【ネイルサロン集客03】あなたのサロンを1行で説明できますか?|予約につながる“伝わる一言”の作り方
こんにちは。「小さなネイルサロンの育て方講座」へようこそ。このページに来てくださってありがとうございます。
前回は、「丁寧な施術」がどうして強みとして伝わりにくいのか、というお話をしました。はじめての方は、もしお時間がございましたら、そちらもぜひご覧ください。1つの記事で1つのテーマが完結するようにしておりますので、このまま読み進めていただいても大丈夫です。
それでは本日の内容を始めます。本日は、サロン名より先に決めるべき「1行の説明」についてです。
ネイルサロンの名前を考えはじめると、これがなかなか決まりません。ノートに思いつくまま書き出して、声に出してみて、検索してみて、もう使われていることに気づいて消す。かわいい響きのものは大体すでにあって、空いているものは自分でもピンとこない。そんなふうに何日も過ぎていくことがあります。
ここで手が止まるのは、多くの方が通る道です。個人ネイルサロンを開こうと決めて、ネイリストとして技術を磨いてきた方でも、同じところで止まります。名前を考える力の問題ではありません。まだ名前をつける段階に来ていないだけです。順番の話であって、あなたの言葉の力とは関係がありませんので、どうぞ安心してください。
名前というのは、中身の要約です。要約というのは、要約される中身が先にあって初めて書けるものですよね。まだ中身が言葉になっていない状態で名前だけ決めようとすると、そこで詰まるのはごく自然なことなんです。今日は、その中身のほうを一緒に作っていきます。
お客様は、3秒で決めています
先に、お客様の側で何が起きているかをお話しさせてください。ここが分かると、この先の作業の意味が変わってきます。作業そのものは30分で終わるものですが、なぜそれをやるのかを知っておいたほうが、出てくる答えが変わります。
誰かがあなたのネイルサロンのプロフィールを開いたとき、その方は文章を最初から最後まで読んではいません。上から数行を目で追って、自分に向いている店かどうかを、数秒で判定しています。合いそうだと思えば読み進めますし、そうでなければ次のお店へ移ります。
このとき手がかりになるのは、雰囲気よりも情報のほうです。「誰のためのネイルサロンか」「そこで何をしてくれるのか」。この2つが3秒で分からないと、判定そのものができません。判定できないお店は、悪く思われるわけでもありません。そもそも候補に残らないんです。
おしゃれな言葉が、判定材料にならない理由
サロンコンセプトを考えましょう、と言われると、多くの方がまず雰囲気のある言葉を探しはじめます。
・あなたらしさに寄り添うプライベートサロン
・日常に小さな贅沢を
・指先から始まる、新しい私
・心もほぐれる、癒しの時間をどれも悪い言葉ではありません。声に出せば響きもいいですし、書いていて気持ちも上がります。実際、こういう言葉を掲げているお店はたくさんありますし、こう書きたくなる場所なんです。もしすでにこう書いていても、直せば済む話ですので、そのまま読み進めてください。
ただ、さきほどの3秒に置いてみると、どうでしょうか。「誰のためのネイルサロンか」は分かりません。「そこで何をしてくれるのか」も分かりません。読んだ方は、判定に使える材料を何ももらえないまま、画面を閉じることになります。
言葉そのものが悪いわけではありません。役割が違うものを置いてしまっているんですね。こうした言葉は、お店を知ってもらったあとに世界観を深めるためのものです。まだ何のネイルサロンか分かっていない相手に、最初に出すものではありません。
コンセプトは、飾りではありません。説明です
ですから今日つくるのは、キャッチコピーではありません。説明文です。
誰の、何を、どう変えるネイルサロンなのかこれが1行で言えるようになると、その先の判断がすべて速くなります。サロン名も、メニューの並びも、投稿する写真も、この1行に照らせば決まっていきます。逆にここが空のままだと、何を決めようとしても毎回ゼロから悩むことになります。
ネイルサロン集客の全60工程、その3つめです
この記事は、ひとりネイルサロンの集客を60の工程に分けたシリーズの3本目です。1本ずつ独立していますので、ここから読みはじめても進められます。
お店を始めるまでに決めることは、この順番でした。
① 誰に向けたお店か 01で決めました
② 他のサロンとどう違うか 02で決めました
③ それを1行でどう言うか ← 今日ここ
④ メニューを何にするか
⑤ 価格をいくらにするか
⑥ 1人あたり何分かけるか
⑦ 1週間に何枠入れるか
⑧ サロン名をどうするか
⑨ 営業時間と定休日①から③までが「コンセプト設計」で、今日でその最後になります。サロン名は⑧です。 ずいぶん後ろですよね。名前から考えていた方は、拍子抜けされるかもしれません。それでも、ここまで決まってから名づけたほうがはるかに速く決まりますので、今日は名前をいったん脇に置いてお付き合いください。
01と02をお持ちの方は、その2つの文を手元に置いてください。まだの方も大丈夫です。いちばん来てほしいお客様を1人思い浮かべて、その方が他のお店で困りそうなことを1つ挙げていただければ、今日の材料としては足ります。ここから一緒に集めていけますので、心配なさらないでください。
この記事が必要ない方
すでに「誰の、何を、どう変えるネイルサロンか」を1行で言える方には、この記事は必要ありません。④のメニュー設計へお進みください。
サロン名そのものの決め方を知りたい方も、今日ではありません。名前は⑧で、専用の回を用意しています。
今すぐ予約を埋めたい方にも、今日の内容は合いません。ここで扱うのは土台づくりですので、明日の予約が増えるお話はいたしません。
今日、手に入るもの
読み終わると、あなたのネイルサロンを説明する1行が、手元に残ります。 サロンコンセプトを言葉にした、1行の説明文です。
プロフィールの1行目に置く文であり、迷ったときに立ち返る文でもあります。サロン名を考えるときも、メニューを並べるときも、この1行があるかないかで、かかる時間がまるで変わってきます。
作り方はすべて用意してあります。01と02で決めたものを型に入れて、言い方を整えるだけです。時間は30分ほどを見ておいてください。
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