カメラマンの末裔
カメラマンの末裔なのかもしれない。
学生時代にそこそこの期間飲食店でアルバイトをした経験があって、その時の名残りか、観光地などでカップルや家族連れの写真撮影を引き受けることが多い。どのくらい多いかというと、専門のカメラマンと間違えられ自分の前に行列ができたことがある
カメラマンといえば、より良い写真を撮るためにあの手この手で人を笑わせているイメージだけど、M-1とかに出したら案外カメラマンが優勝するんじゃないか(M-1のことを何も知らずに話しています)。
でもカメラマンがみんな底抜けに明るくて普段から冗談ばかりを言っているかというとそうでもなく、むしろなんとなく芸術家気質の気難しい人が多い気がする。それでもさあ写真を撮るぞとなった瞬間、脳の面白いことを考える筋肉に電流が走って突然面白くなるとしたら、それはめちゃくちゃ面白い。よりも怖いがさすがに勝つ。最後には愛が必ず勝つから、愛と怖いと面白いでトーナメントをして、愛と怖いが1回戦で当たった場合、怖いは2位のポテンシャルがあるのに1回戦敗退という肩書きしか残らなくて相当悔しいだろう
そういえば犬はいつも歯を剥き出しにして笑っているけど、あれは飼い主がめっちゃ面白い可能性がある。飼い主が面白いことばかり言うので、犬の方も笑顔が絶えない。この仮説が正しいとするならば、いまのところ犬を飼っているカメラマンがいちばん面白い。彼らが撮った写真には一切の例外なく、歯を剥き出しにした犬と人間が写っているはずである。
これまでの話をすべて置いておいて、歯を剥き出しにした犬が一番怖い。脳の面白いことを考える筋肉に電流が走って突然面白くなるカメラマンなんかよりも圧倒的に怖い。でも最後には必ず愛が勝つから、愛と怖いが1回戦で当たった場合、怖いは相当悔しいだろう
