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LUMIX S1IIEは、Lマウント・スチルユーザーのベストなのかも

昨年くらいからキヤノンRFマウントの導入を真剣に考えていた。去年はR7が、今年はR8がその対象になっていて、実は購入寸前というところまで来ていたのだ。
その理由は、動体に対するAF性能の良さ。そして、手持ちのEF135mm F2L USMを最大に活かすことの2点だ。
とくに動体に対するAF性能は、LUMIXの最大の欠点の一つ。そこが解消されるのは大きなメリットになると思っていた。
しかし僕の場合、Canon並の動体撮影が求められる撮影は年に2〜3回。その撮影も、そこまでシビアなものは求められないところもあり、LUMIXでもギリギリ対応できている。
EF135mm F2L USMに関しては、多少動作が不安定ではあるがSIGMA MC-21でなんとか使えている。使用頻度はそこまで高くないので、このままでも決して大きなストレスにはならない。
それに、R8を導入するとなると、ボディだけではなく予備バッテリーやマウントアダプターは必須。それに余計な(?)レンズが欲しくなるのは間違いない。やはり、マウントを増やすとその分コストは嵩んでしまう。
というわけで、RFマウントの導入は(現時点では)かけたコストに見合わないという結論に達したのである。

とは言っても、ほかのカメラが気になるというのは、今所有しているカメラに対して気になる点があることの表れでもある。
いま僕は、フルサイズはLUMIX S5IIをメインにしていて、スーパーサブとしてS1Rを使っている。
S5IIがメインカメラになって約3年。画質に対する不満はほぼなくなった。LUMIXのユーザーインターフェイスは僕にとってどのメーカーのものよりもしっくりくるし、色作り画作りもいちばん好みだ。デザインもちょっと無骨ではあるが、それがとても気に入っている。
ただ、液晶モニターはときどきブラックアウトするし、バリアングルモニターもスチルユーザーである僕にとっては決してベストとは言えない。EVFは決して悪くはないが、メインカメラとして使うならできればもっと良いものが欲しい。
これらはS1Rを導入してから、より気になるようになった部分である。

それなら、S5IIの(僕にとっての)ネガティブな部分をクリアできるカメラに投資すべきではないか。そして、そのカメラがLUMIX S1IIEではないかと思ったのである。

実は昨年、S1IIEが発表されたとき、このカメラの存在意義がよくわからなかった。S1IIと同じボディとは言え、S5IIと同じセンサーなのに微妙に価格も高い(35〜6万円)。正直、誰が買うんだろう?と思っていた。
しかし昨年から市場価格も下がり、30万円前後で見かけるようになってきた。そうなると、S5IIよりも優れている点が光ってくる。例えば…

  • 576万ドットの高解像度EVF

  • チルトフリーアングル液晶モニター

  • CFepress Type-BとUHS-IIのダブルスロット

  • 約40万回のレリーズ耐久性

  • より深く握りやすくなったグリップ

  • 動作レスポンスの改善(起動時間、ボタン操作の反応速度など)

これらがS5IIとの差額に見合うかが重要なのだが、最初の販売価格はともかく、今の販売価格なら十分に導入を検討すべきところまできているのではないだろうか。
特に僕のようにS5IIの画質には不満がないが、そのほかの部分でちょこちょこと気になる点がある人にとっては、最適解かもしれないと思っている。

ひょっとしたら昨年導入したS1Rではなくて、S1IIEこそ僕にとって必要なカメラだったのかもしれない。
しかし、S1IIEに目を向けるきっかけになったのはS1Rだ。それに、S1Rが持つ、ちょっと大きく思いけど頼りがいのある安心感のあるボディは、他には変え難いものがある。S1Rも僕にとっては特別なカメラなのは間違いない。
おそらく、今の僕にとってはS1IIEをメインカメラとし、サブにS5II、作品撮影用にS1Rというのがベストな体制なのだろう。

でも、そうするためには本腰を入れた機材整理が必要かなぁ…。

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