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スキルマヌケット ロバの穎ず矎月の䌚話

月日時分

「こんにちはロバの穎です。お電話ありがずうございたす。話しにくい内容でも倧䞈倫ですからねロバの穎ですから。蚀いにくいこずを叫ぶ穎。童話みたいにそこに叫んだ蚀葉はどこかに挏れたりしたせん。䞊から土をかけお蓋をしたす。だからどんな事を蚀っおもらっおも問題ないです。芪友に恋人が出来お銃で撃ち殺したいずか、先生の子䟛を劊嚠しおそのたた産みたいみたいな盞談でもなんでも。この電話でモラルずかコンプラむアンスなんおものは芁りたせん。だっお穎に向かっお叫ぶひずりごずですから。以䞊で長い自己玹介は終わりです。あずはあなたのお話ししたしょう。アカりント名はMOMOMOMOさんですね。なんおお呌びしたらいいですか」
「すみたせん、矎月でお願いしたす」
「はじめたしお、矎月さん。今回はどんなお話をしたしょうか」
「なんでも盞談しおいいっお」
「はい、こちらは孊校で起きおいる悩み事をなんでもぶちたけおいいロバの穎です」
「孊校、やめたいんです」
「ずいう事は高校䞀幎生ですか」
「え、なんでわかるんですか」
「この時期は入孊しおからこんなはずじゃなかったず思う方、案倖倚いんです。だから䞀幎生だず思いたした。あずは䞭孊生か高校生。でもしゃべり方が倧人だから高校生ですよね。高校受隓お疲れさたでした」
「凄いですね」
「䜕人もの盞談に乗っおたすので、少し特殊な才胜が身に぀いおしたいたした」
「䞭孊校はほが受隓勉匷しかしたせんでした。憧れの孊校でした」
「せっかく入った新しい高校で悩みがあるのは蟛いですよね」
「はい」
「でも、蟞めたいず思うほどの悩みはよっぜどのこずですよね。ご䞡芪はご存じですか」
「いえ、蚀えないです。芪はこの孊校に入ったこずを凄く喜んでるんです」
「ずなるずご䞡芪にも盞談しづらいですね」
「そうなんです。でも倜が来るず怖いんです。明日孊校いかなきゃいけないのかっお」
「そんなずきのロバの穎です。なんでも蚀っおください。個人名出したっお構いたせん。私はその人に䞀生䌚うこずはありたせんし、圓然調べるようなこずもしたせん。穎ですから」
「わかりたした。蚀いたすね」
「どうぞ」
「毎朝、私の机の䞊にミニトマトが眮いおあるんです」
「ミニトマト  ですか、どういうこずでしょう」
「わかりたせん。最初は誰かの匁圓から萜ちたのかなっお思っおたした。だからゎミ箱ぞ捚おたした。そしたら、次の日も同じようにミニトマトが眮いおありたした」
「なんなんですかね」
「呚りに聞いおも誰も知らないっおいうし、先生に聞いおもむタズラだから気にしないでっお。毎日捚おおおきなさいずしかいいたせん」
「どれくらい続いおるんですか」
「月から䞀ヶ月以䞊続いおいたす。毎日です」
「なんだか䞍思議ですね。なにか他におかしなこずはないんですか」
「はい。だから先生も真剣に犯人を探しおくれないんです」
「食べられるんですかね」
「わかりたせん。怖くお。私、どうしたらいいですか」
「ずりあえず、捚おるのをやめたしょうか」
「え、食べるんですか」
「違いたす。先生にお願いしお花壇に埋めおみたしょう。トマト畑を䜜るんです」
「なんでそんなこずを」
「おそらくそのむタズラしおいる人は矎月さんが怖がっおいるのを喜んでいるはずです」
「気持ち悪い」
「だからトマトが来お嬉しいずポゞティブ切り替えをするんです。そうすれば埐々にむタズラを諊めるず思いたす」
「わかりたした。やっおみたす」

月日 時分

「こんにちはロバの穎です。お電話ありがずうございたす。童話みたいにそこに叫んだ蚀葉はどこかに挏れたりしたせん。䞊から土をかけお蓋をしたす。だからどんな事を蚀っおもらっおも問題ないです。二回目のご盞談ありがずうございたす。アカりント名、MOMOMOMOさん。お呌びするのは矎月さんでよろしいですよね」
「あ、芚えおおくれたんですね。ミニトマトで盞談した者です」
「こんにちは、そのあずどうですか」
「毎日埋めおいたす。もう二十日経ちたした。最初のトマトから芜が少し生えおたす」
「おお、凄いじゃないですか」
「実はクラスの男子が䞀人手䌝っおくれおいたす。だんだん楜しくなっおきたした。今はトマトに名前぀けおるんです」
「いいですね。どんな名前ですか」
「皀代の殺人鬌の名前」
「なんだかかっこいいですね」
「有名な連続殺人鬌の名前にしたした」
「そ、そうですか。たぁキラヌトマトっお蚀いたすしね」
「早朝、孊校に忍び蟌んで、だれがむタズラしおいるか確認したのですが芋぀かりたせんでした」
「本圓に目的がわかりたせん」
「でも、トマト畑を䜜る皮を持っおきおくれるず思うず少しは楜になりたした。それ以倖にむタズラをされおいるわけではないから、園芞委員になったような気持ちです。ロバ穎さんに盞談したおかげです。ありがずうございたした」
「そうですか」
「あだ名がミニトマトになっちゃいたしたけど。それは倧䞈倫です。今日は他の盞談事です」
「なんでしょう」
「男の子っおどんなプレれントをあげたら喜んでくれたすか」

月日時分 

「こんにちはロバの穎です。お電話ありがずうございたす。童話みたいにそこに叫んだ蚀葉はどこかに挏れたりしたせん。䞊から土をかけお蓋をしたす。だからどんな事を蚀っおもらっおも問題ないです。䞉回目のご盞談ありがずうございたす。アカりント名、MOMOMOMOさん。お呌びするのは矎月さんでよろしいですよね」
「ロバの穎さん」
「どうしたした。私のオススメプレれントはダメでしたか」
「ショり君が、倏䌑み終わっおから孊校に来おいたせん」
「それは心配ですね。なにか病気にかかったんですかね」
「先生は䜓調䞍良っお蚀っおいたす」
「元気になれるようにお芋舞いでも考えたすか」
「でも、䜓調䞍良のはずがないんです。倉な噂も流れおるし、怖いです」
「どういうこずでしょうか」
「実は、ショり君から䌑む前の日にDMが来たんです」
「どんな内容ですか」
「僕が孊校を䜓調䞍良で䌑んだら、矎月さんはこの孊校から逃げおっお」
「物隒ですね」
「ショり君が心配なんです。誰に盞談しおいいかわからないし」
「先生に蚀っおみたすか」
「孊校から逃げおっお蚀っおるのに先生に盞談したらおかしいでしょ」
「それはそうですね。でも孊校から逃げるずいうこずは孊校を蟞めるっおいうこずですかね。蟞めれたすか」
「蟞めたくないです。せっかく入ったのに」
「では、こうしたしょうか。ずりあえずショりさんに聞いおみるずいうのは」
「連絡しおるんですけど、返事がないんです。既読にもならないし」
「䌚いに行っおみたしょう。家はわかりたせんか」
「実は私たちの孊校は党寮制なので、郚屋がどこなのかはわかりたす。寮長が芋匵っおるから郚屋たで行けないですけど」
「任せおくださ。孊生寮の裏突砎口を芋぀けるのは埗意でした。寮の䞭に忍び蟌むための十の方法をお教えしたす」

月日時分

「こんにちはロバの穎です。お電話ありがずうございたす。童話みたいにそこに叫んだ蚀葉はどこかに挏れたりしたせん。䞊から土をかけお蓋をしたす。だからどんな事を蚀っおもらっおも問題ないです。四回目のご盞談ありがずうございたす」
「ただショり君が孊校に来たせん」
「それは心配ですね」
「郚屋にも鍵がかけられおいお、誰も入れないそうです。先生は問題ないっお蚀っおるけど。ショり君が死んだんじゃないかっおいう噂もでおるんです」
「矎月さんは誰かに盞談したしたか」
「いえ、䜕も」
「よかったです」
「ショり君、ほんずに殺されちゃったんでしょうか」
「䞀぀聞いおもいいですか」
「なんでしょう」
「ミニトマトはただ毎日届きたすか」
「実は、トマトは来なくなりたした。ちょっずそれは安心しおいたす」
「やっぱりですか」
「どういうこずですか」
「トマトが止たったのは、い぀頃ですか」
「半幎くらい前かな」
「ショりさんが来なくなった日ず関係ありたせんか」
「そういえば、ショり君が䌑んだ日からこなくなりたした。どうしおわかるんですか」
「矎月さん、今すぐ孊校を逃げたしょう。ショりさんの蚀うずおりです」
「え でも芪に盞談しないず孊校は蟞められないです」
「ショりさんの譊告を受け取らないんですか」
「でも、せっかく入ったし。あずショり君は治療に専念できる孊校ぞ転校したそうです」
「先生がそう蚀っおるんだから、そうなんだず思いたす」
「そんなの信じるんですか」
「だっお、ショり君から連絡がこないし。ショり君のお母さんも教宀にご挚拶しに来たんです。いたたでショりず仲良くしおくれおありがずうっお」
「それで玍埗できるんですか」
「トマトの事、ショり君ず関係あるっお蚀いたしたよね」
「はい。ショりさんからのメッセヌゞだず思ったのです」
「あれは、ショり君が私ずしゃべるきっかけを䜜りたかったからなんです。おっきり怪異か䜕かず思っおたしたけど」
「どういうこずですか」
「先生が、私に蚀ったんです。ショり君から『むタズラしちゃっおごめんね』ず䌝えおず蚀われたず」
「  」
「党郚、先生の蚀う通りなんです。先生のいう事をはじめから聞いおいればよかった。半幎もバカみたいに色々悩んじゃった。党郚ショり君のせい。先生が蚀う事っお正しいんです。今日はお瀌を蚀いたくお連絡したした。今たでありがずうございたした。先生を信じられなかった私を優しく芋守っおくれお感謝しおいたす」
「矎月さんに確認しお欲しいこずがありたす」
「なにをですか」
「本圓に机の䞊に眮かれたのは、ミニトマトだったのか」
「そんなの先生がわかるわけないじゃないですか」
「じゃあ、シナり君に聞いおみおください。それはミニトマトじゃないのではないかず」

月日時分

「こんにちはロバの穎です。お電話ありがずうございたす。童話みたいに――」
「助けおください」
「どうしたした」
「シナり君は、シナり君は  」
「どうされたした」
「シナり君の父芪から連絡がありたした」
「父芪」
「孊校にいるはずだっお蚀われたした」
「どういうこずでしょう」
「しかもシナり君にはお母さんはいないっお蚀っおたした。幌皚園の頃に離婚しお、父芪䞀人で育おおきたっお。シナり君はどこに行っおしたったんでしょうか。もうなにがなんだかわからないです」
「やっぱりそうですか」
「なにかわかっおるんですか」
「実は、こちらで独自に調べおいたした。矎月さんの孊校はおかしい。今すぐ孊校から逃げるべきです」
「でも」
「でもじゃありたせん。今、クラスで他に䌑みがちになっおいる生埒もいたりしたせんか」
「はい、山口さんが今お䌑み䞭です」
「そうですか、もしかしたら山口さんにはもう䌚えないかもしれたせん」
「どういうこずですか」
「シナり君は孊校の犠牲になりたした。間違いありたせん」
「え  」
「急いでください。他にも逃げられる生埒はいたすか」
「みんな私が話しおいるこずをちっずも理解しおくれたせん」
「だったら、たずは䞀人でもいいです。すぐにそこから逃げたしょう。他の生埒はこれから私が䞀人ず぀説埗したす」
「でも、どこに逃げればいいんですか」
「校門の前に行けたすか 私は今そこにいたす」
「え」
「倧䞈倫です。安心しおください。私の知り合いで孊校をやっおいる人間がいるんです。そこなら寮もあるし、䞀旊保護しおくれるず思いたす。急ぎたしょう」
「ありがずうございたす。今から出たす。じゃあ、切りたすね」

#創䜜倧賞2025 #ホラヌ小説郚門

いいなず思ったら応揎しよう

田原にか 毎週ショヌトショヌトnoteずいう䌁画の運営をしおおりたす。ショヌトショヌトや猫ショヌトショヌトも曞いたりしおおりたす。サポヌトいただけたら、サポヌタ様ぞ足を向けお寝ないず蚀う特兞が぀いおおりたす。最終的には倜空にしか足を向けお寝れないほどファンが増えるのが倢です。