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micho
私の大好きな日常よ、ただいま。
楽しかったお盆も終わり、自宅へ帰る日。
行きは、ワンオペで1歳を連れて5時間新幹線。
しんどすぎて懲りてしまい、帰りは飛行機。
行きの話↓
田舎の空港なので、私たちが乗る伊丹行きのみ。
ロビーにいる人は全員同じ飛行機を待っている。
選択肢はないが、空いていてちょうどいい。
同じくらいの年の子を連れた方がちらほらいたので、心の中でがっしり握手を交わした。
飛行機に乗ると、子どもの頃を思い出す。
フワっとする感覚も、窓から見える空も楽しめていた、あの頃。
大人になった今では、滑走路を走り出す前にもう寝ていて、着陸の衝撃で目が覚める。
息子はというと、飛行機が動き出すまで少しご機嫌斜めだっただけで、エンジンの音が聞こえ出すとぴたりと静かになった。
私が気づく前にあっという間に寝てしまっていたらしい。
「ほら、もくもくの雲だよー」
と独り言を言う恥ずかしいオバサンができあがってしまった。
彼は私の膝の上で寝返りを打ち、着陸の衝撃でも起きない熟睡っぷりだった。
親譲りなのか、肝が据わっているのか。
それとも、エンジンの「ゴーー」という音が、お腹の中の音に似ているからか。
車で迎えにきてくれた夫と合流して、家路へ。
10日ぶりの家は、一人暮らししていた頃の夫の家の匂いがした。
懐かしい。
と思ったのも束の間。
床、めっちゃ埃やん。
カバン置いて、即掃除。
私のせっかくの感傷的な気持ちは、埃と一緒に掃かれてしまった。
けれども。
私の大好きな日常よ、ただいま。
