外国人が並ぶ「オニツカタイガー」。日本発のブランドが選ばれる理由
日本に帰るたびに、オニツカタイガーの店舗で外国人観光客が靴を購入している姿をよく見かける。
以前から人気は感じていたが、今回の記事を読んで、その勢いが売上にも表れていることを知った。
今回読んだ記事(WSJ)によると、オニツカタイガーの2026年上半期の売上高は895億円。前年同期比36%増で、訪日観光客による購入が成長を支えているという。
人気の背景には、円安による割安感がある。
記事では、日本で購入した価格が米国の地元価格の約半額だったという旅行者も紹介されていた。ただ、安さだけでは、この人気は説明できないと思う。
薄底で軽く、レトロなデザイン。若い世代の間で広がる「Y2K」ファッションとの相性に加え、日本発のブランドを日本で買うこと自体も、旅行の楽しみになっているのではないか。
興味深いのは、人気が高まっても、むやみに出店を増やしたり値引きしたりせず、ブランドの価値を守っている点だ。「売れるときにたくさん売る」だけではなく、長く選ばれるための姿勢を感じる。
僕自身、海外で暮らしていると、日本のブランドが世界からどう見られているのかを考えることがある。
日本では身近に感じるものが、海外の人にとっては、わざわざ買いに行きたい特別なものになっている。
オニツカタイガーの店舗に集まる人たちを見ると、日本の魅力は、僕たちが思っている以上に身近なところにあるのかもしれない。
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田中
