第162話 出血を止める方法
みんなで考えている時、私は頭の中で何かが爆発したように、とんでもない考えが思い浮かんだ。それは、毒を使うというアイデアだった。毒で頭の中の血液を麻痺させ、出血を止めるということだ。専門の医者ではとうてい思いつかない考えだ。上手くいく保障は無いが、何もやらないよりマシだ。
何の毒に、そのような作用があるのか、調べたら珍しいタコの毒が効くようだ。そのタコは海にしか生息していないので、それを取りに行かねばならない。剣士と大男に代表で取りに行ってもらうことにした。剣士と大男は早速、海に向けて旅立った。
残された我々は、剣士と大男がタコを持って帰って来るまで、小さい男の頭を毎日観察して、出血がどの程度なのかをチェックした。小さい男に頭を使われると出血するので、何も考えさせないように気を使いながら、毎日を過ごした。
