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トランス女性(女性自認者)が希望するトイレについて-アンケートから-

 「トランス女性は女性だ」➡「女子トイレの利用公認を」という運動がありますが、以下で紹介するアンケート結果を見れば、それは的外れだということを指摘させていただきます。
 今回紹介しますのは、2018年TOTOアンケートの結果です。トランスジェンダーの権利運動に携わる人々が知らせないようにしているのか、ほとんど知られておらず、引用もまずされていません。
 計1,136人を対象としたインターネット調査で、うち206人がトランス女性です。
https://jp.toto.com/data-migration/ud/summary/post08/report2018.pdf

 問5-2は、トランス女性の「利用したことのある公共・店舗用トイレ」です。複数回答で男子77.6%、女子17.1%、共用44.7%、多目的47.4%と記載されています。利用実態は、男子トイレが最も多いのです。

 問6-2は、トランス女性の「利用したい公共・店舗用トイレ」です。男子61.8%、女子23.7%、共用43.4%、多目的39.5%と記載されています。希望も男子トイレが最も多いのです。

 「女子トイレを希望」は、利用実態で17.1%、利用の希望も23.7%にとどまります。
「男子トイレを希望」との数値こそが、利用実態の77.6%、利用希望の61.8%と最も多いのです。


 このアンケート結果を見れば、「トランス女性は女性だ、だから女子トイレの利用公認を」という運動は、多くのトランス女性の立場からすれば、特に求められていないということになります。もともと排泄は性別の認識とは関係なく、身体に起きる生理現象ですから、当然の結果でしょう。
 トランス女性が、男子トイレで揶揄や侮辱を受けることが時にあると聞きます。女性がトランス女性の女子トイレの利用を甘受するのではなく、男性側への啓発を進め、理解を増進してもらい、トランス女性が男子トイレで排除されたり差別されたりすることなく、安心して使えるようにすることが大切ではないでしょうか。

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