肉体を地球に返す、ホメオパシーの話

西洋医学は肉体を物質として扱います。宇宙から切り離した、宇宙の反映ではない物質肉体として捉えます。物として扱うからこそ、病気の進行や代謝、消化といった物質肉体の仕組みが見えてきます。その仕組みが絶対なのかと言えば、その解釈はころころ変わり続けるものです。医学の常識の変化が、医学の進歩と呼ばれていると言えます。

熱は下げてはいけないと考えられていた時もあれば、今では熱は下げた方がいいと言われることもあり、傷は消毒して乾かすものだとされていた時もあれば、今では湿潤療法が推奨されることもあります。健康に良いとされた食べ物が後になって害とされることもあれば、その逆もあります。原因と結果の解釈が変わり続けるにもかかわらず、西洋医学が常に正しいものとされるのは、一つの信仰と言えるのかもしれません。

あらゆる症状の元となるのは感情です。感情体、エーテル体で起こったことが肉体に現れます。抱いた感情の結果として症状が出たり、エーテル体の存在との接触や夢での体験によって、肉体に症状が現れます。

ホメオパシーは症状を見ます。喉が痛いときに喉をヒリヒリさせる生姜湯を飲むといいみたいに、その症状を引き起こすものが症状を消すと考えます。表面に表れた感情が症状だと考えたとき、感情と言っても喜怒哀楽好き嫌いみたいに単純ではなく、どんな喜びなのか、どんな怒りなのかによって症状は異なり、適合するレメディも異なります。今の自分の症状に合うレメディを見つけるためには、自分と向き合わざるを得ません。

体質は肉体の癖こだわりで、症状は癖こだわりの表面化です。よく出る症状がわかれば、よく抱く感情がわかります。癖こだわりは陰陽化によって生まれるものなので、癖こだわりが表面化した症状を、適合するレメディが打ち消すことは、陰陽化を解くことに貢献します。ですが癖こだわりから解放されていくと、エーテル体の存在との接触も可能になっていき、思いがけない症状が出ることも大いにあり得ます。なので、あらゆる症状がまったくなくなるのがゴールではないし、肉体の元気が自分の元気でもありません。肉体は地球からの借り物です。

肉体にエーテル体が貼り付いていると、病気になることも、症状が出ることも、怪我をすることも、自分が望んだことではなく、不運で肉体が勝手にそうなったと、多かれ少なかれ思うものです。また「これをしたからこうなった」と、過去と結果だけを見て、過去の自分を生きることしかできません。ですがホメオパシー的に症状に向き合うことは、過去と結果にしか基づかない自分から抜け出し、肉体から感情体を解放することに繋がっていきます。

自分だけのオリジナルの、誰とも同じではない症状は、かなり入り組んだ自分らしさという癖こだわりです。自分に合うホメオパシーレメディがわかり、独特の症状が消えると、凝り固まった癖こだわりが緩み、よく使われるレメディが合うようになるかもしれません。あるいは、より普遍的なレメディを使うことになるかもしれません。

その人が、人生に痛みが必要だとするなら、痛みを消さないことに意味があります。その人が、人生は障壁を乗り越えるものだとするなら、症状はなくならない方がよいものです。症状が消えることが、肉体や癖こだわりからの解放だとするなら、痛みがあり症状があり続けることを必要とするのは、癖こだわりを自分のままにしていたいということです。痛みも辛さも、なくてもいいものですが、そう思えないのは、痛みや辛さを感じることに、信念や美学という思い込みがあるからです。

肉体から感情体(エーテル体)が解放されると、肉体は地球に戻り、恒星と型の合う身体が作られていきます。

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