【🇮🇩🇲🇾🇧🇳#14-1】(2026年7月)ポンティアナ→クチン編。ボルネオ島陸路横断記録!凍死寸前です。
Pagi 〜!
私は現在、マレーシアのクチンにいます。
2026年6月から1ヶ月、インドネシアの北スラウェシ(マナド→ブナケン→タンココ→トモホン→トゥンバック→ソロン→ラジャアンパット/ワイサイ→マカッサル)と一人のんびり旅をしていました。
インドネシアのビザは30日のため期限切れも近く、延長申請は可能ですが、ちょうど良いタイミングだったので、すぐ北にあるボルネオ島を探検してみることにしました。
北スラウェシの情報もだいぶ少なくて困ったので、記録のため、時間はかかると思いますが、順番に残していきたいと思います。
結論からお伝えすると、
今回のルートのおすすめ度:★★★☆☆
理由: 移動自体はスムーズで特に問題なしだが、バス車内が寒すぎて凍死しそうになったため。
(冬の北海道くらいの寒さに耐性がある方であれば非常に快適な環境だったと思います。)
と、いうことで、以下、インドネシアのポンティアナからマレーシアのクチンまでバスで移動した際の詳細を残したいと思います。お役に立てれば幸いです。全部読まなくて大丈夫です、目次から必要なところに飛んでください。
※なお、以下は2026年7月の情報となります。
記事は参考程度に、最新情報はご自身にて確認していただければと思います。変更点等あれば、コメント欄にてお願いします🙏
なぜ、ボルネオ島を陸路で横断…?
今回のルートを選んだ理由は、いくつかあります。
1. インドネシアのビザがちょうど切れそうだったから。
2. この機会を逃したら、一生ボルネオ島に来ることはないと思ったから。
3. この後インドネシアに戻るのに、ボルネオ島からであればフェリーやフライトなど安く戻れる選択肢が多いと思ったから。
4. 地図を見る限り、北ボルネオ島(インドネシア→マレーシア→ブルネイ)を陸路で横断する難易度はそれほど高くなさそうだったから。かつ、この3国は仲良しそうだったから。
(マレーシアとブルネイはビザ不要、インドネシアはe-VISAなので面倒な手続きが少なそうというのもありました。)
頭の中のイメージとしては、🇮🇩ポンティアナ ➔🇲🇾クチン ➔🇲🇾ミリ ➔🇧🇳ブルネイ ➔🇲🇾コタキナバル というルートです。(全部バスが通ってそうだから)
ブルネイ↔︎コタキナバルはフェリーも出ているそうですが、バスで国境を越えるとスタンプが8つももらえるらしく、それだけで面白そうです!
隣の国に行くだけで一度にこんな回数国境を越えるルートなんてなかなかないという珍しさにも惹かれました。私のパスポートの有効期限があと1年(実質6ヶ月)ということもあり、なんか勿体無いし、いっぱいページを埋めてから更新できそうでコスパ良いですね(?)
私はお金はありませんが、時間は余るほどたくさんあります。個人的に時間はかければかけるほど良い旅になると思っていますし、暇な時にしかできないですからね!
何より、私は移動すること自体が好きなので、「ロマンを感じたら行くしかない!」という気持ちで、いつも通り、何も調べずに決行することにしました。(もちろん情報収集不足で大変なことになりました)
私の陸路国境越え履歴(ヒヨッコ)
思い返せば、空路以外での国境越えはこれが人生4回目でした。(あ、ちなみに、私はゆっくり進みすぎてまだアジアから出られていないので、アジア圏での国境超えしか雰囲気は分かりません…)
1. タイ ➔ カンボジア(🚎バス)
…他に観光客もたくさんいてとてもスムーズ簡単でした
2. カンボジア ➔ ベトナム(🚢スピードボート)
…船に乗ること自体が好きなので、毎秒楽しかったです
3. モンゴル ➔ 中国(🚞鉄道&🚎バス)
…途中下車含め、ウランバートル→北京まで丸3日かかり、眠さと暑さで溶けそうでした。モンゴル鉄道で景色を見る余裕などなく、移動中はめちゃめちゃ寝て見事に全部見逃しました。
経験されたことがある方は分かると思いますが、陸路国境越えには、独特の達成感があるのです!飛行機で飛んで空港で列に並んで待っていればサササッと終わってしまうプロセスが、陸路では時間もかかるし体力も必要です。大袈裟かもしれませんが、無事にスタンプをもらえたときの全てが報われた感覚を味わいたくて、時間と体力があるうちにやっておこうと思いました。(と、いいつつ、私もお金があれば、もちろん空路を選びます。陸路を選ぶのは安いからというのが最大の理由です。)
チケット購入について
このルートはやる人が少ないのか、それともシンプルすぎて(?)あまり情報がなかったため、とりあえず詳しく書いておきます。
🎫購入サイト: redBus(東南アジアお馴染み)
↑スマホだとURLの表示方法がこれしかできないので見づらくなってます。すみません。
💰価格: 360,000ルピア(約3,400円)
⏰旅程: 23:00発(ポンティアナ)-11:00着(クチン)
→朝7:00発のバスもありましたが、宿代節約と時間を有効に使える深夜バスを選びました。
💺座席: 2列×1列の3列シート(DAMRI運行)
→ベトナムによくあるようなベッドタイプではなく、ふかふかの椅子タイプです。
少し安めの4列シート(💰280,000ルピア/約2,500円)もありましたが、ウェブ上で誰も予約していなかったため、運休などのトラブルを心配してちょっと高い方にしました。
私は1日前に予約した際、Webサイト上では私含め4席分しか予約が埋まっていなかったものの、実際に乗る時は満席になっていました。見た感じだと外国人は私しかおらず、(汗)という感じでした。しかし、この状況は一人旅あるあるかつ意外にも有利であり、一人しかいないが故に周りが気にかけてくれることも多いです。
移動当日の流れ
当日の朝、バス会社からWhatsAppにて連絡がありました。
・パスポート写真の送付(名簿作成のためと思われる)
・マレーシアの入国カード(MDAC)の記入を済ませておくように、とのことでした。
①ざっくりタイムライン
15:00 マカッサル✈️スラバヤ
(外に出る気力がなく、3時間ほど空港待機)
19:00 スラバヤ✈️ポンティアナ
20:30 ポンティアナ空港 着
21:00 空港🚕バスターミナル
※ポンティアナ空港は21時クローズ
21:45 バスターミナル 着
22:15 バス乗車開始
22:45 バス出発(予定より少し早め)
(🚎💨途中、1:00頃?45分間の休憩あり)
03:45 国境手前のサービスエリア着
(🚎バス待機&仮眠)
06:00 国境の前までバス移動
(🚶国境開くまで門の前でひたすらに待つ)
07:00 国境オープン
(※以下クチン時間+1時間)
08:45 バスに戻る
09:45 バス出発
11:15 クチンバスターミナル 着
②ポンティアナ空港→バスターミナルの移動(タクシー/Grab)
私はマカッサルからスラバヤ経由でポンティアナに飛びましたが、フライトが遅れ、ポンティアナ空港に着いたのは20:30でした。この空港は非常に小さく、21:00には閉まってしまうので、注意が必要です!
バスターミナルの場所は↓で、移動方法はGrabやタクシーなどがあります。
明るい時間はバイタク(💰約50,000ルピア/449円)、車であれば値段は大体2倍で十分ですが、夜遅かったため安全を考慮して車にしました。
空港スタッフに相談して流しのタクシーに乗るのとに決めて、💰200,000ルピア(約1,796円)でした。
※インドネシアは体感的に治安が悪いと感じたのはソロンだけで、それ以外の場所は安全と思っていましたが、やはり旅行者の夜の移動でバイクは危ないとローカルたちはみんな口を揃えて言っていました。大丈夫そうではありますが、ローカルの言葉は信じるのが1番ですね〜。
Grabの倍ほどの金額だったため、交渉したい人はしてください。私はこのドライバーさんしかいなかったのと、最初からとても親切だったので良いかなと思い、値段交渉はしませんでした。体力もありませんでした。
途中でコンビニに寄ってくれたり、少し古くて夜は怖そうなバスターミナルで、バスが来るまで一緒に待ってくれたりしました。チケットの交換方法もわからず、私の単語だけの、ばぶばぶインドネシア語では難しかったので、彼がいてくれて本当に助かりました。


※ちなみに私が利用したDAMRI社のバスは、チケットの引き換えは不要でした。そもそもチケットカウンターは夜だからか、閉まっていました。予約時に送られてくるQRコードすら見せていません笑
【ポンティアナ空港周辺の注意点まとめ⚠️】
・空港が21時にクローズのため、移動手段を確保しておくか、一泊する。
・夜は周囲のKiosなどもしまっているため、長距離移動に備えて水やスナックは事前に購入しておくのが良い。しかし、飛行機に持ち込めるか否かなどもあると思うので、心配しなくても、バスターミナルの道中に営業中のコンビニはいくつかある。
・バスターミナルは安全そうではあるが、施設が老朽化していて雰囲気は怖い。待合所には何人か人がいるから殴られるとかそういうことは無いと思う。
③バスの中の様子:コストコの冷凍庫❄️
バス内設備などは充分揃っています。
・ブランケット(多分洗ってある、柔軟剤の香り◎)
・ふかふかネックピロー(これは絶対洗っていない)
・Wi-Fi(多分あり、私は使わなかったです)
・USBポート(ちゃんと充電できる)
・フットレスト&リクライニング
・スナック&ペットボトルお水500ml

車内もとても清潔でした。
たまに小さなゴキブリが歩いていましたが、インドネシアではよくあることなので仕方ありませんね。
しかし、とにかく冷房が効きすぎていて寒すぎました…。
イメージとしてはコストコの冷凍庫に閉じ込められているような感覚です❄️

スウェットの上にウルトラライトダウンを着ても寒く、寒さが極端に苦手な私にとっては、今までの移動の中で一番しんどい時間でした。東南アジアの長距離バスが寒いとは分かっていましたが、ここまでとは思いませんでした…😢
しかし、現地の人はパーカー1枚で爆睡しており、慣れ(?)の違いを感じました。日本人の私の方が寒さに強いはずなのに…。
また、マカッサル滞在中に足の怪我のために病院でもらった抗生物質が強すぎたせいか、腹痛と吐き気にも悩まされており、それも重なってかなり大変な夜でした。
深夜3:45に国境隣のサービスエリアに到着し、バスは待機となりました。朝4時過ぎからアザーンが鳴り始め、乗客の方々はサービスエリアの祈祷室でお祈りをしていました。みんなが戻ってきたタイミングでバスのエンジンとエアコンが消え、ようやく寒くなくなった車内で1時間ほど眠ることができました。ふぅ。
④国境ゲートでの様子
クチン時間の朝8:00(ポンティアナ時間で7:00)、ようやく国境の門が開きました。
ポンティアナ側のボーダーには、野菜売りやドリアン売り、両替商、小さな食堂などが並んでいてなんだか賑やかでした。

インドネシアの出国審査は2カウンターしかないためゆっくり進みましたが、特に会話もなく終了しました。そこから少し歩いて、マレーシア(クチン)側のイミグレへ向かいます。イミグレはガソスタや動物園のチケット売り場のような外観で面白かったです笑
(伝わらないのが悔しい)
以前タイからカンボジアへ行ったときはバスのスタッフが手続きを代行してくれましたが、ここではすべて自分で行います。案内があるので迷うことはありません。
私はマレーシアから出国する航空券を持っていなかったため、少し心配していました(以前、モンゴルから中国へ行く際に出国チケットがなくて大変だった経験があるためです)が、こちらも問題ありませんでした。
イミグレの職員とはワールドカップの話をしただけで、あっさりとスタンプをもらえました。日本のパスポートのありがたみ、先人たちが築いてきてくれたものへの感謝を感じる瞬間でした。
⑤クチン中心地への移動など
国境→クチンのバスターミナルまでは1.5-2時間くらいでサササッと到着します。
📍Kuching Sentral Bus Terminal
インドネシア側の道路はガタガタすることも多かったのですが、マレーシア側に入ると道路もちゃんと整備されていて快適です。寝ました。
クチンの中心地はWaterfrontと呼ばれ、ホテルなどもそこに集まっているので、多くの人はそちらへ向かうことになると思います。クチン自体、コンパクトな都市なので、移動は簡単です。
🚗移動手段: Grab Car/ Public Bus
💰費用: 12.36RM(約492円)/1.6-3.6RM(約64-143円)※バスの路線による
マレーシアにはバイタクがないので、Grabを使うのであれば車になります。一人旅にはだいぶ割高なのでなるべく避けたい方法ですが、私はもう疲れていたので、ホステルまではGrab移動にしました。
バスもありますが、バスターミナル前の道はちょっと複雑でGoogleマップ通りの場所にバスが止まらず、道のど真ん中に止まるのでちょっと難しいです。
私はこの数日後に再度Waterfront↔︎バスターミナルを公共バスで移動しましたが、バスも頻繁に来るわけではなく30-60分に一本だし、基本的に乗り場には辿り着けないので、500円のGrabで移動するのがおすすめです。マレーシア人はみんな優しいので、多分ヒッチハイクとかもいけます。
まとめ: 若くないとできない!
トータル所要時間は12.5時間。
振り返ってみれば、手続き自体はあっさり終わったスムーズな旅でした。寒ささえなければ、もう一度できると思います。
ただ、今回は体力の変化を感じる旅でもありました。ふかふかの椅子なのに腰が痛くなったり、1日眠れないだけでひどく疲れてしまったり。抗生物質による体調不良も影響していると思いますが、「あと3年もしたら、こういう長距離移動は体力的に難しくなるかもしれないなぁ…😢」とヒシヒシと感じました。
だからこそ、まだ体力があって色々妥協できる今のうちにやっておいて良かったです。
寒さ対策さえしっかりすれば、スムーズで面白いルートだと思います。ビザが必要になる前に、興味がある方はぜひ挑戦してみてくださいねー。
では、次回はクチン→ミリ→ブルネイ編でお会いしましょう。ミリ→ブルネイの直行バスが現在は廃止されているということで、徒歩での国境越えからのブルネイ内移動は公共バスを考えています。
だいぶアドベンチャーな移動になりそうな予感です😮💨
完☘️
