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AIマンガが垢抜けない理由がわかってしまった

最近は、AIマンガのクオリティを上げることを考えてみてます。

生成プロセスとしては、LLMでシナリオ・コマ割りを作って、gpt image 2で生成してます。

例えば以下のマンガ。

なんかしっくりこないですよね。

カラーだから?
たしかにカラーなせいで、白黒の文字部分が浮いてしまってるかもしれません。

横書きだから?

プロンプトを修正したら以下のように。

それでもあんまりです。

そこで、お手本として、実際のマンガを見てみます。

推しの子です。

無料で各巻の冒頭20ページ程度が見れるので、ぜひ見てみてください。

(気に入ったら購入してください。おすすめです。)

しっくりこないAIマンガとの違いはこれ

見てみると、1ページの端から端まである横長のコマがないページはほぼまったくないことが分かります。

言葉で説明すると伝わってない気がするので実例を貼ります。

以下の、赤く囲ったようなコマは、AIに作らせるとあまり出てきませんが、推しの子は、100ページくらい見てもほとんどのページで出てきていて、出てこないページは1ページしかありませんでした。

また、裁ち切りを効果的に使ったり、あえてコマの枠なしで書いたり、時間や場所が開く際はコマとコマの間を開けていることも分かりました。

あと、認知負荷を下げるためか、1ページあたり最大でも5コマまでになっていました。


画像生成のプロンプト追従能力は高いので、AIがコマ割りを生成するところを工夫すれば良くなりそうです。

この発見をもとに、プロンプトを改善してみます。

あと、見比べてみると、Nano Banana proの方がGPT image 2よりもマンガらしさがあります。

絵のクオリティはGPTの方がいいのですが。

現在のプロンプト。

以下のシナリオで漫画を生成して。9:16の画像で。日本語で。主人公は、画像ファイルの女性。セリフなどの文字は縦書き。 文字は細ゴシック体。 余白は、特記(裁ち切りなど)なき場合は1cm程度。モノクロ。ジャパニーズマンガの雰囲気。雰囲気は添付の風景画像のようなテイスト。


以下のストーリーの漫画を作って。コマ割り、コマの位置、コマの大きさ、セリフ、コマの内容などを記述して。漫画はページの右上のコマから始まり、 右から左へ移動し、段を変えてまた右から左へ進む。ダイナミックにコマを使ってもよい。緩急をつけて、大きいコマとか小さいコマを使うこと。コマは、間をぴったりくっつけようとか考えなくてよい。1ページあたり、大小合わせて2~5コマくらい。それぞれのページのコマ数はばらつきをもたせること。必ず、1ページの中に、横長で端から端まであるコマを含むこと。ありふれたコマ割りにはしない。それぞれのページのテーマなどは書かない。時間や場所、場面の変化は、ちゃんとわかるようにする。回想シーンとかは、コマの間の余白を黒塗りにする(それもそれぞれのページのところに明記)。裁ち切りを効果的に使用すること(使用する際は、コマのところに明記。どこの辺を裁ち切るかも書く。)。時間があく場合は、コマとコマの間を開けるよう書くこと。サイズは、大、中、小で表す。サイズだけでなく、形も。長方形の場合は縦長/横長も。
画像生成の際は、元の文章を見ないので、元の文章にある情報で、漫画を作るときに必要な情報はすべて入れること。

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