【ネイルサロン集客・準備01】新規客はどこから来る?集客の3つの入口と、開業前にInstagramを始める理由
こんにちは。「小さなネイルサロンの育て方講座」へようこそ。このページに来てくださってありがとうございます。
前回は、営業時間と、連絡に返す時間を決めるところをやりました。まだの方は、もしお時間がございましたら、そちらもぜひご覧ください。1つの記事で1つのテーマが完結するようにしておりますので、このまま読み進めていただいても大丈夫です。
それでは本日の内容を始めます。本日は、新しいお客様がどこであなたのサロンを見つけるのかを整理して、まず何から手をつけるかを決めるところまでです。
お店の中身は決まりました。でも、まだ誰にも見えていません
ここまでの9本で、決めることはひととおり決まりました。誰に向けたお店なのか、他とどう違うのか、それを1行でどう言うのか。メニューを3つに絞って、価格を出して、1枠の長さを測って、1週間の枠を組んで、名前を決めて、営業時間と連絡に返す時間まで置きました。
決めることが多かったですよね。ひとりでここまで進められたなら、それだけで大きな前進です。
ただ、ここで一度立ち止まって考えていただきたいことがあります。その9つは、いまどこにありますか。 おそらく、あなたのノートかスマホのメモの中だと思います。つまり、まだ世界の誰も知りません。
どんなに考え抜いた価格でも、どんなに絞り込んだメニューでも、見つけてもらえないうちは何も起きません。ここから先は、決めたものを人の目に触れる場所へ出していく作業になります。第1章とは性質が変わりますので、その入り口として、今日は地図を広げます。
新しいお客様がたどり着く道は、3つあります
まだあなたのお店を知らない人が、予約に至るまでの入り口を並べると、だいたいこの3つに収まります。ネイルサロンに限らず、小さなお店はこの3つのどれかから始まります。
① 紹介 友達や家族から聞いて、来てくれる
② 地図・検索 「◯◯駅 ネイル」と打って、探して来る
③ SNS たまたま見かけて、気になって来る順番に見ていきます。大事なのは「どれが一番いいか」ではなく、いまのあなたに、どれが使えるかです。
①紹介が一番強い。ただ、最初は使えません
紹介は、3つの中でいちばん予約につながりやすい入り口です。人から聞いた話には、どんな広告にも出せない安心があります。しかも紹介で来た方は、最初から「あなたに頼みたい」と思って来てくださるので、比較されることも少なくなります。
ではなぜ、これを最初に置かないのか。理由ははっきりしています。紹介してくれる人が、まだいないからです。
紹介はお客様がお客様を連れてくる仕組みなので、最初の一人がいないと動きません。開業前や開業したての時期に「紹介を増やそう」と考えても、増やす元がない状態です。この講座でも紹介の話は第6章にありますが、それは土台ができてからの話として置いてあります。
いま無理に手をつける場所ではありません。あとで必ず戻ってきます。
②地図と検索は強い。でも、もう探している人にしか届きません
「◯◯駅 ネイルサロン」と打って探す人は、確実に存在します。しかもその人は、いまネイルサロンを探しているわけですから、見つけてもらえれば予約に近いところにいます。ここも強い入り口です。
ただし、届く相手が限られます。検索するのは「すでに探そうと思った人」だけです。今日ネイルのことを考えていない人には、検索窓は開かれません。
もうひとつ、時間がかかるという事情もあります。地図に載せてから情報が整って、写真がたまって、口コミが少しずつ増えて、ようやく上のほうに出るようになります。開業前や開業直後に始めても、すぐには効きません。この講座では⑯で扱いますが、それは他の土台と並行して育てるものとして置いてあります。
始めておく価値はありますが、今日から予約が増える場所ではないということです。
③まだ探していない人に、こちらから見つけてもらう
残るのがSNSです。ここだけ、性質が違います。
InstagramやTikTokを開いている人は、ネイルサロンを探しているわけではありません。なんとなく眺めていて、たまたま目に入った写真で指が止まる。そこから「この人にお願いしたいかも」に変わることがあります。探していない人に、こちらから見つけてもらえるのが、この入り口の特徴です。
小さなサロンにとって、ここが大きい理由がもうひとつあります。お金がかからないことです。広告費をかけずに、まだ会ったことのない人の画面に出られる場所は、そう多くありません。第1章で決めた「誰に向けたお店か」が効いてくるのも、ここです。
そして開業前でも始められます。お客様がいなくても、お店が開いていなくても、置いておくことはできます。むしろ、開ける日にゼロから始めるより、先に置いておいたほうが楽になります。
ネイルは写真で伝わる仕事です。仕上がりがそのまま見える商売なので、写真が並ぶ場所とは相性がいいんです。
ちょっと、試してみてください
いま、ご自分のスマホでInstagramを開いてみてください。お店のアカウントがまだ無くても、個人で使っているもので構いません。
虫めがねのマークを押すと、写真がタイル状に並ぶ画面が出ます。その中から、指が止まったものを1つ選んでください。かわいいと思ったものでも、気になっただけのものでも大丈夫です。
選んだら、こう考えてみてください。あなたはその投稿主のことを、それまで知っていましたか。おそらく知らなかったはずです。それでも指が止まって、いま見ています。
これがいま、あなたに起きてほしいことです。 知らない人の画面に出て、指が止まって、見に来てもらう。準備編でやるのは、これを自分の側から組み立てる作業です。
Instagramを使わない、という選び方もあります
念のため書いておきます。SNSを使わない方針も、ちゃんと成り立ちます。
紹介と地図検索だけで回っているサロンもありますし、性格的にSNSがしんどい方が無理に続けても、たいてい続きません。続かないものは、やらないほうがましです。
その場合は、②の地図と検索を厚くする形になります。この講座では⑯と⑰で扱いますので、そちらを先に読んでいただいても大丈夫です。また、これから準備編でやる「何を書くか」「どう見せるか」の考え方は、予約サイトの店舗紹介文にもそのまま使えます。置く場所が変わるだけです。
ここは選んでいただく場所なので、決めつけません。ただ、この講座の第2章はInstagramを軸に組んでありますので、準備編もそこに合わせて進めます。
準備編は、5本あります
第2章に入る前に、開業前の方でも進められる形で5本用意しました。全部無料です。
準備01 お客様はどこで探しているか ← いまここ
準備02 お店のInstagramを作る 個人と分ける・名前・プロアカウント
準備03 お客様がいないのに何を投稿するか 開ける前に載せるもの
準備04 数字の見方と、ゼロからの記録 保存・発見タブ・インサイト
準備05 お客様が通る4つの場所 第2章へつなぐ地図すでにお店のInstagramを動かしている方は、準備04と準備05だけ読んで、⑩へ進んでいただいて大丈夫です。まだアカウントが無い方は、02から順にやると10分ずつくらいで進みます。
5本ぜんぶやっても、1時間かかりません。 手を動かす量は多くないので、身構えなくて大丈夫です。
今日やること|3つの入り口を、自分の場合で書き出す
今日は考えるだけの作業です。10分ほど見ておいてください。
紙でもスマホのメモでも構いません。3つの入り口について、いまの自分の状態を書き出します。
① 紹介
いま、あなたのお店を人に勧めてくれそうな人は何人いますか
(0人でも構いません。0と書いてください)
② 地図・検索
お店の住所は決まっていますか
Googleに登録していますか
③ SNS
お店用のInstagramはありますか
個人のものと分けていますか書けたら、0や「まだ」が並んでいても気にしないでください。 開業前ならそれが普通です。この記録は、3か月後に見返すためのものです。
そのうえで、最後に1行だけ書いてください。
今月、いちばん手をつけやすいのは( ① ② ③ )のどれか多くの方は③になります。①は元手が要り、②は時間が要るからです。もし①や②を選んだ方は、その理由をひとこと添えておくと、あとで判断を見直しやすくなります。
つまずきやすいところ
3つ全部を同時に始めようとしてしまう
ひとりで回している以上、手は2本しかありません。施術が始まれば、集客は止まります。3つ並べたのは、いま使えるものを1つ選ぶためであって、全部やるためではありません。
「SNSは苦手だから」で止まってしまう
苦手なのは、たいてい「毎日おしゃれな投稿をしなければいけない」と思っているからです。準備編と第2章でやるのは、そういう話ではありません。何を置くかを決めて、置くだけです。うまい文章もセンスのいい加工も要りません。
開業してから考えようとしてしまう
開業日は、いちばん忙しい日です。その日にアカウントを作って写真を選んで文章を考えるのは、かなりきついと思います。準備編を先にやっておくと、開けた日にはもう置いてある状態にできます。
他店のアカウントを見て落ち込む
比べる相手が違います。相手は何年も続けている人で、あなたは始める人です。見るなら、自分の1か月前とだけ見比べてください。
この記事が必要ない方
すでにお店のInstagramを動かしていて、どこから予約が来ているかを説明できる方には、この記事は必要ありません。準備04と準備05だけ読んで、⑩のプロフィールへお進みいただいて大丈夫です。
紹介だけで予約が埋まっている方も、無理に増やす必要はありません。回っているものを崩す理由はないからです。第6章に紹介の話がありますので、よろしければそちらを覗いてみてください。
まだ「サロンをやるかどうか」を考えている段階の方も、今日ではないかもしれません。まずは01の「誰に向けたお店か」から読んでいただくほうが、順番としては自然です。
今日、手に入るもの
今日やったのは、地図を広げることだけです。それでも、手元には3つ残ります。
✔ 新しいお客様が来る道が3つあると分かった
✔ そのうち、いま自分に使えるのがどれか決まった
✔ いまの状態を記録した(0でも)次は準備02、お店のInstagramを作るところです。個人で使っているものとは分けます。 その理由と、名前をどうするかを一緒にやります。08で決めたサロン名がそのまま材料になりますので、手元に置いておいてください。
一緒に進めていきましょう。今日もおつかれさまでした。
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