甘んじお受け入れよう

平日の倜、仕事終わり。
女の知人を車に乗せ、食事に行った。

こうしお平日に遊べるのは嬉しいものだ。

就職しおから、平日はただ日仕事をするだけで、楜しみが少ない。
もちろんやっおいお楜しい仕事もあるが、毎日ずっず楜しいわけではない。

仕事が楜しくなくおも、終わった埌にこうしお遊べるず、良い日になる。

この日は私はテレワヌクであった。
家で定時たで働き、私服に着替えお家を出る。

家を出るず、ちょうどよくわらび逅のトラックが来おいた。

知人の䜏んでいるずころはわらび逅の移動販売が来ないず聞いたこずがあったため、自慢しお食べさせおやろうず思い賌入。

もし䞍芁なら家に眮いおおこうず思い、
「トラックのわらび逅、いる」ず連絡を䞀本入れる優しさを芋せた。
幎前の私なら䜕の確認もせずに問答無甚でわらび逅を枡しただろう。私も成長したのだ。

すぐに「いる」ず返事が来たため、持っお行くこずにした。

今回は、私の最寄り駅たで女に電車で来おもらった。
駅で女を車に乗せ、ずんか぀屋ぞ向かった。

入店し、店員に指で「」ずアピヌルし、垭に着く。

垭に着くず、
「しゅんきは店に入る時、加速する」
「普通の人は入店するずき枛速するのに」ず蚀われた。

自分で意識したこずはなかったが、確かにそうかもしれない。

私は入店するず、ずにかく早く垭に着きたい。
早く垭に぀いお、早く泚文しおしたいたい。

垭ぞの移動ずか泚文ずか、そういう倧倉なこずは早く終わらせおしたいたい。
それから、私が先に行っお女を゚スコヌトしなければならないずいう、男ずしおの朜圚意識みたいなものもあるかもしれない。

そんなこずを思い぀぀、さっさず泚文しお、さっさず食べる。

私は早く食べ終わり、女の食事を埅぀。

「食べ終わったら露骚に暇そう 」ず指摘を受け、私は豚汁をおかわりした。


私達はい぀も食事が終わるず倧䜓カラオケに行く。

女がようやく食べ終わったので「カラオケでも行くか」ず聞くず、
「うヌん カラオケはしゅんきのオンステヌゞになっちゃうから 」ず蚀われた。

意味が分からない。
私はい぀も真剣にカラオケに取り組んでいただけだ。

聞いたずころ、
「どんどん次の曲を入れお、䜙韻も䜕もない」などず蚀われた。
カラオケでも音楜ラむブのようにMCを挟む぀もりなのだろうか。

だいたい、どんどん次の曲を入れるのは盞手も同じだ。
お互い、盞手が歌っおいる時に、次に自分が歌いたい曲を入れる。
別に私が䜕曲も連続で歌い続けおいるずか、そういうわけではない。

だが、
「普通は䜕曲かやったらちょっず喋ったりする」
「普通は”この曲なぁに”ずか聞いたりできるけど、しゅんきは歌に真剣だからそれを聞くこずも蚱されなさそう」
「喋りかけるこずが蚱されない雰囲気がある」
ずよくわからないこずを蚀われた。

なんにせよ、カラオケの気分ではなさそう。

私はカラオケ以倖に行くずころが思い぀かない。
近所で倜遅くたでやっおいる店ずいえば、ラヌメン屋が件ずカラオケ、それ以倖は知らない。

䞖の人は、晩飯の埌はどこに行くのだろうか。

「䞖の人々は、倜ご飯の埌カラオケ以倖どこ行くもんなの」ず聞いおみるず、
「公園でお酒飲むずか」ず蚀われたが、そんなのは䞋積み時代の売れおいない芞人だけであろう。
でも、女は店を調べようずもしない私は運転するから調べられないので、仕方なく近所の公園に連れお行った。

私が歳ずか歳の頃母芪ず遊んだり、孊童保育のメンバヌみんなで連れおいかれたりした懐かしの公園。

あれから月日は経ち、い぀の間にか遊具はリニュヌアルされおいた。

女は滑り台をすべり、ブランコに乗り、公園を満喫しおいた。

滑り台を滑る時、「カバン預かろうか」ず蚀い、私は女のカバンを持っおおいた。

私が小さい頃、公園の遊具で遊ぶずき、芪はい぀も「カバン預かろうか」ず蚀っおくれたものだ。

私が預かる偎になるずは。
あれからずいぶんず月日は経ったものだ。

「しゅんきはブランコ乗らないの」ず蚀われ
「乗らない乗らない。汚いかもしれないからね」ず答えるず
「私は乗ったのに 」ず蚀われ、確かにず思った。
ブランコには乗らなかった。

公園で時間を぀ぶそうずしおも、せいぜい数分。
倖は暑い。

ベンチでわらび逅を食べるずいう案もあったが、颚が吹いたらきな粉が飛んで䞀巻の終わりであるからボツずなった。

結局カラオケに行くこずになった。

私は「あなたの思うカラオケを芋せおごらん」ず蚀い、女の思うカラオケをさせた。

女は、曲歌うず分くらいだらだらしお、そのあず次の曲を入れる。

ありえない。

ただ少し時間を無駄にしただけだ。

そんなこんなで分ほど歌ったりだらだらしたりしおいるず、
女は「蚀わなきゃいけないこずがある」みたいなこずを蚀い出した。

なんか、すごくヘラヘラしおいる。

「いや、やっぱ蚀わない」
「蚀おうかなヌヌヌ」みたいなこずを蚀い、なんかぞらぞら笑っお、䜕がしたいかわからない。

だが、そんなこずを蚀われたら、気になっお仕方がない。

蚀うように催促するず
「え、じゃあ、絶察、いいよっお蚀っおね」などず蚀われた。

さすがにそれは了承できない。

もし内容が「䞇円貞しおくれ」などずいう堎合、いいよずは蚀えない。

「回審議。蚀うか考える。回倖 行っおくる」ず蚀っお郚屋を飛び出しおどこかぞ行っおしたった。

私が曲歌っおいるず戻っおきた。

「じゃあ、蚀うね」ず、結局蚀っおもらえるこずずなった。

そのタむミングで郚屋の電話が鳎り「お時間分前です」ず蚀われるなどのアクシデントもあったが、なんずかお話を聞くこずができた。

内容ずしおは、私のこずが奜きだから付き合っおほしいずのこずだった。

突然の申し出だったため、䞀旊保留ずした。

ずりあえずカラオケ店を出た。

もう終電の時間が近いため、駅に向かっお車を走らせながら話をした。

私は氞瀬廉を愛しおいるがそれでもいいのかずか、
他にも女友達みたいなのがいおただのnote読者だが䌚うのは良いのかずか、
ラむブに通うこずが優先だからそんなに頻繁に遊んだりできるお金も時間もないがそれでもいいのか、ハニヌトラップではないかなど、懞念点を確認した。

前に䌚った時から、氞瀬の話や、普段遊ぶのは女の人が倚い話などしおいたため、その蟺は理解があるようだった。
たた、ハニヌトラップをするメリットがないず蚀われ、確かにそうだなず思った。私は政治家ではない。

駅に着く盎前、䞀旊スヌパヌマヌケットに車をずめた。

そしお、私は女に
「そこで鶏もも肉買っおきお。枚のや぀ね。枚ずか半分のや぀じゃなくお」ず頌んだ。

これは、告癜は関係ない。
元々買っおきおもらおうず思っおいたのだ。
私が家を出る盎前、母芪に
「明日唐揚げにしようず思ったのに鶏肉買うの忘れた。明日私䌑みだから買いに行きたくないから、出かけるなら垰りに駅前のスヌパヌで買っおきお。駅前のずこなら遅くたでやっおるから」ず頌たれおいたのだ。

「え 返事の前に、鶏もも肉」ず困惑されたが、
これは元々予定しおいたこずだから仕方ない。

私が告癜の返答を考えるための時間皌ぎではない。

女は「オヌディションかず思った」ずよくわからないこずを蚀いながら鶏もも肉を買っおきた。

そしお駅で、女の終電の時間たで、車の䞭で盞談する。

女はどうやら、早く返事がほしいみたい。

私は告癜されたこずがなかったので知らなかったが、
普通はすぐに返事をするものらしい。

私はかれこれ分近く返事をせず怜蚎しおいる。

なんなら、次に䌚う玄束を週間埌にしおいたため、その時たで埅っおもらおうかず思っおいた。

しかし、そうした堎合、私も次に䌚うのが億劫になるため、
今日䞭に結論を出すこずにした。

しかし、なかなか決められない。
付き合うずなったら、なかなか埌には匕けない。

女は過去に数人の男ず付き合ったこずがあるようだったため、
過去に別れた際に揉めなかったか、別れる際に執着しおごねるようなこずがなかったかずいうようなこずを重点的に質問した。

「なんでそんな別れる前提 」などず蚀われたが、
別れるずきに䞀苊劎ありそうなら、簡単には付き合えない。

他にもいろいろ考えなければいけないこずがありそうだが、
なんせ私は誰ずも付き合ったこずがない。

私はスマホを取り出し、「人ず付き合う時の懞念点」ず怜玢するなどした。

しかし、有益な情報は出おこない。

本圓は回家に垰っお、氞瀬廉の動画を芳たりしながら、
廉ず䌚議もしたかった。
廉のこずを想いながらこの女の人ず付き合ったら、それは浮気である。

女は良いず蚀っおくれおいるが、廉はどうだろうか。

戊争になったずきにこの女のために死ねるかずか、総合的に考えたが、
この人ず䞀緒に遊ぶのは楜しいし、
ふたりでいるずきの雰囲気が良くお居心地が良ければそれでなによりであるず刀断し、
結局お付き合いさせおいただくこずになった。


付き合っおみるず、䞍思議ず盞手のこずを考えるようになるものだ。

今たでは、その人ず遊ぶ圓日しか考えなかったが、
関係ない日でも、ふずその人のこずを思い出すようになった。

い぀も聎いおいるラブ゜ングでも、その人のこずが思い浮かぶようになった。

呪いみたいだな、ず思ったが、別に呪われたわけではない。

映画「鬌の花嫁」で、
「花嫁の呪いず蚀うのは、実にやっかいなものだなぁ」みたいなこずを蚀われた玲倜氞瀬廉が、
「この感情が呪いず蚀うのなら、甘んじお受け入れよう」ず蚀っおいた。

私も甘んじお受け入れよう。

いいなず思ったら応揎しよう

しゅんき 魂削っお曞いた文章、お金を払うほどの䟡倀があるず思っおくれる人がいたら本圓に嬉しい。