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シーテッドカタガタメ

こんにちは。世羅です。
皆さんお元気ですか。

先日の修斗であったギロチンのフィニッシュが見事だったので、まずはそれをどうぞ。

モンゴルの選手が見事なギロチンチョークで勝利。
対戦相手は国内強豪の野瀬選手。
寝技を得意とする野瀬選手を1分ほどで極めた衝撃的な試合。

このギロチンは従来のギロチンとは少し異なる形で、頭と腕を閉じ込めるようにして絞める形。腕で絞める三角絞めとイメージすると分かりやすい。

これは「シーテットカタガタメ」と言われるもので、最近グラップリング界で流行りだしてるギロチンです。

変形のアームインギロチンとも言えますが、従来と違うのは頭と腕が、相手から見て同じサイドにあることです。

これは私も最近使っているのですが、かなり強烈に絞まります。自分の脇腹で相手を抱えるようにして(ボディビルのポージングのような)絞め上げます。

最終的にはクローズドガードに入れるのが逃げられにくいですが、前述の試合のようにハーフガードのように足を絡める形や、スネをお腹に当てる形でも充分に極まります。

ちなRIZINでも活躍した大塚選手が得意だったりする。

あとはUFCで柔術世界王者のホドウフォ・ヴィエイラが、これで極められている。柔術世界王者が一本負けしたこの試合は当時はショッキングだった。まあホドウフォがガスアウトしていたものありますが。

Bチームのニッキー・ライアンも得意としていて、アナコンダチョークに連絡することも出来ます。

初心者にとっては両方とも同じ技に見えるかもしれませんが、足の掛け方とグリップの仕方が明確に違います。

WNOでバックポジションから狙ってもいます。

四つん這いの相手に仕掛ける方法。

このようにがぶりやバックポジションから一気に仕掛けることが出来るので、非常に有効です。
相手もバックテイクを第一に警戒するので、首への意識が甘くなる。把握しておかないと反応が遅れます。

最初に添付した修斗の試合でも解説陣がこの技に気づくのに時間がかかっています。

技としてはかなり新しい部類に入る技だと思いますが、これをモンゴルの選手が使っていることにも驚きです。
モンゴルは最近UFCファイターも出してきており、MMAの世界にも強豪を輩出し始めています。

最近生まれた全く新しい技かと思いきや、10年以上前にパット・カーランが使っていました。
カーランはベラトールのフェザー級王者で一時期は絶対王者的な強さでした。
日本とゆかりのあるジョー・ウォーレンやマルロン・サンドロとも試合してたり。

タックルから芸術的な入り↓

この当時はもちろんこの名称は無かったし、ただのギロチンチョークの一種としてしか紹介されなかった。カーランが実は得意としていたのかも。
というかパット・カーランどれだけの人がご存知??

MMAでもグラップリングでも有効なのは証明されています。これからの標準装備。

最後に宣伝ですが、このシーテットカタガタメは私のギロチンの教則でも解説しています。
ご興味ある方はどうぞ。

ではまた。


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世羅智茂(ブラジリアン柔術) 執筆活動の燃料であるコーヒーを、私に送る応援スタイルです。 300円で「コンビニのコーヒー」、500円で「ドリップバッグ」、1000円で「ちょっと贅沢な喫茶店」に行けます。