わからない英語。イラつかれた声。アップルの職場で凹んだ日。
こんにちは!皆さんの英語ジャーニーをお手伝いする SpeakEZ グレイスです。
英会話中に「痛い体験」をするのは誰しも同じこと。ひょんなことから思い出したことがあるので、今日は、私の痛い体験の一つを(山ほどエピソードあります)シェアさせてください。
コトの始まり
“UGH! Let me speak with someone who understands English!!”
「あーもう!英語がわかる人に代わってちょうだい!」
電話の向こうから、イラついた声でそう言われた瞬間。私は一瞬で、頭が真っ白になりました。
アップルのカスタマーサービスで働いていた私が、ある日電話口で投げかけられたこのひと言。
正直、「いやいや、あなたのアクセントが強くなければ、私は英語わかるんですけど?」とも思いました。
でも、それはもう完全に負け惜しみ。
私は、カスタマーサポートとしてアメリカ国内の電話を受けていました。でも、“アメリカ国内”とはいえ、かかってくる英語は実に多様。
南部訛り、インド系、ヒスパニック系、ベトナム系、そして聞き慣れない名前の数々。最初の挨拶とやり取りで、すでに勝負が決まってしまうこともあります。
コールを取った瞬間から、たった3分の会話。
でも私には、ものすごく長く感じられました。
相手が何かを言うたびに、私は聞き直したり確認の質問を重ねました。そのたびに、相手の声と雰囲気からイライラが伝わってきます。
焦れば焦るほど、悪循環のループにハマっていく。
抜け出したいのに抜け出せない。
そしてついに、「他の人に変わって」と言われてしまいました。
あぁ、理解できないって、ほんとうにキツい。
私だって、必死にやってるのに。
プライベートだったら「英語は第二言語なんで」と笑って言えます。
逃げ道があります。
でも職場では、そんなこと言えません。
特に競争社会の厳しいアメリカでは。
こういう体験って、夜になってから突然思い出して、また凹むパターンなんですよね。
しかも、なぜか、なかなか忘れられない。
仕事中は、一つのコールが終われば次のコールがすぐ入ってくる。
凹んでるヒマもない。
サッと切り替えて、何事もなかったように対応しないといけない。
だからこそ、仕事が終わって一息ついたとき、
感情の波が一気に押し寄せてきます。
頭では「もう終わったこと」とわかっていても、悔しかった状況がエンドレスで再生される。
再生、再生、また再生。
で、最終的には疲れてきて、ようやく自分に言い聞かせる。「ま、いいや。仕方ない。できることはやったんだし。」
そう。
凹んだときは、Shake it off しかありません。笑
テイラー・スウィフトの、あの歌のように。
“Shake it off”は「振り払う」「振り落とす」という意味。この歌は「人は好きなこと言うし、私は私。気にしないわ」って感じですよね。
私はあまりポップスを聴かないタイプなんですが、
この曲には何度か救われました。笑
ただ、何度聴いてもサビの”♪Shake it off♪”しか覚えられず、そこだけしか歌えませんが(笑)
私は英語ネイティブではありません。
これは事実。
でも職場では、プロとしての自分に言い訳はできない。通じなければ、それがすべて。
聞き取れなかった英語、通じなかった単語、笑われた発音、空気が凍ったあの一瞬。
「…あ、やっちゃった」という、ずっと頭に残る、地味に辛い記憶。
だからこそ Shake it off なのです。
通じなくても、話せなくても、落ち込んでも——
またやり直せばいいだけ。
これを何度も繰り返すうちに、Shake it off が上手になりました。
英語って、そうやってしか身につかないものですよね。それに、立ち直る力も、きっと語学力の一部なんだと思います。
Shake it off!という言葉に私は何度も救われました。
そして、これからもきっと、そういう日があるんだろうなと思っています。
英語ネイティブではない人間が英語圏に住むって、そういうことなんですよね。😅
たまに「カリフォルニアに住んでるなんてカッコいい!」なんて言われることがありますが、全然カッコよくなんてありません。
特に私のようにシングルで暮らしていると、聞こえはいいかもしれないけれど、実際はカッコ悪いくらいの苦労が、こっそり山ほどあります。
でも、まあそれも含めて一長一短。
住めば都。
これもまた、人生。
ここまで読んでくださった方。
独り言のような、愚痴のような話を読んでくださって、ありがとうございました。
