【軍事学基礎】戦術入門:戦術の概念と戦闘過程の分析(11月4日)はじめて学ぶ軍事学の基礎知識
戦術(tactics)とは、任務達成を有利にするように部隊を編成し、運用するための方策をいい、研究では武器の性能や戦場での部隊の配備だけでなく、目標の捜索から捕捉、武器の使用による撃破、そして次の交戦への移行に至る全過程を分析の対象とします。軍事学の分析レベルとして見ると、戦術は戦略、作戦に次ぐ最下位の分析レベルに位置しています。
戦術は、ミクロな視点で研究するため、それだけ対象に接近する分析レベルでもあり、その意味で軍事学の中でも最も基本的な意義を持つ分野であるといえます。今回の記事では、ジョン・ボイドの理論を導入した上で、その戦闘過程を湾岸戦争の海上戦の事例を取り上げて具体的に見てみたいと思います。戦術の研究で取り組む基本的な課題を示したいと思います。
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