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マーラー弾きにくい問題

私はこれまでに、マーラーの交響曲は
第4番を2回、第5番を2回、1stヴァイオリンで
第9番をヴィオラで1回弾いています。
そして今回は第7番の2ndヴァイオリンに取り組んでいますが
毎度思うのがマーラー弾きにくい問題です。

何が弾きにくいかと言うと、弦楽器の特性をあまり考慮していない
重音とポルタメントが出てくる点にあるかと思います。

例えば四重音にアルペジオ指定が付いているのにも関わらず
4本の弦で物理的に同時に鳴らせない音が書かれています。
具体的にはヴァイオリンのG線上でしか鳴らせない低音域に
2音が割り当てられていたりします。

あとはD線でしか鳴らせない音域でスタートし
E線ハイポジションまで滑らせるポルタメントです。
D線とE線に2回の移弦を挟んでのポルタメントというのは
物理的に繋がりません。

以前にプロオケ奏者の方に、「コレってどうやって弾けばいいのですか?」
と質問したところ、重音の方は同時に鳴らすことは諦め
押さえ直して弾き直すというものでした。
ようは装飾音符として解釈するということです。
ポルタメントの方はD線上で4度程度滑らせたらE線に切り替えて
到着音まで滑らせるというものでした。
ようは完全には繋がらずに、途中でワープするポイントが生まれます。

結論として両方とも、楽譜通りに弾くことは物理的に不可能なので
それっぽく聴こえるようにゴマカシて弾くということになります。
なにか腑に落ちないですよね・・・


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