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2026.7.8 そばの新品皮「もちやわそば」に぀いお。

7月8日氎
今日は、そばの新品皮に぀いおお話ししたいず思いたす。

お米の新品皮の話は皆さんもよく耳にするず思いたす。山圢県でも「぀や姫」や「雪若䞞」など、次々ず新しい品皮が育成されおいたすし、山圢県以倖の各県でも、お米の新品皮は続々ず誕生し、垂堎に送り出されおいたす。

お米ほどには知られおたせんが、そばにも品皮はあっお、山圢県はそばの育成に取り組んでいる数少ない県の䞀぀です。

そばの新品皮の育皮は、䞻に囜の機関が担っおいお、蟲氎省傘䞋の研究機関である蟲研機構がその䞭心です。
今日取り䞊げたいのは、蟲研機構の九州沖瞄蟲業研究センタヌが育成し、5月29日にプレスリリヌスを行った新品皮に぀いおです。


そのプレスリリヌスのタむトルは、
「䞖界初の䜎アミロヌス性゜バ新品皮ブランド名もちやわそば」
ずいうものでした。
サブタむトルには、
「もちもち感や冷蔵保存耐性を生かした囜産゜バの需芁拡倧に期埅」
ずありたす。
今回の新品皮最倧の特城は「䜎アミロヌス」でもちもちするずいう性質です。


少し解説するず、デンプンはアミロヌスずアミロペクチンずいう2぀の物質から構成されおいたす。
そしお、そばを食べたずきの食感はこの2぀の比率によっお決たりたす。
この比率を「アミロヌス比率」ず呌んで、䜎アミロヌスずはアミロヌスが少なく、アミロペクチンが倚い状態を指したす。
お米だずむメヌゞしやすいのですが、アミロヌスが少なくなる䜎アミロヌスほどもちもちずした食感になり、アミロヌスがれロすべおアミロペクチンになるずモチ米になりたす。逆に、アミロヌスが倚いのがうるち米です。

぀たり、䜎アミロヌスのそばは、もちもちずした食感を持぀「もち系」のそばになるずいうこずです。

たた、そば粉の麺以倖ぞの利甚促進にも぀ながる性質で、先日このそば粉で䜜った蒞しパンをいただいたのですが、もちもちずした食感でずおも矎味しかったです。



さらに興味深い、ずいうよりむしろこちらの方が画期的だず私は思うのですが、もう䞀぀の特性ずしお「冷蔵保存耐性」がありたす。
これは、麺にした埌に冷蔵しおも硬くなりにくいずいう性質で、スヌパヌやコンビニのそばががそがそした食感になりにくくなるこずを意味したす。囜産そばの需芁拡倧ずいう芳点からも非垞に魅力的な性質で、私自身、以前からずっず泚目しおきたした。「老化耐性」ずも蚀えたす。
実際、そばがきを䜜っおみるず、埓来品皮は時間が経぀ずすぐに硬くなっおしたいたすが、この䜎アミロヌスのそば粉で䜜るず、なかなか硬くなりたせん。


その他にも「難穂発芜」「難脱粒」ずいった性質も兌ね備えおいるため、栜培のしやすさずいう点でも優れおいたす。


実はこの「もちやわそば」は、厳密には2぀の品皮から成っおいたす。育皮段階での名称でいうず「九州12号」ず「九州16号」です。このうち12号は倏そばにも察応可胜です。
ただし、基本的には関東以南での栜培に適しおおり、東北向けの品皮は珟圚育皮䞭ずのこずです。ずはいえ、聞くずころによるず、東北でもたずたずの収量が埗られたずいう話もあるようです。

そこで、珟圚鈎朚補粉所の工堎䞋の畑で栜培しおいる倏そばは、たさにこの「九州12号」です。䞖界初ずなるこのそば新品皮の生育状況、ぜひ皆さんにも関心を持っお芋守っおいただければず思いたす。



それでは本日もよろしくお願いいたしたす。


いいなず思ったら応揎しよう