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心と体が教えてくれたこと①|ようやく春が来たと思っていた

夫が亡くなって一年

長いようで
短い一年でした

振り返ると
本当にたくさんの出来事があり

ただ目の前のことに
必死で生きてきた一年
だったように思います

この頃
法要を行う為に
親しい親戚に集まっていただきました

そして
仕事や末の子の保育園が始まる前に
納骨へ行こうという話になり

父と母
子供たち
そして義母も一緒に

車で数時間かかる
本山のお寺へ向かいました

息子の足も
少しずつ回復し

皆で出掛けられることが
何より嬉しく感じられました


納骨の日は
お天気にも恵まれ
穏やかな一日でした

帰りの車の中で
義母が静かに

「これで一安心ね」

そう言い

その言葉を聞きながら
私も本当にそうだなと
思っていました

以前は頻繁に見ていた夫の夢も
この頃になると少しずつ減り

気づけば
突然涙がこぼれることも
少なくなっていました


また
ようやく綺麗になった家へ
引っ越しも済ませ

いつからでも
生活を始められる状態になり

ベッドも運び入れたことで

実家の和室で
毎日布団を出し入れする生活が
終わろうとしていました


「春」

新しい季節
新しい暮らし
新しい仕事

そして
子供たちとの
新しい生活

「ようやくここから
 新しい人生が始まる」

そう思い

「心新たに
 頑張っていこう」

そんな清々しい気持ちで
春を迎えようとしていました

けれど

本当はまだ
私の心も体も

この一年の出来事を
十分に受け止めきれては
いなかったようなのです

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