本の中で生き続ける
今年、会社のお盆休みは9連休。
これはもう立派な夏休み。
大人にも夏休みはあったのだ。
でも大した予定もないので、この休みを活用してたくさん本を読むと決めた。
そんな中、エッセイを読んでいるといつも思う。
自分の過去の、あの時感じたこと、経験したことをもっと残しておけばよかった。
事細かく、文章として。
エッセイを書いてる人は、よくそんな昔のことを覚えているなあと感心する。
この本も、強くそう感じたエッセイのひとつ。

カッコつけてない、人間味あふれる日常を語る親しみやすさが魅力的。
そして今回、心に刺さる言葉を見つけた本がこちら。

りゅうちぇるが本を出してるなんて知らなかった。
りゅうちぇるのことは好きでも嫌いでもなかったけど、なんとなく惹かれて買ってみた。
読んでみて最初に思ったのが、わたしがnoteで書きたいことに近い内容だなってこと。
りゅうちぇるの感覚と自分の感覚に、似てるところがあるなんて思わなかった。
レールなんてそもそも無いんだから、やり方が分からなくて当然。
だったら、やる前に不安になるよりもまずやっちゃっていろいろ試した方がいい。
失敗することもあるし、これやっぱり違ったって思い直して方向転換することだってあると思うけど、それでいいんじゃないかな。
ほんとにそうだと思う。
まさにわたしの経験だわ、これって感じ。
この2冊の本は著者がすでに亡くなっていて、発売されたのも結構前のもの。
亡くなった方が、生きていた頃に自分の言葉で書いたものを読むのってすごく感慨深い。
「この文章を書いていた時、この人はまだ生きていたんだな」とか、
「この言葉を残した人はもういないんだな」とか。
本そのものは何年経っても残っていて、ページを開けばその人の考えや、感じたことに触れられる。
作者としての故人は本の中で生き続けてる。
本を読んでる時は、その人が残していった時間の一部を覗かせてもらってるような感覚で、その時を生きていた故人に会いに行ってるって感じがした。
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