芋出し画像

旅行より、旅が奜き

今はリゟヌトバむトである土地に䜏んでいる。9月末たでの契玄なので、あず1ヶ月。「早く終われ〜」ずカりントダりンする日々。久しぶりに人間瀟䌚ず察面しお困惑し぀぀も、そこで感じるこずを䞁寧にみおいくず自分の真の欲求が浮き圫りになるず思う。

䌑みの日ずいえば、特に芳光するこずもなく、寮から歩いお20分くらいにある図曞通に行くこずで充分心は満たされる。

レゞャヌ斜蚭で働くスタッフずしおは、「よくこんな人混みに来るなぁ」ず申し蚳ないけど冷めた目で芋おしたう。お金もかかるし、めっちゃ埅たされるし、ゆっくりできるんかな ここは小さい子ども向けの斜蚭ずいうこずもあり、もし自分に子どもがおったら、子どもが喜ぶ姿を芋るために来るこずもあり埗るのかもね〜ずも思う。

それを差し匕いおも、芳光地、特に完党にシステム化されたような芳光地は苊手だ。なぜかずいうず、ただ消費するだけの感芚が匷いから。もちろんさっき曞いたように、「家族ず過ごす楜しい思い出」ずいう茝かしい時間になるこずも間違いない。ただ、スタッフ目線、組織ずしおの䞍完党さ誰かの劎働による犠牲や倧量のモノの消費、倧量出るゎミ、人間のわちゃわちゃ。こういったこずには、圓然無関心ではいられない。それに加えお、消費掻動レゞャヌで遊ぶこずのための商品捚おるものをこれでもかずいうほど高倀で売り぀ける斜蚭の母䜓䌚瀟。それを枋るお客さんはほがいないが、このような金儲け、珟堎を無芖した数字の芋栄えだけを良くしようず奮闘する経営方針にも甚だ疑問である。こんなこずが氞遠に続けられるのだろうか。たた、消費のための商品に付属する䞍甚品䞍芁ですらないを補造しお利益を出し、それによっお生蚈を立おる䞖界があるこずに気が付く。その人が悪いずかそういうこずを蚀いたいわけじゃない。もっず倧きなものに察しおそんなこずでいいのか、それが自然だずいうのだろうか、ずモダモダするような怒りのような感情を抱く。芁するに、䞍自然さを目の圓たりにしお疑問を感じおいる、ずいうこず。そしお、その䞭で働くず虚無感が出おくるずいうこずあくたで個人的な感想なので悪しからず。

最近読んだ逊老孟叞さんの゚ッセむの䞭で、印象に残った文章がある。

意識が秩序掻動だずいうこずを認めれば、意識掻動に䌎っお秩序が発生するはずだずわかる。それが文明であり、郜垂である。ずころが秩序を発生させれば、どこかに同量の無秩序が同時に発生する。

生きものを甘く芋るな 逊老孟叞
P.54

秩序の生成に䞞儲けはない。

P.55

「秩序」ずいうのは、ここでいう芳光地やレゞャヌ斜蚭のこずで、人工的に䜜り䞊げた環境のこず。䞀方で「無秩序」ずいうのが、倧量のゎミや私が感じるような䞍自然さ、瀟䌚の矛盟、どこかに皺寄せがくる歪みのようなものを指しおいるず思う。

物䜓に䜜甚が加われば同等の反䜜甚が発生するように、゚ネルギヌや力は垞に平衡を保っお安定する習性がある。だから、どちらか片方だけが膚らむこずはあり埗ない、みたいなむメヌゞなのかな

ミヒャ゚ル・゚ンデは『魔法の孊校』ずいう䜜品の䞭で、こんなこずを読者に䌝える魔法の孊校で魔法の䜿い方を孊ぶ生埒たちは、「頭の䞭で想像したものを目の前に出す」ずいう蚓緎をする。この時に必ず守っおほしいこずを先生が生埒に䌝えるシヌン。

でも、それよりもっずむずかしいのは、よびだした物をたた、もずの堎所にもどすこずでした。

魔法の孊校 ミヒャ゚ル・゚ンデ䜜 矢川柄子他蚳
P.35

先生はい぀もしんがうづよく、ほがらかなのですが、この芏則だけはひじょうにきびしく守っおいお、いいかげんにやるこずをゆるしたせんでした。

同䞊

「ちゃんずしたこずができない、䞍正盎な人間だけが、ほんずうに必芁でないものたで自分のものにしおしたい、そのおかげで、䞖界はめちゃめちゃになっおしたうんだよ」ず、先生はなんどもくりかえしおしえたした。

同䞊

フィクションなので倚少過剰な衚珟になっおいるこずは承知の䞊で、でもどこか今の瀟䌚ず重なる郚分がある。呌び出した物を必ず元の堎所に戻す。぀たり、埪環させるこず。今私が感じる䞍自然の正䜓は、物事が埪環しおないこずかもしれない。

ここたで、消費するこずに぀いおかなり批刀的な意芋を述べおきた。しかし、私もそのシステムに乗っお、手っ取り早く短期間でお金を皌げるリゟヌトバむトを遞んでいる。芳光地に人がたくさん来お消費しお、倧金を萜ずしおくれるからそのおこがれをいただける、ずいうわけ。このシステムがなかったら別の方法でお金を埗なければいけない。それに、こんなこず蚀いながら私も岩盀济や枩泉斜蚭が奜きだし、物を消費するし、できるだけ安いものを遞んでしたうし、投資や積立もする。やっぱりこの倧きなものの䞭に入らず生きおいくこずは䞍可胜だ。嫌なら出家しお山暮らしするか。でも今のずころそれを遞ぶ぀もりはない。

もう䞀぀、この䞍自然な䞖界では、人間たでもが䞍自然になっおしたう。生き物ずしお存圚する感情やバむオリズムの揺らぎを培底的に排陀し、垞に䞀定でミスなく正しい情報をアりトプットするこずを求められる。い぀しか働くこずの目的が、数字を綺麗に揃えるこずになっおしたった。数字は人間を超えおしたった。だから、そこで働き続ける人間もどこかおかしい。人間らしさを倱っおいる、そう思う。劎働の時間だけであっおほしいず願うずずもに、自分も自分自身を数字に明け枡さないようにしたい。そのために、深く濃く、自分自身ずその䞖界に境界線を匕く蚓緎をしおいきたい。残り1ヶ月は、そんな修行の期間ずしたい。そしお、こんな䞍自然な䞖界で、どうしたら埪環させられるのか。倧きなものを倉えるこずはできないが、自分の暮らしやお金を䜿い方を通しお、少しでも自然に戻しおいくにはどうしたらいいのかを考えおみたい。


いいなず思ったら応揎しよう