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副反応は少なく、効果は持続? ヌバキソビット🄬とmRNAワクチンを比較する

 2026年の新型コロナウイルスの定期接種は、例年と同様に2026年10月頃から順次開始される見込みです。国内で接種可能な新型コロナウイルスワクチンは、コミナティ🄬やスパイクバックス🄬など、mRNAワクチンのシェアが大きいものの、直近では不活化ワクチンであるヌバキソビット🄬(以下、NVX-CoV2373)の供給量も増加しています【図1】。

【図1】2025/26シーズンのワクチン供給量
(医政産情企発 0919 第2号/感予発 0919 第2号より引用)

 新型コロナウイルスのパンデミックが発生した当初、同ウイルスに対する迅速なワクチン開発は、公衆衛生における最重要課題でした。従来から存在する不活化ワクチン技術では、ワクチン製造に必要なウイルス培養に時間がかかり、開発スピードが遅いという欠点がありました。それ故、新型コロナウイルスワクチンの開発には、mRNA技術が臨床応用され、迅速なワクチンの実用化が実現されています。

 一方で、新型コロナウイルスの存在が日常浸透し、その標準的な治療法や予防法が確立された現在では、副反応の重症度が低く、かつ感染予防効果が持続するワクチンの社会ニーズが高まっていると言えるかもしれません。

 今回の記事では、不活化ワクチンとして開発されたNVX-CoV2373の有効性や安全性について、mRNAワクチンと比較した最新の研究論文をレビューしながら、NVX-CoV2373の臨床的な位置づけを考察してみたいと思います。


4回目接種におけるmRNAワクチンとNVX-CoV2373の比較

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