恵まれたり、恵まれに落ち込んだり
最近、自分や夫の学生時代の友人に会うことが多かったので、その話をする。
嫉妬を恐れずに話せる水準の友人
以前から話している、「大学時代のお嬢様」のうちの一人と会ってきた。
学生時代は都内で生まれ育って都内に実家があること自体が羨ましくてしょうがなかったが、今は、「何を話しても羨ましがられない」という点に落ち着きを感じ始めていることに気づいた。
夫との海外旅行も、NISAでの資産運用も、「イツカは昔から頭良いもんね…」「お金あっていいね…」という反応が来ず、フラットに話せる。
そもそも、躊躇なく2000円のランチの予約をOKし、さらに当日1000円のデザートを躊躇なく注文できるようになった。
好きな友達だから、こちらも変にズキッとする心を抑えて「べべべつに嫉妬してないし、友達だから」と思わずに話せるようになったのは、我ながら良い成長だなあと思った。
とはいえ経験格差にはズキっとなる
夫の高校時代の集まりに呼ばれ、完全アウェーだと分かっていたが、、断る理由も見つからず、参加した。
もちろん高校時代の集まりということで私の分からない話になることもあるが、まぁそれは想定内(いや正直帰りたかったが)。
それよりも。
夫は東京育ちで都内の高校に通っていたが、それはすなわち、その参加者も都内の高校に通っていた、東京育ちということでもある。(都外からの通学者もいたかもしれないが、少なくとも登場人物全員都民であった)
幼少期からの海外旅行や数十もの国への海外旅行は当たり前、バックパッカー経験や、そもそも誰もが知る大手企業なので出張で海外に行くこともある。女性でも起業したり、フリーランスで活動したり、社会人になって専門学校に通うという話も出た。
有名アプリの話になり「その開発者と知り合いで~」とか、同級生が仕事でテレビに出たとか、私には無縁な話が当たり前のように出てきた。34歳独身の娘に母親がかける言葉は「結婚まだ?」ではなく「マンション買っとけば?」。親から与えられる選択肢や知識が違う。
そんな中で、私の学生時代の友達に楽し気に自慢気に話していた夫との新婚旅行の話も振られたが、その場ではなんだか「普通でありふれたもの」「わざわざ話題にもならないもの」に感じて、みじめであまり話したくなかった。
もちろん皆さん育ちがいいので興味を持って聞いてはくれたが、普通に観光地に行って、普通にエコノミークラスに乗って、(私にとっては贅沢だったが)普通のホテルに泊まることなんて、彼らにとっては普段だったら別段話題にするようなものでもないのだろうな、と思わされた。
久しぶりに経験格差に殴られ、物理的にもお腹が痛くなってきたが、とにかく私は顔に出さないように気を張り続けた。
夫はこういう女性に囲まれてるのに、なんで大したことない私と結婚したんだろうな、なんて久々に卑屈な自分が顔を出した。
最近せっかく自分の生活を最高!って思えてたのにな
やりたい仕事ものんびりできてるし、夫は私のこと好きだし優しいし、義理の実家や親せきも優しいし、お金に余裕ができて躊躇なく外食したり服を買ったり旅行できるようになった。
先述の通り、学生時代は羨ましくて仕方なかった友達に嫉妬しなくなったし、そもそも学生時代の友達がずっと仲良くしてくれている。
やっといろいろ揃って「今の人生が最高だわ」と思えるようになったんだけど。
まぁ彼らは勝手に恵まれてしまっただけだし、夫も何も考えず「友達が奥さんに会いたがってるから」と呼んだんだろうし、誰も悪くない。強いて言えばそんなとこにコンプのある私が悪いんだけど。
お盆あたりから日照時間が少ないせいか、必要以上に落ち込んでしまっている。
…え、オチ?ないッ!
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