二代目水谷八重子様のご冥福をお祈り申し上げます
大女優の二代目水谷八重子様が、2026年8月28日に87歳でご逝去されました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。お母様の初代水谷八重子は、松井須磨子と島村抱月が創立した劇団・藝術座の子役として初舞台を踏まれました。須磨子と抱月逝去後は、藝術座の理事を務めた水谷竹紫(初代水谷八重子の義兄)が第二次藝術座を創立し、後に竹紫から初代水谷八重子に引き継がれました。そして、藝術座の名称は、阪急東宝グループの小林一三社長に譲渡され、劇場・芸術座(現在のシアタークリエ)として愛されていくことになりました。
このような歴史的経緯があるので、二代目水谷八重子様も松井須磨子に対して大変深い造詣をお持ちの方でした。2022年には『松井須磨子の想い』という舞台を上演され、私も観劇に駆け付けさせていただきました。八重子様の松井須磨子に対する情熱がひしひしと伝わってくる素晴らしい舞台でした。八重子様が全身全霊で須磨子を演じる姿が今も昨日のことのように思い出されます。

余談ではありますが、実は八重子様に私が2024年に神楽坂の赤城神社で主催した「松井須磨子祭2024」への出演を打診しておりましたが、体調不良とのことで実現しませんでした。今思い返せば、この頃からお加減が優れなかったのかもしれません。
八重子様、ご安心ください。私は今後も松井須磨子の研究・顕彰活動を頑張ってまいります。今はゆっくりと天国でお休みください。そして、大変恐れ多いことではありますが、気が向いた時にでも、私の細やかな活動も天国から見守ってくださったら嬉しいです。
短編アニメーション『カチューシャの誕生』
『カチューシャの唄』生誕110年を記念し、松井須磨子協会が製作した短編アニメーションです。ナレーションは長野市出身で元宝塚歌劇団星組男役の朱紫令真さんです。約15分で松井須磨子達の功績を学べます。
プロフィール
堀川健仁
松井須磨子研究者。松井須磨子協会会長。松井須磨子の功績を次世代に伝えていきたいという想いから、2022年より神楽坂で松井須磨子の研究及び顕彰活動を開始し、2023年に「松井須磨子協会」を設立。また、曽祖母の大叔父は松井須磨子の養父・長谷川友助でもある。
