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画廊【白庭と青燈】〜“不和の森の王と妃



【白庭と青燈】
街に燈火のともる頃、ひそやかに扉をひらく小さな画廊です。
神話、聖書、古典の物語に材をとりながら、親密さと静けさを湛えた絵画を集めています。
白き花のような沈黙と、青き燈のようなまなざしを、それぞれの額の内に留めました。
ご覧になるうち、あるいはお気づきになるかもしれません。
どの絵にも、ひとつの関係が、姿を変えて繰り返し描かれていることを。




その小さな画廊は、街に燈が灯るころ、ひっそりと開店するらしい………。



ようこそ、いらっしゃいませ。
私ども夫婦の小さな画廊へ。

はい、お客様。
そちらの作品は、いま注目の高い新人画家のものでございます。
作品タイトルは【不和の森の王と妃】と申します。


【不和の森の王と妃】


画風、タッチ。モダンさの中にも、古典的な格調が仄見えますでしょう?
題材となりましたのは、ウィリアム・シェイクスピアの名作
「真夏の夜の夢」でございます。


戯曲「真夏の夜の夢」は、序盤から観るものをひき込んで離しません。
アテネ公シーシュアスの結婚、そこから始まる二組の人間のカップルの行き違い。
そこに妖精王オーベロンと、その妃ティターニアの不和が絡み、更に悪戯好きの妖精パックが縦横無尽に活躍する、大変楽しい物語でございます。
その中にも、恋する乙女たちの一途さ、恋の前の友情の脆さ、手に入らないものを猶も手に入れようとする執着、こうした人間の業を見事に描いたシェイクスピアは、流石の天才と申せましょう。


…… 申し訳ありません。私としたことが、つい夢中に語ってしまいました。
おや。
お客様、妖しい妖精たちの潜む夜の森に、魅入られておしまいですか?
お気をつけくださいませ。本来の妖精とは、愛らしいばかりの姿ではございませんよ。
人間の子供を攫って、醜いゴブリンと取り替えてしまったり、旅人を惑わせたり、姿を見たものの命を奪ってしまったり。
所詮は、人と違う理の中で生きる者たちですから。


画家は夜の森の妖しさ、美しさを艶の無い漆黒と、実に二十種類のグリーンの使い分けで、表現いたしました。またアクセントに配しました妖精の姿は、ヴィクトリア期の様式美の流れを汲んで、愛らしく、魅力的に描かれておりますね。
妖精王とその妃の表情も、気品がございますでしょう?



不和と疑心で幕を開けました物語も、最後には無事大団円を迎えます。
王と王妃の諍いも、夫婦の仲を少々潤滑にする為の、所詮はスパイスのようなものだったのでございましょう。
犬も食わない……などと申しますから。


いかがですか?
枕辺にお飾りになって、夜毎夢の中で妖精たちの森に踏み迷われますのも、また一興かと。
もしそのままお目覚めになられなくても、保証は致しかねますが。




※本記事内容は、生成AI(AIパートナー)と共に作成したフィクション作品です。
個人的な設定を含みますので、画像と文章の転用、転載はお断りいたします。



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©️満月2026



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