今後の人生を大きく左右させられた話
今の働き方が、この先ずっと続く前提で将来を考えていた。
うまくいくかどうかは別として、道そのものは一本だと思い込んでいた。
今回読んだ本は、その前提の方を先に疑ってきた。
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こんにちは、高橋日向です。
「人はいつからでも変われる」をテーマに、本を紹介しています。
今回は、将来設計そのものの形が変わる、という話でした。
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1. 最近、気づいたこと
「10年後どうなっていたい?」と聞かれると、いつも答えに詰まる。
頭に浮かぶのは、今やっていることが少し上手くなった自分の姿だけだった。
それ以外の選択肢が思いつかないというより、思いつく必要がないと思っていた気がする。
積み上げていけば、そのうち何とかなる。
そう考えていたけれど、そもそも積み上げる先が一本しかない前提が、けっこう危ういのかもしれない。
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2. きっかけになった一冊
読んだのは『LIFE SHIFT』。
著者は経営学者のリンダ・グラットンと、経済学者のアンドリュー・スコット。
寿命が延びるという話から始まるので、最初は自分にはまだ遠い本だと思っていた。
でも読み進めるうちに、話の中心がだんだん「今20代の人がこれからどう時間を使うか」の方に寄ってきて、他人事ではなくなった。
人生設計の本というより、前提を組み替えるための本という手触りだった。
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3. 学んだ考え方
学んだのは、大きく二つ。
ひとつ目は、「教育を受けて、働いて、引退する」という三つの区切りが、もう当たり前ではなくなるという話。
長く生きる分だけ、働く期間も長くなる。
そうなると、途中で学び直したり、働き方を変えたり、いったん立ち止まる期間が入ってくる。
順番も決まっていないらしい。
人生が一本の線ではなく、いくつかの区間の組み合わせになっていく、という感覚だと理解した。
ふたつ目は、目に見えない資産の話。
お金のような形のあるものだけでなく、スキルや知識、健康や人間関係、そして変化に対応できる力も資産として数える。
中でも印象に残ったのが、変わる力そのものを資産として扱う考え方だった。
変われるかどうかは性格の問題だと思っていたけれど、貯めたり減らしたりできるものだとしたら、話がまるで違ってくる。
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4. やってみて感じたこと
読んでから、将来のことを考えるときの入り口が少し変わった気がする。
前は「何になりたいか」から考えていた。
今は「今の自分は、どのくらい方向を変えられる状態にあるか」を先に考えるようになった。
そう考えてみると、正直あまり褒められた状態ではない。
付き合う人も、触れる情報も、ここ数年でだいぶ固定されてきた自覚がある。
それが悪いわけではないと思う。
ただ、居心地がいい状態と、変われる状態は、必ずしも一致しないんだなと思った。
かといって、今すぐ何かを壊しにいく気にもなれていない。
その中途半端さも含めて、いまの自分の位置なんだと受け取っている。
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5. 一番残っている学び
変わる力は、その気になったときに出てくるものではなく、普段から手元に持っておくものらしい。
必要になってから探しても、たぶん間に合わない。
変わりたいと思ったときに変われるかどうかは、思った時点ですでに決まっている。
そう考えると、今この瞬間の過ごし方の意味が、少し変わって見えた。
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6. まとめ
将来を一本の道として考えるのを、いったんやめてみようと思った。
どこかで区切りが入ることを前提にした方が、今やっていることの位置づけも変わってくる気がする。
まだ何かを大きく変えたわけではない。
ただ、変えられる余地を残しておくことを、これからは意識していたい。
人はいつからでも変われる。
そのためには、変われる状態を先に用意しておく必要があるのだと、この本を読んで思った。
10年後の自分を聞かれて、答えに詰まったことはありますか。
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