ひとみをとじて (詩)
昔々のお伽話のように、
カーテン越しの朝日と共に、
小鳥たちの囀りがこだまする。
ゆっくりと目を開けると、
子供のようにスヤスヤと、
寝聞きを立てているあなたがいる。
少しだけくっついて、
少しだけ離れて。
何だかとても心地よい。
ぼんやり眺めてみていたら、
不意にあなたが目を覚ます。
私は咄嗟に目を閉じて、
眠っているふりをする。
「起きてるんでしょ。」
私の髪をゆっくり撫でて、
ギュッと私を抱き寄せる。
若くはない私たち。
だけど、
こうして居られる時間が、
とても嬉しい。
目を開けると変な顔をして、
私を笑わせてくれるあなた。
これから先もこうして居られる、
この時間を大切にしたいね。
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