夏の「青春18きっぷ」旅のまとめ|廃線危機路線をゆく旅・準備編
この夏、「青春18きっぷ」を、2024年に新ルールになってから初めて使ってみた。

今までさんざんnoteで青春きっぷ旅のことを書いてきたので、新しくなってからも当然使っていたような気でいたけれど、じつは新ルールになってから使うのは今回がはじめてだった。
そういえば以前(2025年)、研究と推し活を兼ねて神奈川と東京に青春18きっぷで行こうと企画していたのだけど、みるみるうちに東京での仕事の案件が入って、結局新幹線での「出張」の合間に、プライベートの予定をこなすことになったんだよね。私は仕事が大好きなので、それはそれでうれしかったのだけど、青春18きっぷは使えないままだった。
青春18きっぷとは・購入方法
JR全線のふつう・快速列車を、連続する3日間もしくは連続する5日間、乗り降りできるきっぷのこと。「青春」とあるけれど、年齢に関係なく何歳でも利用できることができる。(「新しい青春18きっぷ、どう使う?」)
※夏の青春18きっぷの使用は9月8日(火)まで、使用は6日(日)までで2026年度の販売は終了しています。残念。でも次は「秋の乗り放題パス」があるよ!(後ほど詳しく)
青春18きっぷの購入は、券売機で可能。(使用日当日でも購入可能)
券売機の「きっぷを買う」ボタンから、

「トクトクきっぷ」を選択。

「青春18きっぷ」を押す。

使用期間の3日間か5日間を選択し、使用開始日を選ぶ。

本日からの使用を選択。
きっぷは自動改札機が利用できる。これがね、けっこう便利だった。今までは駅員さんにスタンプを押してもらったり、わざわざ有人改札を通る必要があったのだけど、何も言わずに自動改札通れるのってけっこう気が楽で。
「そんなのべつに『きっぷ旅の醍醐味』程度のものだし、たいした改善点にはならないじゃん!!」って思ってたけど、使ってみたらこれがけっこう良くて。早いし。なんでもじっさいに使ってみないと良さってわからないものよね。

というわけで購入できた。
価格は3日用で¥10,000。

3日間連続使用の考え方
逆に新しくなった青春18きっぷの仕様で、「使いにくくなった」と言われているのが、「連続使用」というルールだ。
3日間(もしくは5日間)連続っていうのが微妙に使いにくくて。だって3日間でどこか行くとするじゃない? 例えば帰省とかね。そしたら、行きと帰りは電車に乗るとして、1日はゆっくりしたいものだから。
だから私はこう考えた。
今回はめちゃくちゃトクしてやろうとガツガツするのではなく、3日間トータルで考えて運賃が10,000円を超えたらよしとしようと。それで、1日はちょっと遠い場所への日帰り。あとの2日で、1泊2日の帰省をしようと決めた。
さらに今回は、その帰省1泊2日の道中で遠回りしてまで、「列車に乗るためだけの旅をしてみよう」と思った。私は人間だから、ムダなことをあえてやりにいけるんだぜ。
廃線危機!?路線の旅
私が乗りたかったのは、JR芸備線の新見(岡山県)〜備後落合(広島県)〜備後庄原区間。JR西日本随一の廃止危惧路線だ。なんともの好きな。
なにしろ「乗るなら今のうち?」というニュースにもなるくらいに危機の路線だ。まあそれが、知らないところの路線なら「へえ〜」で済まされるかもしれないが、私にとっては広い意味で「ふるさと」を走る路線なのだ。高校時代の思い出もあるし、特別な思いがある。
正確にいうと、廃止危惧路線はまったくの「地元」というわけではなくて、むしろ神戸の自宅から広島県の実家に帰省する際にこの路線を利用すると、かえって遠回りすることになるのだけれど、それはもうどうでもいい。廃線間近と言われれば乗りたくなるし、少しでも応援したくなるのが人情というもの。
というわけで、冒頭の写真は、芸備線の「備後落合駅」でした。

備後落合駅 2026年8月
この旅のことは、また近いうちにnoteの記事にするね。けっこう感動の旅だった。
青春18きっぷ3日間のスケジュール
1日目
・ちょっと遠方の図書館へ日帰り旅
2日目
・廃線危機の「芸備線」を愛でる旅
神戸〜姫路〜井倉(途中下車)〜新見〜備後落合〜三次
¥5,740(神戸・三ノ宮からで計算)
3日目
・尾道〜神戸でただただ本を読む旅
尾道〜姫路〜明石〜神戸
¥4,230(神戸・三ノ宮までで計算)
金額的には1日目のお出かけ運賃がまるまるおトクになるという計算。めちゃくちゃ「おトク」というわけではないけど、私は「列車に乗る」ことそのものが好きだし、列車では本がめちゃくちゃ集中して読めるので、こんな使い方も私にとっては大満足。

青春18きっぷ旅に備えて買ったもの
・おざぶ
青春18きっぷに備えて買ったもの。まずは「ずっと列車に乗りっぱなし」のおちりをいたわって、コンパクトに持ち運べる「おざぶ」を購入。


これが大活躍。だいぶ楽。座ったまま空気を抜けるので、長距離移動にめちゃくちゃ快適だった。おすすめ。
・本
今回の旅のおとも本。
岡山を通るので、岡山出身の小説家・小川洋子の本を。
そして誕生日が同じ宇野千代の本を。まだ全部読めていないので、感想は後日シェアします。でもたぶん、以前にも読んだことあったような…。読んだ本を何回も買ってしまう現象。
・日本一周パスポート
今回、日本一周パスポートなるものを買ってみた。各地のスタンプを押して育てていけるパスポート。これからが楽しみ。

秋の乗り放題パス・2026
ここまで青春18きっぷの話を読んでいただき大変申し訳ないのだけど、夏の青春18きっぷの販売はきのうで終了してしまっていた。ごめん。
でも大丈夫!
私たちには「秋の乗り放題パス」がある! ルールはほとんど「青春18きっぷ」と同じで、ちがうのは利用可能期間が異なるだけ。値段も安くなる。
JRグループは、「鉄道の日」にあわせ、JR全線のフリー乗車券「秋の乗り放題パス」を発売。発売期間は2026年9月18日(金)~10月16日(金)で、利用可能期間は10月3日(土)~18日(日)。1人1枚の使用で、期間中の連続する3日間有効。発売額は、大人7,850円、子ども3,920円。
利用期間が10月3日(土)~18日(日)と2週間程度にはなるけれど、週末3回はさむし連休もあるのでけっこう使いやすそう。何より価格がリーズナブルなのがうれしい。どこ行く?
名古屋で朝ごはんを食べる旅、行きたい美術館や図書館に行くだけの旅、なんなら本を読むためだけに列車に乗ってもいい。
考えるだけでワクワクするね。
その際は是非、「芸備線」も候補に入れてもらえるとうれしい。
青春18きっぷで旅したまちの話
さて、ここからは、私が「青春18きっぷ」で旅したまちの過去記事をご紹介。
・滋賀・近江八幡、彦根 「けいおん!」聖地の学校
・広島〜神戸 内田百閒『阿房列車』を読むためだけの旅
ほかにも広島や、名古屋、京都北部、和歌山など。「そんなに遠くはないけれど、こんなことでもない限り行くことはなかった日本のいいところ」に行けるのが、これらの「おトク」なきっぷの楽しいところ。いっぱいあるよね日本のいいところ。
私もどんどんいいところを紹介したい。なのでこれから、2日目の芸備線、3日目の山陽線についても記事にする予定。

それではみなさま、よい旅を!
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