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政治学の視点から見るヒトラー(3月17日)はじめて学ぶ政治学入門

政治のニュースは非常に複雑で、一般には理解しにくい内容だと感じることが少なくないと思います。特に最近の内外の情勢の変化や政策論争の推移を見ていても、「この先どうなるのだろう」と不安を感じる方が増えてきているように思います。

このような不安を根本的に取り除くということは難しいことですが、私は政治に対する理解を深めることで、ある程度は対応できると思いっています。政治という現象は論理的に説明が可能な社会現象なので、体系的な分析で問題を特定すれば、再発を防止したり、起こりにくくする手立てを考えることが可能です。

日本の政治評論では、政治について語るときに、それぞれの政治家の個性や人格に焦点を当てる傾向があります。もちろん、政治家がどのような人物であるかを知ることは政治分析でも重要なアプローチの一つですが、これに過度に頼ることになると政治を単純化したストーリーとして捉えがちです。これでは体系的な理解に辿り着けず、同じような問題が繰り返し発生することになります。

国家を強く豊かにする上で政治は重要な役割を果たしています。特に、現在の日本を取り巻く地政学的な変動や経済的な困難を考えれば、政治というメカニズムを主権者である国民が使いこなせることが重要です。

このシリーズでは、政治学、特に比較政治学の研究で用いられる選択民理論(selectrate theory)に依拠することで、政治制度が政治家の行動をどのように形成しているのかを事例を用いて解説します。さまざまな政治史の事例を取り上げ、個別の政治家の行動がどのような制度の下で選択されたものであるかを見ながら、理解を深めていきたいと思います。

今回は20世紀ドイツの政治史で独裁的な政権を確立したアドルフ・ヒトラーを取り上げ、民主主義の意義について説明します。

(初回分の音声教材は公開しています。次回の更新予定は4月21日です)

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私は2010年から政治・外交・軍事に関する論文紹介を行う活動を続けてきましたが、昨今の世界情勢の推移…

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