2年前は意味不明だった求人が、今は「これ俺できる」に変わった
転職サイトは、一応ずっと登録したままにしています。
今すぐ転職したいわけではありませんが、たまに求人を眺めます。
最近見ていて、ふと思いました。
「あれ、意外と自分ができそうな仕事って多いな」と。
公務員だった頃も、転職サイトを見ることはありました。
でも、特にDX関連の求人は本当によく分かりませんでした。
たとえば、
「DX CoEの企画・推進」
「全社BPR・業務変革」
「PMOとしてのプロジェクトガバナンス」
「データガバナンスの構築」
「チェンジマネジメント」
「デジタル人材ポートフォリオの設計」
「エンタープライズアーキテクチャの策定」
みたいな言葉が並んでいます。
当時の自分からすると、
「……で、結局何をする仕事なんだろう?」
という感じでした。
言葉を検索すれば意味は出てきます。
でも、その仕事をしている人が普段何を考えて、誰と話して、何を作っているのかまでは分かりません。
だから求人票を読んでも、ほとんど自分とは関係のない世界に見えていました。
それが、民間企業で約2年働いた今は少し違います。
「CoEなら、社内の知見やルールを集約して横展開するような役割だな」
「PMOなら、プロジェクト全体を見ながら進捗や課題、意思決定を整理する仕事だな」
「チェンジマネジメントなら、新しい仕組みを入れるだけではなく、現場に定着させるところまで考えるんだな」
と、仕事の中身をある程度イメージできるようになりました。
そして求人によっては、
「これ、今やっていることに近いな」
「この部分なら自分にもできそうだな」
と思えるものもあります。
求人が急に増えたわけではありません。
自分の中で、「選択肢として認識できる仕事」が増えたのだと思います。
もちろん、何でもできるわけではありません。
これからプレイヤーとして働くなら、より専門性を高めて、スペシャリストとしての強みを作っていく必要があります。
一方で、年齢的にはマネージャーとして、人や組織を動かす力を求められる場面も増えてきます。
だから、「選択肢が増えたから転職し放題」という話ではありません。
むしろ今は、
「自分は何を専門にしていくのか」
「プレイヤーとして尖るのか、マネジメントに進むのか」
を考える段階に入ってきた気がします。
2年前は、転職サイトを見ても意味の分からない求人ばかりでした。
今は、その中に「これ俺できるかも」と思える仕事があります。
経験が増えると、できることだけではなく、見える仕事そのものが増えていきます。
仕事の選択肢は、最初から見えているものではありません。
経験することで、少しずつ「読める」ようになるものなのかもしれません。
