【絵と詩】|HUG

わたしを
ギュッと抱きしめていいよ
心がざわざわして
胸がヒリヒリとして
走り出したくなって
体が動かなくなったとき
とにかく
ギュッと抱きしめて
そのざわざわが
ゆっくり溶けて
何か温かいものに
変わるまで
もしマルシェに参加するのなら、もう少し買い求めやすいものを描いてみるのも良いのではないかと、ドローイングのような線画に少し色を付けたものを試しに数枚描いてみました。
その中の1枚から、アクリル画としても描いたものが今回の作品です。

この作品「HUG」につけた詩は、実際のわたしの不思議な体験に基づいています。
何か不安になるようなことが頭の中いっぱいになって、その何かが何だったのかは忘れてしまったのですが、ちょっとパニックに近い心のざわざわが止まらなくなった瞬間がありました。その時にパッと、頭の奥のほうから声がしたように感じました。
「ぼくを抱きしめていいよ」
この声の主は、亡くなった愛犬だと直感的に思いました。小型犬だったので、その小さな体ではわたしを落ち着かせるために抱きしめてあげることはできない。だから、逆に「抱きしめていいよ」と言ったのではと思ったのでした。
わたしは、彼を抱きしめていたときの感触を思い出しながら、心を落ち着けることができました。

あなたの 心のひとしずくが、みつかるかも…
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