息子をたずねて三千里――走れ、もちこ!
息子をたずねて三千里
先日、息子が1歳10か月の長女、琥珀ちゃん(仮名)を連れて遊びに来る予定だった。
私は密かに楽しみにしていた。
(ココだけの話、私は息子を溺愛している。
……が、娘たちにはとっくにバレている🤣)
その日は息子が一日子守をしなければならないらしい。
そして、連絡が来た。
「暑いから、やっぱり行かない」
……そうですか。
そりゃそうだ。
その日は暑かった。
猛暑の中、幼い子を連れての移動は、もはや外出ではない。修行である。
しかし、息子と琥珀ちゃんに会えると思っていた母は、がっかりした。
がっかりしたが、ふと思った。
そうだ。
それなら、こちらから行けばいい。
息子をたずねて三千里。
……いや、三千里もない。
都内までである。
走れ、もちこ!🏃
かくして、日を改め、私は息子の家を目指すことになった。
装備は万全だ。夏のお出かけ四種の神器、いえ、五種の神器だ。
①日傘☂
②ネッククーラー🌀
③マイボトル🧴
④扇子🪭
そして、忘れてはならない、⑤気合い💪
マルコもメロスも、きっとこんなに装備してはいなかっただろう。
私はハンディファンが闊歩する現代においても、頑なに扇子を使う。理由は、風情があって素敵だから🪭
プラスチックの塊より、ずっと優雅だと思う(当社比)。

それでは、日傘を差し、ネッククーラーを首に巻き、マイボトルを握りしめ、扇子を忍ばせ、いざ出発。えいえいおー!
走れ、もちこ!
私はこう見えて足が遅い。
息子に言わせると、
「見えるまんまじゃないか!」(;^_^A
……親子の愛とは、時に厳しい。
駅に着く頃には、すでにかなりの体力を消耗していた。
しかし、まだ旅は始まったばかりである。
電車に乗る。
乗り換える。
バスに乗る。
そして、また歩く。
息子をたずねて三千里。
いや、だから三千里もない。
それなのに、なぜこんなに遠い。
ようやく息子の家に到着。
琥珀ちゃんがいた。
かわいい💞
ああ、来てよかった。

息子がパエリアまで作ってくれていた。
息子よ、やるではないか。

そして琥珀ちゃんは、かわいい💞
とにかく、かわいい💞
もう、それだけでここまで来た甲斐がある。
……のだが。
暑い。
私は、ぐったりしていた。
琥珀ちゃんに癒されながら、母は静かに消耗していく。
そして帰る時間になった。
夜8時を過ぎている。
さすがに、もう涼しいだろう。
そう思った。
甘かった。
外に出る。
……暑い。
昼間と何が違うのだろう。
「夜」という概念だけが存在していて、気温はまだ昼のままである。
私はまた日傘……は夜なので差さない。
ネッククーラー…は冷やし忘れたので、ただの荷物になった。
そして、空のマイボトルを握りしめ、帰路についた。
走れ、もちこ!
……いや、走れない。
もう、そんな体力は残っていない。
無事に帰るだけで精いっぱいだった。
もちこ⚓️無事に生還!
こうして私は、息子をたずねて三千里の旅を終えた。
三千里どころか、神奈川県から都内まで🤣
それなのに、気分は大冒険だった。
若い頃なら、これくらいの外出で、ここまでぐったりすることはなかった気がする。
やっぱり、あれだろうか。
歳のせいだろうか。
それとも、暑さのせいだろうか。
……たぶん、両方だ。
(次の日まで、ぐったりしていた)
でも、琥珀ちゃんに会えた。
息子の作ったパエリアも食べた。
だから、よしとしよう。
ただし、
次に息子が「暑いから行かない」と言ったら、今度は素直に「そうね」と言おうと思う。
…いや。たぶん、また行くかも。
のど元過ぎれば、熱さ(暑さ)忘れると言うし…
そして、琥珀ちゃんが待っているから💞
走れ、もちこ!🏃
今日もお越しくださりありがとうございます🌙
ヘッダー画像は、肩車する息子と琥珀ちゃん💛
