【雑談】ヴィオラという楽器の魑魅魍魎
昨日はプロオケ奏者を招聘しての、ヴィオラパートのパート練習でした。
奏者の方が楽器を買い替えたばかりであったことや、
楽器の買い替えを検討している団員が居ることで、楽器談義になりました。
しかしヴィオラという楽器を買う際には、魑魅魍魎が跋扈する
複雑怪奇な世界を受け入れる必要があります。
・サイズがバラバラ
ヴィオラという楽器には定格サイズが有りません。製作者の自由です。
そして形のバリエーションも豊富です。楽器選びの要素は非常に複雑です。
日本に入ってくる楽器は、ボディの長さが39.5~42cmが多いですが
時々、44cmというサイズがあります。昨日所有している方も来ていましたが
ケースに入らないので、ケースの内側を削ったと言っていました。
サイズの違いはボディの長さだけではなく、幅の広い楽器、厚い楽器等、
響を稼ぐためのサイズアップには様々な手法が使われています。
更には、ボディが長くてもネックが長いかは別問題で
ボディが長いのにネックは短くて、実は弦長は短いパターンや
逆にボディが短いのにネックは長く、弦長の長さを稼いでいるパターン、
と、一概に大きい小さいだけの話ではないのです。
ネックが短く弦長が短いと押さえるのはラクですが、
ハイポジションが弾きにくくなります。
ヴィオラを選ぶのは実はとても大変なのです。
実際に弾いて、自分にとって音色と弾きやすさのバランスが取れる
最適な着地点を見つける必要があるのです。
