Moderna ( $MRNA )のmRNAがんワクチンの第三相臨床試験で良好な結果を示したことで急騰。Arbutus ( $ABUS )も株価上昇。(2026.8.19)
※内容を修正しています。(2026.8.20
おはようございます、すてぃ次郎です。
今回は、ModernaのmRNAがんワクチンとArbutusについて書いていきます。
定期購読マガジン「すてぃ次郎の米国株時事通信(700円)」と「すてぃ次郎とクソカブくんの米国株合同マガジン(1111円)」に含まれていますので、他に読みたい記事がある方等は購読をオススメします。
<ModernaのmRNAがんワクチン>
Modernaは、メルクのがん免疫薬KEYTRUDAと併用してmRNAベースの個別化がんワクチンを投与する最初の第三相臨床試験において良好な結果を示したと発表しました。
KEYTRUDA単独の利用と比べて、メラノーマの再発と転移が抑えられたと評価しています。

この結果を受けて、Modernaの株価は約177%上昇しました。
<Modernaの業績とアドレス市場>
年間売上高では、
2019年度60M$
2020年度:803M$
2021年度:17.675B$
2022年度:18.435B$
2023年度:6.671B$
2024年度:3.109B$
2025年度:1.818B$
となっています。
Covid-19ワクチンSpikeVaxの成功で有名な製薬会社となったModernaですが、パンデミックの終息とともに売上高が低下しています。
2025年度の売上高は、2022年度と比較して約1/10まで低下しており、それに伴い、株価は急落しています。

また、現在の製品売上高もSpikevax頼りの状況です。

2025年度は売上高の99.6%がSpikevaxであり、2026年度2Qにおいても約96%と高い比率を占めています。
RSVは、呼吸器合胞体ウイルス(RSV)感染症を予防するためのmRNAワクチンのmRESVIAを指します。
RSVワクチンは、GSK、Pfizerに次ぐ3番手として参入したものの、高齢者向けのアドレス市場は小さく売上高の拡大には繋がっていません。
その中で、ガン治療薬のmRNA-4157が成功すればメラノーマだけで2.5B$の年間売上高になると見込まれています。
mRNAワクチン自体の安全性懐疑もある中で、ガン治療の専門的な分野で成功を収めればmRNAワクチンのトップランナーして活動していくことができます。
その場合、売上高成長も魅力ですが許容バリュエーションの上昇という点で株価上昇が期待されます。
<Arbutus Biopharmaへの影響>
さて、Arbutus Biopharmaと言えば、Modernaからヘルスケアの特許侵害最大の賠償金を受け取る企業ですが昨日は株価が一時6.8%上昇しました。

上昇の背景には、ヘルスケア全体の強さだけではなく、Modernaとの関係性にあります。
ここから先は

今から始めるArbutus Biopharma投資
Arbutus Biopharmにこれから投資をしようと思っている方向けに過去のModerna裁判記録(2022年5月~2026年8月)を…
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?

