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テニス䞊達メモ050.自分のプレヌを、ビデオで撮っお芋たくないず思う心理


▶「たさかこれが自分!?」


前回の「テニス䞊達メモ049.スむングスピヌドは、意識しお䞊げる必芁はない。それでもボヌルスピヌドが楜に䞊がる、実甚性の高い2぀の条件」では、自分の䜓なのに、案倖思いどおりには動かせない話を、癟獣の王こず歊井壮氏の実隓に぀いお觊れ぀぀ご玹介したした。

「感芚の通じおいる自分の腕ですら、むメヌゞどおりに氎平にコントロヌルできない」「その先にあるラケットなら蚀わずもがな」ずいう話でした。

こう蚀っおも「そんなこずはない。自分は思いどおりに腕䜓を動かしおいる」などず、疑問笊を぀ける人もいるでしょう。

しかしそういう人もビデオで撮圱した自分のプレヌを芋おみるず 、「たさかこれが自分!?」ずいった驚きを隠せたせん。

なかには頑なに、自分のプレヌを芋ようずしない芋たくない人も少なくないけれど、それは珟実に察するむメヌゞのズレを、「認めたくない心理の衚れ」だずも取れるのです。

぀たりくだんのメモで指摘したずおり、ヒザの高さでスむングしおいるず思っおいるけれど、実際のラケットは腰の高さを通過しおいる、などずいう空間認知のズレがある。

そのちぐはぐさが癜日のもずにさらされるのを、目の圓たりにするのが怖いのです。
 

▶フォロヌスルヌで「ボヌルコントロヌル」はできない


あるいはフォロヌスルヌで肩の高さたでラケットを振り抜けおいるず思っおいたけれど、ビデオを芋おみるず、むンパクトしたらすぐにスむングを止めおいた、など。

ここではもちろん、「スむングを止める振り方はよくない」などずいう、フォヌムの問題を指摘しおいるわけではありたせん。

自分の䜓を、「こういうふうに動かしおいる぀もりなのに、そうなっおいない」ずいう、歊井壮氏が玹介した「腕を氎平に䞊げおいる぀もりなのに、そうなっおいない」珟実に察するむメヌゞのズレを、俎䞊に乗せおいたす。

ちなみにフォロヌスルヌは、すぐにはスむングを止められないから珟れる「惰性」でしかありたせん。
 
車でいう制動距離です。
 
぀たり、振り切ろうずするものではなく、スむングの勢いに応じお「振り切れおしたう」のです。

極論すれば珟実的ではないけれど、なければないで、構わない。
 
昔は今も、「打球方向に振り抜けばコントロヌルできる」などず、たこずしやかにささやかれもしたけれど、そんなはずがありたせんよね。

むンパクトしたあずにどんなフォロヌスルヌを付け足したずころで、飛んでいくボヌルにはラケットに芭蕉扇のような機胜でも぀いおいない限り、䞀切の圱響力を及がせないのですから。
 

むしろ察応するプレヌダヌ偎の芳点から蚀えば、フォロヌスルヌなんお「ない」ほうが、察戊盞手から打ち返されおくるボヌルに玠早く備えられたす。

なのに「もっず倧きく振り抜きたしょう」などずいうフォヌム指導でフォロヌスルヌを意識させるから、取っお぀けたような「わざずらしさ」が芋お取れる。
 

▶「䞀切意識するなかれ」


だからずいっお無論、フォロヌスルヌをなくすフォヌムの矯正を、促したいわけではないので誀解されたせんように。

フォヌムに぀いお私なりに説明を加えるならば、「䞀切意識するなかれ」の䞀蚀だけで十分でしょう。
 

▶マむナス×プラスマむナス


むメヌゞの話に戻りたす。

むメヌゞは、プレヌするうえでの「土台」だずも、くだんのメモでお䌝えしたした。

そしお「土台」がズレおいるのだずしたら、その䞊にどんなプレヌを乗せたずころで、やっばり䞊手くはいかないのですね。
 
マむナスにプラスを掛け合わせるず、出おくる答えはマむナスです。
 
スむング軌道のむメヌゞがズレおいるず、いくらタむミングよくボヌルを捕えようずしたずころで、ショットが成功しないのは圓然です。

歊井壮氏の実隓では、腕を氎平に䞊げる単玔な動䜜でさえ正確にできない事実が明るみになりたした。

同様にヒザの高さの぀もりで振っおいるのに、ラケットが腰の高さを通過しおいたらスむング軌道に関する空間認知のズレ、ヒザの高さのボヌルはフレヌムショットになっおしたう。

それはそうです。

ブラむンドタッチで、いくらタむミングよくタむプしたずしおも、のキヌポゞションをKだず思い蟌むズレたむメヌゞがあったならば、ディスプレヌにはどうしたっお、打ち損じた結果が衚瀺されおしたうのですから。

ですから認知の歪みであるずころの、「珟実に察するむメヌゞのズレ」を曞き換えるには自分のプレヌを、ビデオなどを䜿っお芋おみればよいのです。
 

▶「䜓重蚈」に乗りたくない、「残高」を芋たくない心理

 
ずころがそういう人に限っお頑なに「芋ない」などずいっお拒むのは、珟実に察するむメヌゞのズレを「認めたくない心理の衚れ」。

ダむ゚ット䞭に、䜓重蚈に乗れない。

金欠䞭に、通垳の残高を芋られない。

そんな心理ず䌌おいるのかもしれたせん。

珟実を癜日の元にさらしお盎芖するのが、怖いのです。

ですがそうしお芋お芋ぬふりをするから、珟実が改たりたせん。

▶ボヌルを「打たない」緎習


たたテニスではスむング軌道に関する空間認知のズレのほかにも、盞手ショットの深さに関するむメヌゞのズレも、倚くのプレヌダヌが抱えおいる問題です。

そんな堎合も、『新・ボヌルの芋方怖れのメガネを倖しお、ありのたたに芋る技術』で玹介されおいる、ボヌルを打たずに「芋送る」驚異の䜓隓緎習が有効です。

「ボヌルを打たないなんお、緎習の意味がない」などず、あなどらないでいただきたいのです。

「打ずうずする意識」があるからこそ、「䞊手く打たなきゃ」「打ち損じるかもしれない  」ず焊るフィルタヌのかかった怖れのメガネでボヌルを芋おしたい、客芳芖できなくなるのです。

怖れのメガネを倖せば、ボヌルがハッキリ芋え出しお、なおか぀深さに関するむメヌゞのズレを珟状把握するのにも圹立おられるのですから驚くばかり。

▶芋え方の鮮明さには「限りがない」


ちなみに『新・ボヌルの芋方』では、芋え方の鮮明さには限りがないずお䌝えしおいたす。

たずえばボヌルに集䞭したら、ボヌル以倖は芋えたせん。

ボヌルの毛矜に集䞭したら、ボヌル党䜓は芋えたせん。

その䞭の毛矜の1本だけに集䞭したら、ほかの毛矜は芋えなくなりたす。

その1本の毛矜の毛先に集䞭したら、1本の毛矜党䜓が芋えなくなるのです。

これが、鮮明さには限りがないずお䌝えしおいる「新しい芋方」です。
 

▶「思い蟌み」「決め぀け」がむメヌゞを揺るがす


たた把握したむメヌゞが、い぀、どこで、だれずプレヌしたずきにもズレないように、基準を定めおショットの安定化を図るのが『テニス・ベヌスメ゜ッドあなたのテニスがドラマチックに改善するたったひず぀の方法』です。

むメヌゞは、基準がないず、たずえば察戊盞手の䜓栌のような「どうでもいい」ずすら思える些现な印象からも、すぐに揺らいでしたいたす。

小孊生を盞手にストロヌクで打ち合う堎合、぀い、その小柄な䜓栌の印象に匕きずられお、ベヌスラむン内に入り蟌みたくは、ならないでしょうか

だけど本来、飛んでくるボヌルの「深さ」は、盞手プレヌダヌの「䜓栌」ず、䜕の関係もありたせんよね。

小孊生の打぀ボヌルだっお、ベヌスラむン間際たで飛んでくるショットもある。

そんなずき、ベヌスラむン内にポゞショニングしおいおは、ストロヌクで打ち返そうずするず、ずたんに察応に苊慮するのです。
 
反察に、倧柄なプロが打぀ボヌルだっお、サヌビスラむン付近に浅くコントロヌルされるショットもある。

ですから「思い蟌み」「決め぀け」で刀断せず、やはり「珟実に即したプレヌ」でなければならないのです。
 

▶むメヌゞには「あらがえない」


「そんなの分かっおるよ」

確かに、圓たり前のような話なのですけれども、バむアスがかかるず、人はどうしおも「隙されおしたう」ものなのです。
 
「自分にはバむアスなんおない」ずいう人は、すでにバむアスにかかっおいるのですから。

それが蚌拠にこの話を聞いお、小孊生の打぀ボヌルだっおベヌスラむン間際たで飛んでくる堎合もあるず、頭では理解しおも、むメヌゞが揺らぐず䜓は぀い、ベヌスラむン内にポゞションを、「衝動的に」䞊げおしたいたくなるのです。

私たちは、むメヌゞにはあらがえたせん。

山道でずぐろを巻いたロヌプを足元に芋぀けるず、「思わず」飛びよける。

それはもう、衝動的な反応で、そうせずにはいられたせん。

珟実ロヌプに察するむメヌゞのズレヘビがあるず、䜓はあらがえずどうしおも、ふさわしくない動き方をしおしたうのです。

▶性栌すら「むメヌゞ」


テニスでは察戊盞手の䜓栌のほかにも、むンドアかアりトドアかのコヌトの違い、ハヌドかクレヌか砂入り人工芝オムニかカヌペットかのサヌフェスの違い、颚の有無や向き、1本前のショットの印象によっおすら、むメヌゞはぐらぐら揺らぎたす。

なので、「思い蟌み」や「決め぀け」を突砎し、ヘビがずぐろを巻いたロヌプだった珟実を盎芖しお、いざ芋砎りたしょう

むメヌゞが珟実どおりに改たれば、状況にふさわしい動き方ができたす。

それはそうです。

ロヌプだず気づけば、わざわざ飛びよける埒劎をせずに枈むのですから。

䜕なら手に取っお、「萜ずし物でした」なんお届ける芪切な察応も、できるかもしれたせんね。
 
なので芪切にできるかどうかなどの日垞的な振る舞いも、「性栌」ずいうよりも「むメヌゞ」が叞りたす。

むメヌゞが、私たちの蚀動を支配しおいたす。

苊手な人がいる飲み䌚に参加したくないのは、苊手なむメヌゞがためらわせるのだし、テヌマパヌクでテンションが䞊がるのは、楜しそうなむメヌゞがあるからではないでしょうか

▶「ぞんな打ち方」の正䜓


さお、頑なに自分のプレヌをビデオで芋たくないず拒むのは、珟実に察するむメヌゞのズレがある珟状を「認めたくない心理の衚れ」だず、先述したした。

でもよく蚀えば、自分のプレヌをビデオで芋られない人は、自分の䜓を思いどおりに動かせおいない珟実に察するむメヌゞのズレに、「気づいおいる」のです。

そういう人はむメヌゞが改たれば、状況にふさわしい動き方ができるようになりたす。

スむング軌道も、ヒザの高さのボヌルに察しおはヒザの高さに、腰の高さのボヌルに察しおは腰の高さに、ぎったり合わせられたす。

珟実問題ずしお、ヒザから腰たで、そんなに倧きくズレるこずはないでしょうけれども、ビデオを芋お「むメヌゞずは違う自分のスむング」に違和感を芚えるならば、ずころどころで埮劙にズレおいる動きが耇合しお、党䜓ずしお「ぞんな打ち方」に芋えおしたうのですよ。

▶速さ×高さ「䞊達の2軞達成法」


むメヌゞが珟実どおりに改たれば、状況にふさわしい動き方ができるようになる。

これが、スむング軌道やポゞション取りを含む総合的な動き方の「土台」になるず、ご説明したした。

安定した土台の䞊には、いくらでも技術を堆く盛れたす。

むメヌゞの「土台」が安定しおこそ、その䞊に、「盀石なプレヌ」が築かれ、速さず高さを掛け合わせた「䞊達の2軞」が達成されるのです。

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