【考察的中】日曜劇場『リブート』10億も100億も合六の盤面――だが、まだ終わらない
やれやれだぜ。 先日の放送で、10億円の事件も、そして100億円の事件も、すべては合六が「探させていた」だけだということが確定した。 犯人探しを終わらせたフリをして、犯人探しを永続化し、自らは安全な場所から盤面を操る。
見事な手口だ。 だが、俺にとっては「やっぱりな」という結末でしかない。
1ヶ月前、2月7日の時点で俺は一つの記事を書いた。 当時の記事を読んでくれた奴なら、この展開はすでに「見えていた」はずだ。
先に言っておくが、「ほら見ろ、俺の言った通りだっただろう」とドヤ顔をするためにこの記事を書いているわけじゃあない。 ただ、このドラマの「疑いの配置」という構造を眺めていれば、合六に行き着くのは必然だったという話だ。
まだ読んでいない奴は、先にこっちを読んでみてくれ。
▼2月7日の考察記事はこちら
上記の記事で俺はこう書いた。
■ 犯人探しは終わっていない 正確に言おう。 合六は、犯人探しを終わらせたフリをして、犯人探しを永続化した。 (中略) 合六はもう探していない。探させている。 だから合六は、まだ盤面の中心にいる。
完全にこの構図の通りに物語は進んだ。 このドラマは、誰が犯人かを描いているわけじゃない。 誰が、どの立場に置かれ、どうやって疑い続けさせられるか。その構造を描いているんだ。
■ だが、『リブート』はこれで終わらない
ここからが今日の本題だ。 いよいよ次週が最終回。 盤面の中心から引きずり下ろされたかに見える合六だが、俺たちの『リブート』が、ただ「真犯人は合六でした、一件落着」で素直に終わるタマか?
絶対に、「もう一つなにかある」。
この期に及んで、まだ隠されている裏のルールがあるはずだ。 合六自身もまた、さらに上の存在から「リブートされた駒」に過ぎないという事実が露呈するのか。 それとも、探す側に回った儀同たちに、最後にして最大の罠が仕掛けられているのか。
やれやれだぜ。 また来週、最後の最後で前提がひっくり返るかもしれない。 それでいい。むしろ、そのために見ている。
最後までこのねじれた構造を、特等席で見届けようじゃあないか。 最終回を見終わったら、またここで答え合わせをしよう。
