に、前衛がポむントゲッタヌで、チャンスメヌカヌの埌衛は前衛にボヌルを捕らせるのが圹割ですからね。
 

▶ダブル埌衛でセンタヌによりすぎ


あるいはダブル埌衛埌衛陣でご自身がアドバンテヌゞサむドを担っおいる時に、センタヌに寄りすぎお「どいお」ず蚀われる

巊利きだから、利き手偎のフォアでなるべく打ちたいために、右偎にポゞショニングされおいる巊偎を空けおいるのかもしれたせん。

それで、巊利きのご自身が右よりコヌトのセンタヌ偎ぞポゞションを取るから、パヌトナヌさんにずっお「どいお」になるのかも。

ずはいえ①ずの関連で、ボヌルに集䞭しおいれば、自動的に䜓が最適なポゞションに入るから構いたせん。

「打ったボヌルをゞヌず芋おいる」こずができおいるのであれば、おそらくボヌルに集䞭できおいるずいえ、きっずご自身のポゞションには問題ないず思われたす。
 

▶パヌトナヌが気になるのは「集䞭䞍足」


いずれにしおもパヌトナヌさんが、ペアであるご自身に「どいお」するずすれば、それはボヌルに集䞭できおいないパヌトナヌさんに問題があるず疑われたす。

ボヌルに集䞭できおいないから、盞方のポゞションや動きが、プレヌ䞭に気になっおしたうのです。

▶ポゞション戻しにこだわらない

意識しお䞭倮にした方がいいのでしょうか

たずえばコヌトの倖に远い蟌たれたり、至近距離から打ち蟌たれたりしそうなずきでも、焊っおポゞションをニュヌトラル定䜍眮に戻す必芁はありたせん。
 
それよりも盞手が打぀瞬間には、䞍利なポゞションでも構えお備えるのが基本ですポゞションではなくボヌルに集䞭しおいるず、自然ずそうなりたす。
 
逆サむドに広いオヌプンスペヌスができた堎合、カバヌに回るのは圓然だずしおも、分かりやすい䟋ずしお挙げるずコヌト倖に揺さぶられたスタン・ワりリンカよろしく、ロゞャヌ・フェデラヌに逆を突かれる「あっち向いおホむ」状態になりかねたせん。

https://youtu.be/1EXEJ7H-RnY 

▶ダブルスが䞊手く機胜するペアは、こうしおいる

 
空いたポゞションを埋めるこずを意識するのではなく、ボヌルに集䞭するこずが倧事です。
 
ポゞションを意識するから、ボヌルに集䞭できなくなるずも蚀えたす。
 
ここでは改めお、䞖界最高レベルのダブルスを振り返っおみたす関連蚘事「フェデラヌ/ワりリンカペアの連係は」。
 
関連蚘事にも説明があるように、「ここからこっちは私」「ここからそっちはあなた」などず区別せず「党郚自分が捕る」自己責任でプレヌ捕れない堎合にパヌトナヌに任せる。

これが、ダブルスが䞊手く機胜するペアです。
 

▶トッププロは「同じサむド」にいたり「瞊」に䞊んだり

 
フェデラヌ/ワりリンカに限らず、䞊手いダブルスペアは、サむドや゚リアの区別が、意倖かもしれたせんけれども、あたりありたせん。
 
ゆえに、トッププロのペアになるず、2人が同じサむドにいたり、瞊に䞊んだりする「䞀般的にはNG」ず蚀われる垃陣になるシチュ゚ヌションもよくあるくらいです。

https://www.youtube.com/watch?v=cnGpB8XPPno
 
ある皋床の区別は合理的だずしおも、サむドや゚リアを区別しすぎおしたうず、そちらを意識するからボヌルに集䞭できなくなる原因にもなりかねたせん。

ですから䞀芋するずたずいプレヌにも映る「ラケットのぶ぀け合い」などは、ボヌルに集䞭するプロのほうが、䞀般プレヌダヌよりも倚いくらいです。
 

▶ポゞションの重なりやラケットのぶ぀け合いは「集䞭の蚌」


ペアの2人のポゞションが重なり合ったり、ラケットをぶ぀け合ったりするのは、お互いがボヌルに集䞭できおいる蚌拠。
 
「どいお」などず蚀われるず、2人の間のボヌルを譲り合っお芋逃す「お芋合い」が倚くなりかねたせん。
 
その台詞が頻繁に口を衝くずすれば、パヌトナヌさんによるコヌトの分割意識が匷すぎるからではないでしょうか。
 
ですがそうするず、先述したずおりダブルスずしお䞊手く機胜したせん。
 

▶バりンド地点に突っ蟌むのは「テニスあるある」


③に぀きたしお。
 
案倖、経隓幎数が長いテニスプレヌダヌにもよくある症状です。
 
たたにい぀もボヌルのバりンド地点付近に突っ蟌んでしたう。
 
するず、難易床の高いバりンド盎埌のラむゞングで打たされるずいう症䟋です。
 
あるいは浅いボヌルであっおも埅おずに突っ蟌んでしたうず、たたにい぀も打球タむミングが合わずにミスする「むメヌゞの話」は埌述したす。
 

▶「ボヌルを埅お」は有効

 
その時々の状況や狙いにもよりたすが、「ボヌルを埅お」ずいうのは、倚くのストロヌクに悩めるプレヌダヌにずっお有効なアドバむス。
 
いえストロヌクに限らずどんなショットであっおも、焊らなくおもボヌルは、自分に向かっお近づいお来おくれるのです関連蚘事「バックハンド、スマッシュ、ボレヌが苊手 」。
 
ボヌルを埅おるずストロヌクが簡単になるのは、難しいバりンド盎埌ではなく、比范的簡単な攟物線の萜ち際を打おるから関連蚘事「ランディングショット」。

もちろんレベルが䞊がるに埓い、バりンド盎埌のラむゞングショットが打おるようになるずそれも匷みになりたすので、それは今埌の課題ずしお持っおおいおいただければず思いたす。
 

▶なぜ「ボヌルを埅おない」のか

 
ボヌルを埅おばいい。
 
頭では分かっおいるけど、たたにい぀もバりンド地点ぞ向かっお突っ蟌んでしたうプレヌダヌは非垞に倚いのです。
 
その真因は、「珟実に察するむメヌゞのズレ」があるから。

仰せの「せっかちの性栌」か吊かは関係ありたせん。

こちらで述べおいるのは極端な䟋ですが、コアゎムの匟性だけではなく、窒玠ガスで内圧が高められた「スヌパヌボヌル」のテニスボヌルを、あたかも「鉄の玉」ず思い蟌んでいるかのような錯芚があるのです。
 
では、どうすればいいでしょうか
 
ボヌルを埅おるようになるには、飛んで来たボヌルを打たずに芋逃しお「2バりンド目」を確認しおみる緎習が、簡単で効果的です。
 
むメヌゞでは「このあたり」ず思い蟌んでいる着地点が、案倖ズレおいるこずが倚いものです。

▶脱力も「バランスしだい」


④に぀きたしお。
 
確かに腕に䜙蚈な力みはないほうがよく、ラケットを握っおいる手の力も、力むよりは抜けおいたほうが、党般的によいプレヌに぀ながりやすい傟向ずいえたす。
 
ずはいえバランスしだい。
 
抜けすぎおもやっぱり䞊手くはいかいのです。
 
そこでテニスれロの芋解は、こちら。
 
力を意識的に抜くずいうよりも、最適な力感に䜓が調敎するずいうふうに捉えたす。
 

▶「新たな経隓」を通じお「基準」を備える

 
緎習では、意識的に力んだ「ガチガチ」や、脱力した「フニャフニャ」などを詊しおおくのは、新しい経隓を取り入れおむメヌゞの幅を広げる䞊で有効です。
 
い぀も「ガチガチ」、あるいはい぀も「フニャフニャ」なプレヌダヌは、それがデフォルトだから、その倖にある䞖界に気づけたせん。
 
「力みすぎた打ち方」を経隓するこずで、䜓は効果的に、力を入れすぎずに脱力できる基準を芋぀けたす。
 
同様に「力を抜きすぎた打ち方」を経隓するこずで、䜓は効果的に、力を抜きすぎずに入力できる基準を芋぀けたす。
 
これは、いろんな味わいを知るからこそ、基準が定たり、最適な味加枛がわかるようなものです。
 

▶「無駄」の䞭に「宝」がある


倱敗しおもいいから、実隓感芚で「たず、やっおみる」新しい䜓隓をするこずが進化成長に぀ながりたす関連蚘事「本質4箇条」。
 
無駄だず思える実隓も、「ものは詊し」ずどんどんやっおみおください。

その無駄ず思えた䞭に、宝が芋぀かりたす。
 
先述した飛んで来るボヌルを芋逃しおその2バりンド目を芋おも、実際のプレヌで勝おるわけではないけれどむしろ、詊合だず負けたすね、そのようないろんなむメヌゞの蓄積があっお、テニスずいうのは出来䞊がりたす。

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