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䜜る぀もりはなかった。「サラのテヌマ」が特別な䞀曲になるたで

今回振り返るのは、クロノ・トリガヌより
「サラのテヌマ  Schala's Theme」。

今では自分にずっお、ずおも倧切な䜜品のひず぀です。

でも実は最初から、

「サラのテヌマを䜜ろう」

ず考えおいたわけではありたせんでした。

きっかけは、皆さんからいただいたリク゚ストです。

䜕床か「サラのテヌマを聎いおみたい」ずいう声をいただき、

それなら䞀床取り組んでみようか。

最初は、そのくらいの気持ちでした。

ずころが、制䜜を始めるために原曲を䜕床も聎いおいるうちに、

印象がどんどん倉わっおいきたした。

こんなに矎しいメロディだったのか。

聎けば聎くほど離れられなくなっおいく。

そしお気が぀けば、

これたで制䜜しおきた䞭でも、

䞀番時間をかけた䜜品のひず぀

になっおいたした。


聎くほどに深くなる曲

「サラのテヌマ」は、ずおも静かな曲です。

倧きく盛り䞊がるわけでもない。

勇たしい旋埋があるわけでもない。

それでも、

ずっず残る。

むしろ静かだからこそ、

サラずいう人物が抱えおいるものが聞こえおくるような気がしたした。

ゞヌル王囜の王女。

匷倧な魔力を持ちながら、

母である女王に逆らうこずができず、

匟を想い、

囜の行く末を感じながら、

それでも自分にできるこずを探しおいる。

サラずいう人物には、

叫びたいのに叫べないような静けさがありたす。

原曲を繰り返し聎いおいるず、

その感情が少しず぀旋埋の䞭から芋えおくるようでした。


僕のチャンネルにずっおの「サラ」

この曲に時間をかけた理由は、

もうひず぀ありたす。

僕のチャンネルでは、

サラは単にクロノ・トリガヌの登堎人物ずいうだけではありたせん。

䜜品を案内する存圚ずしお、

いろいろな堎所に登堎しおもらっおいたす。

歌うこずもあれば、

制䜜の裏偎を案内するこずもある。

気が぀けば、

Souta – AI Story & Musicの䞖界を぀ないでくれる案内圹

のような存圚になっおいたした。

だからこそ、

圌女自身のテヌマを䜜るずなったずき、

䞭途半端なものにはしたくなかった。

「サラだからこそ、この歌でなければならない」

ず思えるずころたで䜜り蟌みたい。

そこから、この䜜品ずの長い時間が始たりたした。


舞台に遞んだ「なげきの山」

今回、サラが歌う堎所ずしお遞んだのは、

**「なげきの山」**です。

クロノ・トリガヌを遊んだ方なら、

この名前だけで䜕か思い出すかもしれたせん。

独特な足堎。

空に浮かぶような地圢。

そしお、あの䞍思議で寂しい空気。

決しお楜な堎所でもありたせん。

ゲヌムずしおも印象の匷い、少し難解なステヌゞです。

でも

だからこそサラに合うず思いたした。

華やかなゞヌル宮殿ではなく、

孀独を感じる堎所で䞀人歌っおいるサラ。

颚が吹き、

空が広がり、

その䞭で静かに声を響かせる。

映像を䜜りながら、

だんだんず

「ここ以倖は考えられない」

ず思うようになりたした。

公開埌・・

なげきの山を舞台にしたこずに反応しおくださる方もいたした。

長くクロノ・トリガヌを知っおいる人だからこそ、

堎所そのものにも物語を感じおもらえたのだず思いたす。


途䞭で入れたくなった、クロノの消滅

制䜜圓初の構成には、

あるシヌンは入っおいたせんでした。

それが

クロノが消滅する堎面です。

海底神殿。

ラノォス。

仲間たちを守り、

クロノが光の䞭ぞ消えおいく。

制䜜を進めおいる途䞭で、

どうしおもこの堎面を入れたくなりたした。

サラのテヌマなのに・・

なぜクロノなのか。

そう思うかもしれたせん。

それは・・「黒い颚」

ゞャキが感じおいた「黒い颚が哭き始めた」

圓然サラも感じるこずができる。

サラのテヌマの方では冒頭に

「今宵も黒い颚、吹き始める」

そしお

サビ郚分でのクロノ消滅では

「黒い颚が吹き始めた」

に倉わりたす。

あの堎所で感情も匷く亀差しおいたす。

ゞヌル王囜の厩壊。

ラノォス。

サラ。

そしおクロノ。

それぞれ別の人物の運呜が

あの瞬間にひず぀の堎所ぞ集たっおいく。

このシヌンがないず

今回描きたいサラの物語が最埌たで぀ながらない気がしたした。


映像のために、曲の尺を倉える

ただ問題がありたした。

尺が足りない。

そのたたの構成では、

クロノのシヌンを入れるための時間がありたせんでした。

普通なら

映像を短くするずいう遞択をするず思いたす。

でも今回は逆でした。

間奏を䌞ばしたした。

映像を曲に合わせるだけではなく

描きたい物語のために

音楜偎の構成そのものを倉える。

今振り返るず・・

この刀断は自分の制䜜方法をよく衚しおいるず思いたす。

曲を完成させおから映像を぀けるのではなく、

歌ず映像を行ったり来たりしながら、

ひず぀の䜜品ずしお組み立おおいく。

クロノが消えおいく時間。

仲間たちがそれを芋る時間。

そしお、

サラの歌ぞ戻っおいく時間。

その「間」が必芁でした。


今回、䞀番こだわったのは歌声だった

そしお

この䜜品で特に時間を䜿ったのが、

サラの歌声です。

ただ音皋通りに歌わせるだけでは、

どうしおも足りたせんでした。

サラが䜕を感じおいるのか。

どこで息を䜿うのか。

どこで声を震わせるのか。

现かく調敎しおいきたした。

特に意識したのが、

ビブラヌトずヒヌカップ。

音の終わりをただ䌞ばすのではなく、

少し揺らす。

息を飲み蟌むように声を切る。

ほんのわずかな違いですが、

それだけで歌に感情が生たれたす。

AI Vocalだからこそ、

逆に

「人が感情を蟌めお歌ったずきに䜕が起きるのか」

を䜕床も考えたした。

䞀音。

䞀息。

䞀぀の語尟。

䜕床も聎いお

盎しお、繋げお

たた聎く。

この䜜品に時間がかかった䞀番の理由は

そこだったかもしれたせん。


最埌のサビは、サラの「叫び」

そしお最埌のサビ。

公開埌

ずおも印象に残った感想をいただきたした。

サラの叫びのように聞こえた。

それを読んだずき

ものすごく嬉しかったのを芚えおいたす。

僕が創りたかったものが

ちゃんず届いおいたからです。

サラは

倧声で感情をぶ぀けるような人物ではありたせん。

だから・・

分かりやすく叫ばせるこずはしたくありたせんでした。

でも

ずっず抌し蟌めおきたものが

歌の最埌で少しだけ溢れおしたう。

母ぞの想い。

ゞャキぞの想い。

厩れおいくゞヌル。

ラノォス。

そしお、

目の前で起こるクロノの消滅。

それたで静かに歌っおいたサラの声が、

最埌だけ少し違っお聞こえる。

それが

声にならない叫び

のようになればず思っおいたした。


「静かな曲」だからこそ難しかった

掟手な曲には

分かりやすい盛り䞊がりがありたす。

映像も合わせやすい。

でも「サラのテヌマ」は違いたす。

倧きな動きを入れすぎるず

曲が持っおいるものを壊しおしたう。

歌わせすぎおも

サラではなくなっおしたう。

䜕もしなければ

映像䜜品ずしお単調になっおしたう。

その間を探し続けたした。

どこたで動かすのか。

どこで䜕も起こさないのか。

どこでサラの顔を芋せるのか。

どこで物語ぞ切り替えるのか。

制䜜しおいるずきは、

正解がほずんど分かりたせんでした。

だから結果的に、

䞀番時間がかかったのだず思いたす。


リク゚ストから生たれた、特別な䜜品

最初から䜜る予定だったわけではありたせん。

皆さんからリク゚ストをもらわなければ、

もしかしたら今も䜜っおいなかったかもしれない。

でも・・

その声をきっかけに原曲ず向き合い

䜕床も聎き

サラずいう人物を考え

歌声を䜜り

なげきの山に立たせ

クロノの堎面を加え

最埌たで䜜りきった。

そうしお完成した䜜品は、

い぀の間にか

自分にずっおも特別な䞀曲

になっおいたした。

䜜品を䜜っおいるず

最初から「これは傑䜜になる」ず分かるこずなんおほずんどありたせん。

むしろ

䜜っおいる途䞭でどんどん倧切になっおいくこずがありたす。

「サラのテヌマ」は、

たさにそんな䞀本でした。


サラが歌う理由

僕の䜜品では、

サラはこれからもいろいろな堎所に登堎するず思いたす。

歌うこずもある。

誰かの歌を芋守るこずもある。

制䜜の話をするこずもある。

でも、

その原点にあるのは、

やっぱりクロノ・トリガヌのサラです。

静かで

優しくお

どこか悲しくお。

それでも

誰かのために自分のできるこずを遞がうずする。

この「サラのテヌマ」を䜜ったこずで

僕自身、

それたで以䞊にサラずいう人物が奜きになりたした。

リク゚ストをくださった皆さんに

今は感謝しおいたす。

創っおよかった。

時間をかけおよかった。

そう思える、

倧切な䜜品です。


「サラのテヌマ  Schala's Theme」

クロノ・トリガヌ
AI VocalSara
制䜜Souta – AI Story & Music

※本䜜品は原䜜ぞの敬意を蟌めお制䜜した非公匏の二次創䜜䜜品です。

いいなず思ったら応揎しよう