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箱根九頭龍の森|龍が眠る森へ

龍が眠る湖。

そんな言い伝えのある
芦ノ湖。

そのほとりには
九頭龍くずりゅうの森という
神秘的な森があるという。

朝の澄んだ空気の中
その深い森を
歩いてみることにしました。

セラピーロードに
足を踏み入れると

目の前は
どこまでも続く緑。

頭上を覆う
背の高い木々。

その間を縫うように
細い道が続き

木漏れ日が
足元で揺れている。

薄暗い森の中。

緑と水の湿った匂い。
ひんやりとした空気。

自然と
呼吸が深くなる。

木々の間から
見え隠れする芦ノ湖が
気になって

つい足を止め
時間を忘れてしまう。

鬱蒼とした
緑のトンネルを抜けると

湖面に
森影が揺れ

遠くに浮かぶ
小さな赤い鳥居。

再び森の中。

空へ向かって
まっすぐに伸びる木々の間を
風が吹き抜ける。

葉が揺れ
光が揺れ

森全体が
静かに呼吸しているよう。

セラピーロードから
九頭龍くずりゅうの森に入ると

ひっそりと現れる
小さな白いやしろ

白龍神社。

緑に溶け込む
白い鳥居に

やわらかな木漏れ日が
降り注いでいました。

森が途切れ
視界が開く。

目の前には
芦ノ湖が広がり

心地よい散策路が
湖畔沿いに続いている。

しばらく歩くと

深い緑に囲まれた
小さな赤いやしろ

九頭龍くずりゅう神社本宮。

木々の間から
差し込む光が
やわらかい。

朝の澄んだ空気。
木漏れ日。
森を吹き抜ける風。

龍が眠ると伝わる
九頭龍くずりゅうの森には

おおらかで
包み込むような

やさしい空気が
流れていました。


旅の空気を、少しずつ


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