みかんのにっき、はなちゃんのこと、ショック......
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小川みかんです。
小牧山小学校の2年生です。
お昼の給食のあと、
はなちゃんのこきゅうが、
とつぜん、
ゼーゼー、ヒューヒューとなって、
たおれた。
教室は、そうぜんとなった。
かけよる先生、
そして、すぐに、
となりのクラスの先生に助けを求めに走る。
「きゅうきゅう車、おねがいします」の声がした。
立ち上がって、
はなちゃんを見るみんな。
でも、こわくて、近づけない。
先生も、どうしていいのか、わからないまま、
はなちゃんのそばで、かがんでいる。
ゼーゼー、ヒューヒューがつづく...…
教頭先生とか、保健室の先生とか、
いろんな人がやってくる。
わたしたちは、
教頭先生に言われて、
ろうかへ出た。
ざわざわ、ざわざわ、と、
みんな小声で、なんか言いあった。
みかんは、だまっていた。
みんなのざわざわは、つづく。
そしたら、教頭先生が、
図工室へ行きましょう、そこで、たいきしましょう、
と、言った。
いつもの列になって、みんな、歩いた。
行くと、
図工室は、じゅぎょう中だったので、
となりの音楽室に入って、すわった。
つーん
と、
音楽室はしずかだった。
ここで、少しまちましょう、まちましょう、
と、教頭先生が言った。
遠くから、
きゅうきゅう車のサイレンが聞こえ始める。
どんどん、近づいてくる。
おしゃべりする子は、いなくなった。
きゅうきゅう車のサイレンが、
すごく大きくなって、
とつぜん、なくなる。
音楽室は、
生徒たち、それぞれの机が、オルガンで、
いたずらっ子の六ちゃんが、
ふたをひらいて、一音、鳴らした。
ファ〜♪……..
みんないっせいに、音のなった方を見た。
音がなくなると、
音楽室は、
もっと、静かになって、
時がとまった、みたいになった。
+
その、
つぎのつぎの日、
「アナフィラキシーショック」
と、
先生が黒板に書いた。
みかんは、メモした。
これが、
はなちゃんをおそった、というせつめいを聞いた。
アナフィラキシーショック
食べものなんかで、アレルギーがおきて、
体ちょうが、急にかわってしまう、ということだった。
そういえば、この前、
ユニバーサル給食という日があって、
アレルギーがあって、
いつもは同じ給食を食べられない子たちと、
その日は、いっしょに同じものを食べた。
ユニバーサル給食には、
アレルギーの原因となる食べものが入っていない。
いつも、みんなといっしょの給食を、
食べられないのは、
やっぱり、なんか、ちょっと、さみしいかも。
でも、からだは大切だから、しかたない。
はなちゃんは、
これまでは、ふつうに、
みんなと同じ給食を、食べていたのに...…
でも、とつぜん、
食物アレルギーになって、
こうなったみたい。
とにかく、びっくりした。
はなちゃんは、しばらく、
学校、お休みするそうだ。
はなちゃん、
はやく、元気になってね。
また、会いたい。
お手紙書くね、
はなちゃん
