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【レースの記録】秋の10kmレース ライバルはアイツしかいない

今年の本命レースは、もちろん金沢マラソンです。

まぐれでもいい。ギリギリでもいい。もう一度、サブスリーの世界を見てみたい。

そんなことを思いながら、走っています。

そして金沢マラソン本番の一週間前、刺激を入れるために、毎年恒例の地元の10kmレースを走ります。

今年もすでにエントリー済み。

フルマラソン前なので無茶はできません。でも、出るからにはやっぱり気になるタイムがあります。

「今年こそ、アイツに勝ちたい」

そう思うのです。

27年前のアイツは、37分34秒で走った

何を隠そう、わたしがライバル視している「アイツ」とは、わたし自身のこと。

ただし、今のわたしではなく、17歳、高校2年生の終わりのわたし。

平成11年3月。今から27年以上前に出場した10kmレースで、当時のわたしは「37分34秒」という記録を残しています。

一応、陸上部のようなものに所属していたので、普通の高校生よりは走れました。

とはいえ、当時の自分を振り返って「熱心な陸上少年でした!」とは、とても言えなくてお恥ずかしい。

練習しているようで適当。いいかげん。ふらふらしていて、気持ちもなかなか定まらない。

何か大きな目標があったわけでもなく、将来のことを真剣に考えていたわけでもない。そんな17歳でした。

それなのに、37分34秒。

今のわたしから見ると、なんだか妙にまぶしいのです。

そして、ちょっと悔しい。

44歳のわたしは、17歳のわたしに勝てるのか

あれから27年。

わたしは44歳になりました。

17歳と44歳。

こうやって数字を並べてみると、なかなかの年齢差です。下手したら親子です。

17歳のアイツは若い。身体も軽い。回復も早い。

対する44歳のわたしは、疲労とも相談しなければならないし、無茶をすると翌日にきっちり請求書が届きます。

でも、不思議なことに、今のほうがずっと真面目に走っているような。

練習の意味を考えるようになった。体調を考えるようになった。目標から逆算して走ることも覚えた。

そして何より、走ることが昔より好きになりました。

17歳の自分には若さがある。

44歳の自分には、27年分の経験がある。

そう考えると、なかなか面白い勝負じゃないかと思うのです。

ライバルは、ずっと自分だった

ランニングを長く続けていると、記録は単なる数字ではなくなってきます。

37分34秒。

たったそれだけの数字なのに、その向こう側に17歳の自分が立っている。

「まだ抜けないの?」

そんなことを言いながら、やつはニヤニヤしているような気がします。

くそー。

今年こそ。

本命はあくまで一週間後の金沢マラソン。だから10kmですべてを出し切るわけにはいきません。

それでも、スタートラインに立ったらきっと思うんですよね。

27年前のアイツに、どこまで迫れるだろう。

若さでは絶対に勝てない。

でも、44歳になった今だからこそ見せられる走りもあるはずです。

ライバルは、アイツしかいない。

17歳のわたし、37分34秒。

待ってろよー。

おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫


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